Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

関東戦国の大乱

2011-09-19 03:53:58 | Weblog
群馬県立歴史博物館 2011年7月16日~9月18日

 このチラシを見て、関東管領と古河公方の勢力圏は利根川を境に関東を縦に分けていて、八犬伝の舞台が古河公方側であることがよくわかりました。『梅花無尽蔵』なぞ見てお!と思いました。このころの文化がもっと知りたい~
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マルク・シャガール版画展 この愛しき世界 宇都宮美術館所蔵作品を中心に

2011-09-19 03:51:03 | Weblog
群馬県立近代美術館 2011年9月17日~11月3日

 改装中の宇都宮美術館のシャガール版画連作に群馬の所蔵品を足したもの。シャガールがいっぱい、って感じ。
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大雅・蕪村・玉堂と仙

2011-09-19 03:43:00 | Weblog
出光美術館 2011年9月10日~10月23日

 「笑い」でつなげてみた南画と仙の展覧会。大雅・蕪村・玉堂と並べてしまうと若干仙つらいものがある。大雅「十二ヶ月離合山水図屏風」は伊達に重文ではないのだなあと感心。画家としての大雅と蕪村はほぼ同等と思いますが、出光コレクションは大雅のほうが質量充実という感じですね。「笑い」で室町水墨なんぞ出てるのはさすがである。
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実況中継EDO

2011-09-19 03:30:08 | Weblog
板橋区立美術館 2011年9月3日~10月10日

 面白い作品を集めている。切り口としてはプレ近代なので、江戸時代後期の美術展としては時々ある感じ。真景図、事件、博物趣味と三つで盛りだくさん。そして図譜、真景図が必ずしも実況中継でないのが江戸時代の面白さとも思います。展覧会には明治も入ってるけど。川原慶賀とか入ってもいいかな、という気もした。作品としては「銚子名所絵図」、沖一峨「江戸風景図額」(これを見て川原慶賀「長崎港図」を連想)、蹄斎北馬「浅草寺境内図屏風」(越葵文庫にあるし!)、チケットになってるウミガメは描写だけでなく大きさもすごい。
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東海道五十三次展

2011-09-19 03:21:17 | Weblog
平木浮世絵美術館 UKIYO-e TOKYO
第一部 2011年9月3日~9月25日 第二部 2011年10月1日~10月30日

 第一部は平木コレクションの初摺の保永堂版揃いに後摺も一緒に展示。どこが変わったかをいっぺんにおさえることができます。保永堂版て結構山水から離れて日本的なはずだけど(膝栗毛だし)、それでも米点みたいなのはところどころあって、山水の枠組みを生きてるんだなあと思いました。
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菱田春草 没後百年記念特別展 春草晩年の探求―日本美術院と装飾美―

2011-09-14 01:23:17 | Weblog
飯田市美術博物館 2011年9月3日~10月2日

 春草の出身地飯田での没後百年記念特別展は晩年の琳派ぽい画風を中心に。春草の仲間の日本美術院の琳派風作品も多く展示。春草は長野の信濃美術館の方がたくさん出てるけど展覧会としては飯田の方がより面白いかもです。新南画とはいうけど新琳派とはいわないんだな~。下村観山「唐茄子畑」琳派+みょーな写実が印象に残りました。
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生誕100年 菱田春草展 ―新たなる日本画への挑戦―

2011-09-14 01:12:01 | Weblog
長野県信濃美術館 2011年9月10日~10月16日

 菱田春草は長野県飯田市出身。生誕100年の記念展、信濃美術館は美術学校在学期から朦朧体期の作品を中心に。作風がはっきり変わり、中国の古画等もよく学んでいてるので、まことに美術史的な画家という印象を持ちました。うやうやしく飾られがちな春草の作品をまとめてみる絶好の機会でした。飯田市美博は自分のところでも春草展なのに出品している。太っ腹だ。有名な作品のセルフコピー(黒いネコとか)もあるのね。
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長谷川等伯展~「信春時代」 -等伯のプレリュード~

2011-09-14 01:03:01 | Weblog
石川県七尾美術館 2011年8月6日~9月11日

 日本経済新聞の朝刊の連載小説でもおなじみ長谷川等伯。出身地七尾の石川県七尾美術館では平成8年からテーマを変えて毎年長谷川等伯展を開催。今年は信春時代に注目で養父宗清の作品も含め結構絵仏師だったんだなという感じ。近世絵画なものもあるけどそれだけではない。地元の調査で作品を見つけた成果も公開です。曾我派風の達磨図を見て曾我蕭白の達磨を思い出すのでした。
コメント (2)
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越後の大名 

2011-09-14 00:56:35 | Weblog
新潟県立歴史博物館 2011年7月30日~9月11日

 上杉氏が平定した後、江戸時代になって越後は小藩分立でたくさんの大名がいました。越後の大名の資料をいろいろ紹介する展覧会。譜代の小藩で藩主は定府ってとこもあるのね。殿様絵が何点かみられてうれしかったです。
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美の軌跡 前川誠郎の美学 デューラーから中村彜まで

2011-09-14 00:35:50 | Weblog
新潟県立近代美術館 2011年9月3日~10月10日
 
 日本のデューラー研究の権威前川誠郎先生という方がおられまして、東大教授~西洋美術館館長、そして新潟県立近代美術館の初代館長でした。新潟県立近代美術館のカラーを作ったかといえましょう。昨年なくなられた前川先生をしのんで所蔵品を中心によそからも借用してできた展覧会。ジャポニスム・西洋古版画・フォンタネージから近代洋画って感じ。所蔵品から出発しているだけに内容よく練ってあります。西洋美術館からの出品作品も面白いです。カタログで執筆者が記す前川先生のお話も前川先生を存知あげなくても面白いです。
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