山種美術館 2010年7月17日~9月5日
アメリカの美術館のようなアクリルボックス(もしくはアクリル板)で隔てた展示。距離が近いのはいいがアクリルにちょっとでもキズがあると気になる。意外と琳派多い。琳派と土佐派と復古大和絵の境はどこにある?其一「四季花鳥図屏風」はなんだか野蛮。狩野永岳の葉っぱの描写に萌える。寛政文晁は唐画だな。伝芦雪は画風も署名もハンコも合わないと思う。岸連山って江戸のうちに死んでるのね。吉祥画題なんだろうけど取り合わせやちょろちょろ上にあるバラ珍しい。是真の漆絵画帖、見る角度によって違って見えるのがいい。狩野芳崖「芙蓉白鷺」は一路栄華の吉祥画題ですな。