Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

没後150年歌川国芳

2011-04-11 20:56:50 | Weblog
大阪市立美術館 2011年4月12日~6月5日
この後静岡会場、東京会場へ巡回

 内覧会に潜入してきました。オーソドックスな展示。監修がしっかりしているので図録もちゃんとしています。作品は面白いですが、前期だけで200点も出てて、総とっかえとのこと。版画で細かいので1列目で見ようとすると牛歩の修行が必須です。そうでなくても結構ボリュームあります。猫好き国芳にちなんで会場入り口とか猫の足跡貼ってあってかわいい。
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若冲水墨画の世界

2011-04-11 20:47:43 | Weblog
相国寺承天閣美術館 2011年3月19日~5月10日

 常設の「葡萄小禽図」「月夜芭蕉図」に加えて修理後の障壁画35面を展示。若干補筆があるのですがこれだけまとまってあるのは貴重。地塗り・外グマなどよく見えます。水墨の掛け軸も多数展示。白黒若冲だった。林良「鳳凰石竹図」を若冲が写すとああなっちゃうのね。4月12日から5月10日は、この若冲・MIHOの芦雪・大阪市美の国芳と奇想めぐりができるのでした。

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法然 生涯と美術

2011-04-11 01:55:00 | Weblog
京都国立博物館 2011年3月26日~5月8日

 法然は800回忌 東京では法然と親鸞合同展で東博平成館で予定されているのですが、仏教ものは京博のほうが得意かも、と思ってこちらも見ることに。見応え十分。肖像とは何かを考える材料がいくつか。あと胎内納入品に興味がある。ゆかりの美術でもじゃんじゃん名品が出てます。
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親鸞展 生涯とゆかりの名宝

2011-04-11 01:47:35 | Weblog
京都市美術館 2011年3月17日~5月2日

 浄土真宗の祖、親鸞様750回忌記念。門徒のはしくれ行かずばなるまい。本願寺展+東本願寺の名宝という感じ。いまいち華やかな美術品は少なく仏教展という趣。いいんです。南無阿弥陀仏南無阿弥陀仏 東京では東博平成館で法然と親鸞(親鸞は法然の弟子)合同展なのでそちらはもう少し美術いっぱい出すのかな?
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開館50周年記念特別展Ⅰ 女性像の系譜―松浦屏風から歌麿まで―

2011-04-11 01:38:52 | Weblog
大和文華館 2011年4月3日~5月8日

 大和文華館の松浦屏風を取り入れた、近世初期風俗画+京の美人画(昔の京都文化博物館の展覧会見逃してる)+千葉市美術館など所蔵の江戸の美人画展 現館長氏が千葉市美術館時代に集めたものをたくさん借りている。みっちり見るべき作品が出ている。歌麿はさすがいいのばっかりだった。芦雪の美人図が見られてよかった。すでに評価が定まったもので基本的に構成して、ちょっと新出とか再発見とか冒険する展覧会は安心して見られます。
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桃源万歳! 東アジア理想郷の系譜

2011-04-11 01:30:27 | Weblog
岡崎市美術博物館 2011年4月9日~5月22日

 館長先生念願の桃源展 地震のあとなのにアメリカから作品が来てるよ。中国絵画、日本近世絵画の桃源もの。鈴木鵞湖作品の元になった中国絵画が出てきたとは。あとワタシは袁派が好きなのを再確認。江戸時代には唐画の画題だったのね。近代における桃源郷的世界には拡大解釈した農村ユートピア絵画など。あとは現代美術も。図録は大物学者が多数執筆。館自体が桃源郷みたいなところにあって公共交通機関での訪問は修業に近いものがありますが貴重な展覧会です。
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