シーバス世を泳ぐ

旅行や美味しいもの、ときどき政治や経済などのお堅いネタ…思いのままに書き綴ります。

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鳩山内閣の支持率 危険水域へ

2010-05-31 12:08:19 | Weblog
 鳩山内閣の支持率が20%前後と、危険水域に入ってきました。米軍基地移設問題や口蹄疫への対応を見ていると、世の中の人が失望するのも当然ですね。ガソリン税の暫定税率、後期高齢者医療制度、高速道路無料化、何一つ実現できていません。子ども手当が6月から支給開始となりますが、そもそも賛否のある子ども手当なんざ、成果として数えられるとは思えません。また、「仕分け人、妻に比べりゃまだ甘い」なんてサラ川にありましたが、どうやら、狙い撃ちにあった組織が“バカを見た”だけのようです。仕分けは、まず、国会議員自身の仕分けから始めたら良いと私は思うのですが。
 ところで、小泉退陣後…安倍、福田、麻生、鳩山と似たような政権が続いていますね。もちろん皆さん総理の座に就いたら、あれもしたい、これもしたい、という思いがおありだったことでしょう。大学に入るのが目的で、入ったら何したら良いか分かんなーい、状態の学生とは違うと思いたい(苦笑)。しかし、鳩山総理の米軍基地移設は別にして(アメリカ相手だしね)、国内政策はなぜ実現できないのか。それは、小泉‐竹中路線以外にやりようがないのだと私は考えます。断っておきますが、当ブログをご愛読くださっている方はご存知のとおり、私は小泉さんのことを好きだというわけではありません。しかし、現在の日本の閉塞状況から考えると、あのやり方を推し進めて行く以外に道はないのだと思うのです。
 私を含めて多くの庶民は、大幅な増税をされたら困ります。しかし、少子高齢社会は否応なしに進んで行く。税金を納める人たちが減って、税金を納めない人たちが増えていくわけですから、消費税を上げる議論は避けられませんね。我々としては大幅な増税は困るけど、特に高齢者の方々は福祉の充実を求める。相反する要求に、どの程度のところで折り合いを付けるのか、といった正直な議論をする必要があるわけです。行政の無駄をなくす、でもこれだけ足らない。税をどれだけ上げるか、福祉のレベルをどの程度にするか。そういったことを慎重に議論し、丁寧に説明をせずして、政治家が自分の役割を果たしているとは言えないのです。そして、我々自身も、都合の悪いことから目を背けることなく、その議論に参加する必要があります。
 先の総選挙で民主党が大勝し、政権交代が実現したことは間違いではありません。政権交代は必要です。しかし、それと都合の良い政策だけに目を向け、着手することとは話が違います。以前も書きましたが、自民党の崩壊は、小泉‐竹中路線を否定したことから起こったと私は考えています。7月11日にも予定されている参院選挙では、現状の日本は本当はどうしなければいけないのか、を正直に話す政治家に数多く立候補して欲しい。人寄せパンダなだけであるなら、野球選手や柔道選手、芸能人は遠慮されたらどうでしょうか。あ、柔道選手としての柔ちゃんは大好きですよ(笑)。
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下流の宴( 林真理子著)

2010-05-27 18:43:07 | Weblog
早稲田大卒の父と地方の国立大卒の母を持つ福原翔は、お受験で中高一貫校に入ったものの、高校を中退していた。その後はフリーターとなり、家出をして、沖縄の離島出身の宮城珠緒と同棲を始める。珠緒も高卒で上京し、リサイクルショップでアルバイトをしている身だったが、当の二人は、その生活に何の不満もなかった。ある事件がきっかけで、珠緒は翔の母・由美子に詰め寄られることになる。学歴もなく器量も悪い珠緒のことが気に入らない由美子は、息子と珠緒を分かれさせようと追い込んでいくのだが、由美子の放った一言が珠緒の心に火を点けてしまった。

由美子-「私の実家は医者だったんです。父親の兄も、私の妹の主人も医者をしています。言ってはナンですけれども、沖縄のどっかの島で、飲み屋をしているあなたの家と違うんですよ」

珠緒-「それじゃ、医者ってそんなにえらいんですか。医者の娘、っていうだけで、そんなにいばれるんですか。医者の娘っていうことで、そんなにえらいんなら、私が医者になりますよ」

