老中の市井日記

理想を失うことなく老いの中を楽しみながら、日々発見、日々刺激、日々出会いを大切にしていきたいと思っています

都市とコミュニケーションのデザイン

2011-09-19 21:31:23 | 勉強
今日の午後、大阪市役所のロビーでクリエイティブビジネスフォーラム2011
「都市のコミュニケーションのデザイン」を聞きに行きました。

大阪市では歴史的にも価値の高い御堂筋のブランド力を高め、大阪の新しい
都市魅力を引き出すため、クリエイティブ・デザインを切り口に、新たな価値を
生み出し世界に誇れる御堂筋デザインストリートの形成を目指しています。

そのムーブメントづくりとして開催した、デザインイベント「御堂筋デザイン
ストリート2011」の締めくくりとしてこのフォーラムを開催してます。

最初の問題提起を大阪府立大学卒業のコミュニティデザイナーの山崎亮氏
(studio-L代表)が行い、三者討論のコーディネーターもやりました。

三者討論のスピーカー:鷲田清一氏(前大阪大学総長)
           平松邦夫氏(大阪市長)

都市再生の鍵となるコミュニティのあり方について議論をしました。
会場にはキャンセル待ちの市民が多く訪れ、熱気がムンムンでした。

気になるメモ:
・クリエイティブデザインは大阪市の4本の柱の一つ
・デザイン:社会的な課題を美し解決して行くのもデザイン
・コミュニティ:同じ志を持った人たちの集まり
・街をおもしろく(楽しく)使いこなせる人たちが重要
・市民が街にかかわっていく
・人が人を呼ぶ
・有馬富士は現在年間75万人の来場者
・公共空間のアクティビティは地域コミュニティからテーマコミュニティへ
・デザインは De と sign 
・デザイナーにお願いしたいこと
 ①人々を受身にさせないこと
 ②多義的なものをそのままに(ゾーニングしない)
 ③批評性があること
・思想が必要
 体を楽にさせる ⇔ 体をアホみにさせない(使う人が工夫する)
  ex:薄味は、体が味を追いかけていく
    人の感覚を誘発するもの
・市民を客にしない
・大阪市の川のそばの建物は、川に向かって建てる
・少数意見を含めたいろいろな意見をまとめるスキルが必要
・お上に任せないで、市民が決める
・口語哲学

また、いろいろと刺激を受けました。ありがとうございます。


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