Seachang's room

見に行った展覧会の私的な感想です。皆様の展覧会行脚にお役立てください☆
コメントお待ちしてます。

江戸の美術

2009-01-21 23:21:02 | Weblog
平野美術館 2009年1月10日~2月8日

平野美術館の所蔵品と個人コレクター(たぶん)の作品展示。『楽翁画帖』額装なのでいっぱいみられます。絖本の画帖。桜町中納言て琳派しか知らなかったけど土佐派にもあるのね。有名だけど見ることの少ない藻を刈る一鳳(ミュージアムピースにはなりえない作品群というものもあるのだ)。鈴木百年「伏見稲荷鳥居燈籠図」ぬぼーとした感じが好ましい。桃扇舎指月、一指とかあの辺の肉筆浮世絵な感じ。猫美人で女三の宮か。
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寿ぎと幽玄の美 国宝 雪松図と能面

2009-01-21 00:27:56 | Weblog
三井記念美術館 2008年12月10日~2009年1月24日

まとめて重要文化財になった能面を主とした展示。能楽にちなんだ茶道具、うまいな。しかし、最初の部屋で「能面はどこですか?」と尋ねる人を見かけました。絵画は少数ながら、清長肉筆(これ清長のなかではきわめて洋風画風じゃないか?)、日月松鶴、雪松図という大物そろいぶみ。雪松図は白いところがキモだな。あと梅花双鶴図小襖を見て応挙のもっさり感を実感。素絢は光琳風ですな。能面、乱れる髪というのが記号なんだな~と思った。お客さんは能面に夢中。みんなそんなに能面が好きか・・・・・・
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