そこから、珠緒の猛勉強が始まった…。


 この本は面白かった。最近は人殺しものが続いてたから、本を読んで久々に笑った気がする。もちろんフィクションだが、本当にどこにでもありそうな普通の家庭の話である。誰が説得しても、翔のやる気のなさは変わらない。翔の姉はスカウトされた経験もある美人で、高校時代から玉の輿に乗ることだけを考えている。レベルを落としてまで、合コンに有利なお嬢様女子大に進み、一部上場ではあるが下町にある会社の正社員内定を蹴って、派遣社員として都心に勤める。もちろん、玉の輿に出会うためだけのためにである。
 一方の珠緒は、離島出身者特有の…と言ったら偏見かもしれないが、器量は悪いが、誰にでも好かれる天真爛漫さを持ち合わせた魅力的な女性。そして、具体的に紹介はしないが、珠緒のお母さんがまたすごく良い。この母にしてこの娘あり、といった感じだ。
 本書を読むと、つくづく子育てと言うのは難しいし、人生はどこでどう変わるか分からないものだなと感じる。良い事もあれば、悪いこともある。何かのドラマで「人生元が取れるようにできている」という台詞を聞いたことがあるが、正にそのとおりだと思う。
 いつだったかコンビニで、父親が3歳くらいの我が子に向かって、「○○君、今月はもう1本ジュースを飲んだよねぇー。1月に1本って約束でしょぉー。」と、コンビニ中に聞こえるような大声で言っていたのを耳にしたことがある。知的な感じの若い父親だった。1月1本について、他人の私がどうこう言うつもりはない。それはその家の方針だ。しかし本当にその子のことを考えているのなら、子どもにだけ聞こえるような声で静かに言えばよい。この父親は、きちんと子どもを育てている自分をアピールしているのであろう。あの子はどのように育っているだろうか。本書読了後、真っ先に頭を過ぎったのは、そのことだった。
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模倣犯・下( 宮部みゆき著)

2010-05-24 18:12:11 | Weblog
 模倣犯を読了した。良くも悪くも、宮部みゆきの作品だなと感じた。宮部作品というのは、読者に犯人を推理させないものが多い。比較的に序盤で犯人が明らかになるのである(『レベル7』は例外的)。本作もその例に漏れず、ピースこと網川浩一の本名こそ終盤に明かされるが、早々に犯人が登場する。そして、被害者と犯人、それらを取り巻く人々の丁寧で細やかな心理描写で、読者に読ませるというわけだ。しかし、その語り口は淡々としているというのも、また本当である。はっきり言って、好みは分かれるだろう。私は、やや苦手な部類ではある。
 先日の上巻の記事で書いたように、本作は上下巻ともに700頁級、しかも1頁が上下2段の大作である。そして上述したように、犯人は序盤で判明する。なのに、100万部を超える大ベストセラーになったのは何故か。それは、被害者の遺族、加害者の家族の心理を詳細に、そして的確に描き出しているからだろう。特に、塚田真一と有馬義男の言葉のやりとりには、ジーンと来る人も多いはずだ。真一は義男に救われ、義男も真一によって救われる。人間は強いようで弱く、弱いようで強いものなのだと実感する。また、ピースこと網川浩一と栗橋浩美の、残虐な犯行に至った生い立ちについては、極力事実を述べるにとどめて、その判断-その残虐な犯行そのものは、到底許されるものではないが-を読者に委ねている。
 さて、本作で避けれないのは映画との比較だ。宮部みゆきが試写会の途中で退席したとか、森田芳光監督との対談では終始無言だったとか逸話が残されている。映画のストーリーは、大筋で原作に沿っている。しかし、映画には原作独特の深みがない。これだけの大作を数時間の映画にまとめるのは極めて困難な仕事ではあろう。細やかな心理描写は、小説だからこそできるという部分も当然ある。だが、映画にする際の、ストーリーの端折り方があまりにも下手なのだと、私は感じた。そして、滋子との生放送での対決で、ピース(中井君)の頭が抜けて宙を彷徨い、カメラ目線で爆発するという、現実的にありえない意味不明な演出だけが印象に残る駄作となってしまったのだ(原作の結末はもちろん違う・苦笑)。ただし、本作は映画には向いていないだろう。もう一度、確認の意味で映画を観てみたい気もするが、はたしてレンタル屋に置いてあるだろうか。なお、本作(小説)のあらすじについては、ウィキペディアあたりでご確認されたい。
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かばやき廣川(4)

2010-05-22 12:05:46 | Weblog
 うな重は出てくるまで30分を要する。相変わらず美味い。今日は暑いから尚更か。これは並(並とは書いてないが一番下)だが、昼からガッチリ食べたい人には、量が少ないだろう。休日の遅目の朝食をとった昼なら、ちょうどよいはず。ごちそうさまでした(笑)。
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かばやき廣川(3)

2010-05-22 12:00:01 | Weblog
 肝吸い。お椀ではない器が面白い。
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かばやき廣川(2)

2010-05-22 11:58:33 | Weblog
 山椒が入った小さな陶器も素敵だ。
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かばやき廣川( 埼玉県熊谷市)

