シーバス世を泳ぐ

旅行や美味しいもの、ときどき政治や経済などのお堅いネタ…思いのままに書き綴ります。

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『天空の蜂』東野圭吾著

2015-08-23 11:29:53 | Weblog
「爆発物を積載した超大型ヘリを高速増殖炉に墜落させる。それを防ぎたければ日本中の原発を即刻使用不能にせよ」──。「天空の蜂」と名乗る犯人が仕組んだ恐るべき犯行。超大型ヘリはすでに原子炉上空千数百メートルでホバリングを始めていた。だが犯人にも誤算があった。コンピュータによって遠隔操作されるヘリ内部には、子供が閉じこめられていたのだ。原発が、子供が、日本が危ない!!(アマゾンより)

東野圭吾の20年前の作品です。今度映画になると聞き、読んでみました。やはり、東野作品は古いものの方が良いですね。書き込み方が違います。そして、東日本大震災による福島第一原発事故のことを想定していたかのような内容。東野圭吾の慧眼はたいしたものですね。500ページ弱のボリュームがありますが、展開が速く、あっという間に読みきってしまいました♪内容に深みのあるサスペンスになっています。初版から20年経った今にこそ、読むべき一冊だと思います。

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ラプラスの魔女(東野圭吾著)

2015-08-06 00:07:37 | Weblog
円華という若い女性のボディガードを依頼された元警官の武尾は、行動を共にするにつれ彼女には不思議な《力》が備わっているのではと、疑いはじめる。同じ頃、遠く離れた2つの温泉地で硫化水素による死亡事故が起きていた。検証に赴いた地球化学の研究者・青江は、双方の現場で謎の娘・円華を目撃する‐。(本書帯より)

東野圭吾の最新刊です。帯には「東野圭吾が小説の常識をくつがえして挑んだ、空想科学ミステリ!」とありますが、実際にありそうな話として仕立ててあるところが、東野圭吾の上手さだと思います。上記のとおり、離れた2つの場所で起きた死亡事故が、どう繋がっていくのかも、上手く考えられていますね。事件の真相の意外性も含めて、よく創り込まれた作品に仕上がっていると感じました。ただ、そろそろ『容疑者X』のような、人生の深い悲哀を感じられる作品の発出を期待したいところですね。
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