しーがるぱらどっくす

腹が立つことに対してカッカせず、逆説的な考え方で納得するためのブログ

なぜ野菜を廃棄する必要があるのか?

2006-11-22 12:58:55 | パラドックス(政治)
これらの野菜は、中国産のものには一切頼っていないの?

暖秋で露地物野菜暴落、「豊作貧乏」嘆く農家(読売新聞) - goo ニュース

白菜・大根豊作で値崩れ 今年初の産地廃棄(朝日新聞)

スーパーへ行くと、日本産のものもあるけど、中国産の野菜も結構多い。

いざという時のために、自給率を下げすぎないことも対策しないといけない。
豊作で値下がりしたときは、そのチャンス。

農家を守ることは必要なので、次のようにしたらどうだろう?
廃棄量により交付金を払うのではなく、出荷量により交付金を払う。

農家を守るという目的で、交付金を使うならこれで守れるはず。
しかも、消費者は安く野菜が手にはいるので、消費量も増える。

一見、すべてがうまくいくように見えるこのやりかた、実は困った問題が出てくる。

何か?

中国産など、外国産の野菜の売上が落ちることである。

ただでさえ、有毒物質たっぷりがばれてしまい、日本の消費者が外国産野菜に疑いの目が向けられている時に、日本の野菜の方が値段も安いとなると、外国産野菜がまったく売れなくなってしまう。

そうなると、日本へ輸出する目的で生産していた野菜が輸出できなくなる。

本当にやさしいなぁ。
外国人に対しては。

だから、僕は自給率を下げないために、いくら高くても日本産を買うんです。
日本産と外国産があり、選択できる場合に限りですが。

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2 コメント

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Unknown (mimi)
2006-11-22 20:05:25
だから、僕は自給率を下げないために、いくら高くても日本産を買うんです。・・・ありがたいですね~。
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Unknown (しーがる)
2006-11-22 22:59:29
コメントありがとうございます。今日、スーパーに行ってきて、白菜と大根の値段を見てきました・・・。安くない!安くないよ、全然!!
出荷の単価があれだけ下がっているのに、消費者に還元されていないってことは、おいしいところを取っているのは卸売りか、小売店か・・・。環境による価格変動は、「上がりやすく、下がりにくい。」
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