2010-05-22 11:42:07 | Weblog
 埼玉県熊谷市に来た。何もこの暑い日に、暑いのが売りの熊谷を訪れなくてもいいと思うだろうが、目当ての店があるのだ。それがこの『かばやき廣川』。私がこの店を知ったのは、京都・嵐山にある鰻料理の『廣川』だ。何気なく京都の廣川をHPで見ていたら、熊谷の廣川で修業した人が開いたことが分かった。熊谷の廣川に初めて訪れてから、もう3年になる。ここのかばやきは、本当に美味い。わざわざ通う価値がある(京都より全然近いしね)。
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宇井ちゃんウエザー

2010-05-18 12:11:21 | Weblog
 私の朝は、ズームイン朝…もとい、今はズームインSUPERか、で始まる。内容的には、朝から難しい話は聞きたくないので、徳光さんのやっていた頃のズームインが好きだ(福留さんは個人的に嫌い・苦笑)。各地を中継で結び、様々な話題を提供してくれる。熱血プロ野球情報でも、各放送局が地元球団を偏狭応援するのが良かった。朝のこれからという時に、政治に対してグダグダと文句を言ったり、残虐な殺人事件の詳しい情報などは要らない。その点、ズームイン朝は良かった。SUPERになってからは、小難しい話が多くなったが(特に最近)、それでも他局よりは見やすいと感じる。
 さて、朝の情報番組で、お天気情報というのは重要だ。天気や気温を確認して、傘を持っていこうか、服装はどうしようかと思案するのである。この春から、ズームインでは『宇井ちゃんウエザー』というコーナーが始まった。担当しているのは、宇井愛美(写真)という若いファッションモデル。最初の頃は、宇井ちゃん一人でお天気情報を報じていたのだが、正直言って下手過ぎた。私も当初、慣れない宇井ちゃんを微笑ましく見ていたのだが、文の区切りが変だったり、根本的に声質そのものが聞き取りにくいのである。おそらく番組サイドもそう感じたのだろう。苦情の電話が入ったのかもしれない。いつからだったか、気象予報士の木原さんたちが加わった。日テレの気象予報といえば木原さん。この人の話し方は聞きやすく、そして分かりやすい。それ以降、宇井ちゃんは画面下に出る時系列のお天気マークを指差しながら、「はい…はい…」と木原さんたちの説明に相槌を打つだけのアシスタントになってしまった。もはや、宇井ちゃんウエザーでも何でもない。
 そして、私は見ていないのだが、7時前にも宇井ちゃんは登場するらしい。その時は一人で天気を報じるのか、先日は、「先ほどの“山陰地方”の読み方に誤りがありました。申し訳ありませんでした」と謝っていた(その時は木原さんも横に居て頭を下げていた)。どうやら、山陰を“やまかげ”と読んだらしい。まぁ、この手の読み間違いは、女子アナでもよくあることだから、ファッションモデルでは仕方のないことだが。
 朝から癒し系美女がお天気を報じるのは、もちろん悪い気はしない。しかし、朝の忙しい時間、天気について的確に知ることができればそれでよい。宇井ちゃんは、ファッションモデルに専念することを心からお勧めする。
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模倣犯・上( 宮部みゆき著)

2010-05-16 22:31:11 | Weblog
 いまさら‐の感は勿論あるが、宮部みゆきの大ベストセラー『模倣犯』を読んでいる。1頁上下2段構成で、上巻が721頁、下巻も698頁ある大作だ。
 どうして今まで本作を読まなかったかというと、それは映画のせいである。何年前の話になるのだろう。模倣犯は、主演・中居正広、監督・森田芳光で映画化され、私は付き合いで、わざわざ映画館まで観に行っている。とにかくひどい映画で、この原作が面白いはずがないと思ったものだ。何といっても、クライマックスの場面‐テレビ番組で前畑慈子(木村佳乃)がピース(中居)を追い詰める‐で、ピースの頭が抜けて中を舞い、最後には爆発して粉々になるのである…。まるで“黒ひげ危機一髪”のような感じだ。これでは原作を読む気はなくなる。最近知ったのだが、映画の試写会に招かれた宮部みゆきは、あまりの出来の悪さに途中退席したのだという。
 しかし、よくよく考えてみれば、約1400頁もある原作を、3時間にも満たない映画で表現すること自体に無理がある…そう思い、たまたま家にあったこともあって読み始めたのだ。上巻読了。感想等は、下巻の記事で書くことにする。
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天龍寺法堂の雲龍図

2010-05-11 20:58:40 | Weblog
 昨年の暮れに上洛した際、天龍寺を訪れた。雲龍図の特別参拝をやっていたので、見てみた時にパチり(笑)。携帯写真の整理をしていて見つけたので、記録として記事投稿しておく。
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