Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

ディエゴ・リベラの時代

2017-12-10 22:51:24 | Weblog
埼玉県立近代美術館 2017年10月21日~12月10日

 メキシコからいっぱい借りて、北川民次もフィーチャーして、フリーダ・カーロも出てて、大がかりなのに単館開催で意外。特別展には埼玉県立近代美術館の所蔵品より名古屋市美のほうが多くない?名古屋市美でやらないのか。日本美術もすでにグローバル化してる時代の話なので日本美術ならあれに似てる、とかそういう見方もできるし、ピカソとも接点がある。展示品のなかにあるスペイン語のテキストがそこそこ読めるようになったのでいっそう楽しかった。
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ウェールズ国立美術館所蔵 ターナーからモネへ

2017-12-10 01:37:21 | Weblog
広島、愛媛、熊本、愛知会場巡回済み。
静岡市美術館 2017年11月23日~1月28日
この後福井会場へ巡回

 ウェールズ国立美術館のコレクション展。首都圏も関西も回らない巡回展。イギリスの館だけどフランス近代美術が多少まとまってある、とはいえ有名な人のものがまんべんなくあるわけでもなく特に目玉的な作品があるわけでもなく、展覧会としてまとめるのは大変。ウェールズ行かなくて見られてラッキーみたいな。画家の解説はあるけど会場に作品の解説ないし。ティソがよかった。
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美しき庭園画の世界 江戸絵画にみる現実の理想郷(二回目)

2017-12-10 00:53:06 | Weblog
静岡県立美術館 2017年10月21日~12月10日

 展示替え、画巻の巻替えもあったので再訪。ケースと画面のフォーマットの関係で図録とは違った配置になってるんだな。伝仇英「四季仕女図巻」(大和文華館)ってヌード(ネイキッド?)があるな。春宮画の世界でも使えそうだな。そういえば春画でどんな庭出てきたっけ?伝仇英「九成宮図巻」(大阪市立美術館)、ドラマ「武則天」って本当はこういうところで展開しているのねっ。庭園て建物があって庭だから界画思い出したけど、もしかして界画にも庭へばりついてるのかしら。今度から気にしてみよう。狩野永納「蘭亭曲水図屏風」(静岡県立美術館)にところどころ蘭が生えてるのがいい、鵞鳥に酒飲ませてフォアグラ作るような連想をするがそんなことはない。池大雅「高士訪隠図屏風」(京都府 京都文化博物館管理)の画中画が倪サンぽいのがいつも気になっている。倪サンも庭園好きだったはず。花陽山人は鉢植の園芸やってるな。思えば「唐画もん」にもいっぱい庭園図あったな。原在明「酬恩庵庭園真景図巻」(酬恩庵)って庭のパーツを描いてる絵に見える。勝川春章「美人鑑賞図」(出光美術館)の庭は六義園として、遠景の木がなんか文晁の描く木ぽい。まあそういう剪定が流行ってたのかもしれないけど。野呂介石「阿古瀑布図」ああこれも画家が実見しない真景図だな。狩野養信「鷹狩図屏風」(板橋区立美術館)これが大名庭園の鴨場だとしたら特定の庭や特定の鷹狩と結びつくんだろうな……。全般、名所のように庭を作って、その庭を名所絵みたいに描くんだな、複雑だなと思ったりした。実景を庭のように見るってのもあるしな。
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