人口減ってます

小さな島、サイパンですが…
人口が10年前に比べて22.2%も減ったそうです。

今朝の新聞。
去年行われたアメリカの国勢調査の結果第一弾が出たようで
北マリアナの人口は10年前に比べて減ったそうです。

10年に一度の国勢調査、私も去年、書きましたよ。
うーん、私もサイパンに来てそろそろ10年。
丁度来た頃と今の比較になりますね。

という訳で2000年には69,221だった北マリアナの全人口は
2010年4月の時点で53,883に。
サイパン島の人口は62,392人から48,220人へと減っているそうです。

あれからもう1年たってますから、さらに減ってるかもしれません。
縫製工場で働いていた外国人や、不景気で仕事を失った外国人、
そして景気の悪いサイパンを後にして、グアムやアメリカ本土へ
向かったローカル達…。

日本人の間でも、この10年でずいぶんいろんな方が
帰国したような気がします。

この上今年の11月で、現在外国人に許されている滞在許可証が
すべて無効になり、みんなアメリカの何らかのビザを
取らなくてはならなくなりますから、
今後さらに外国人が減り、人口も減る事になるでしょう。

カトリックのローカルやフィリピン人がガンガン子供を
産んでいるというのにね…。

この国勢調査の第一次レポートが発表された事について
知事は「とてもうれしく思っている。人口の実態がわかれば
アメリカからの援助金も、より公平にこの島にもらうことが
出来るだろう」という謎のコメントを発表。
やっぱりお金もらう事しか考えてないのねーと思うのですが、
人口へってんだから補助金も減らされるんじゃない？
ま、それ以前の問題か…。