シーバス世を泳ぐ

旅行や美味しいもの、ときどき政治や経済などのお堅いネタ…思いのままに書き綴ります。

新参者(東野圭吾著)

2010-02-28 16:31:34 | Weblog
 ようやく本を読む気力と体力が備わったので(笑)、大好きな東野作品『新参者』と『パラドックス13』の2冊を仕入れた。先に読んだのが、人気キャラクターの加賀恭一郎が登場する最新作『新参者』である。
 日本橋人形町で、離婚したばかりの翻訳家の女性が自室で絞殺される。第一発見者は、学生時代の友人で、被害者と同じ翻訳家の女性。この友人が、被害者宅を訪れる時間を遅らせた数時間の間に事件は起こった。被疑者は多数で、それぞれに謎が多い。この難事件に、日本橋署に赴任してきたばかりの加賀恭一郎が挑む。
 さすがは東野作品で、ストーリーがすらすらと頭に入っていき、あっという間に読み終えた。加賀が、丁寧に被疑者のアリバイの裏付けを取っていくと、被疑者の周囲に意外な人間模様が見えてくる。事件には直接関係のないエピソードでも、加賀はそれらを大事にする暖かさを持ち合わせた刑事だ。その配慮は少しばかり臭い気もするが、人間味あふれるキャラクターは魅力的。読後感は良である。4月からは、阿部寛の主演でテレビドラマ化されるそうだが、そちらも楽しみだ。
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ヨナ 金 、真央 銀

2010-02-26 15:29:51 | Weblog
 女子フィギュアスケートのフリーが終わった。世界が注目したライバル対決は、キムヨナが歴代世界最高得点となる228.56で金、浅田真央が205.5で銀となった。
 ヨナのとてつもない得点が出た時点で、真央ちゃんがトリプルアクセル(3A)を2回跳び、その他がノーミスでも、逆転の金がないことは決定的だった。その真央ちゃんは、序盤の3Aは2回とも決めたが、後半のジャンプで2回のミス。カナダのロシェットがパーフェクトだったら銅だったかもしれない。
 それにしても、真央ちゃんも、ロシェットも、200点を超える高得点。どちらが金でもおかしくない点数である。しかし、ヨナは二人を遥かに上回っている。憎らしいくらいに強いヨナだが、この高台に上り詰めるまでの苦労は、並大抵のものではなかっただろう。「金メダル確実」の重圧も相当だったに違いない。それは、演技を終えた後に見せた涙(写真)、そして表彰台で見せた涙が物語っている。ヨナ、本当におめでとう。真央ちゃんも、ロシェットもよく頑張った。

※写真は読売新聞HPより
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真央 VS ヨナ

2010-02-25 08:25:43 | Weblog
 昨日、注目の女子フィギュア・ショートプログラム(SP)が行われた。SPが苦手な浅田真央(写真)は、ノーミスの演技で73.78の高得点をマーク。直後に滑走するキムヨナにプレッシャーが掛けたかと思いきや、SPの世界最高記録となる78.50を叩き出した。
 今朝のスポーツ紙によれば、真央のコーチ(ロシア人の大きなオバサン・笑)は、5点近い点差は判定がおかしいと語ったそうだ。ネット上でも、同様の書き込みが多いらしい。男子フィギュアで銀メダル終わったプルシェンコも判定を批判していたが、私はそうは思わない。どちらに金を取らせたいかという目で見なければ、昨日の演技はトリプルアクセルを跳ばなくても、ヨナの方が上。男子で言えば、4回転を跳ばなかったが、ライサチェックの方がが上だった。
 昨日の真央ちゃんは、たしかにノーミスだったがガチガチで、序盤のトリプルアクセルも「はい、何とか跳びました」といった感じ。演技が終わった時に、胸に手を当て安堵の表情を浮かべたことからも、相当に緊張していたことが窺える。一方のヨナは終始、自信に満ち溢れた表情と態度。事前練習では、「調子が悪い」などという報道もあったが、そのような様子は全く感じられなかった。これが5点近い出来栄え点の差なのだろう。
 フリーはSPとは逆の順番で、ヨナが先で、直後に真央ちゃんだ。ヨナがSPと同様に完璧な演技を見せれば逆転は難しいだろうが、何が起こるか分からないのがオリンピック。真央ちゃんには、生き生きと、そして伸び伸びと、氷の上を自由自在に滑ってもらいたい。何のスポーツでもそうだが、敵は目の前の相手だけでなく、常に自分自身の中に居るのである。

※写真は読売新聞HPより
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真澄 純米吟醸 あらばしり

2010-02-21 11:52:30 | Weblog
 先日、日本酒を愛好する知人から日本酒を頂いた。長野県は諏訪の酒、『真澄 純米吟醸 あらばしり』(宮坂醸造㈱)である。真澄は飲んだことがあるが、あらばしりは噂には聞いていたものの、初めてだ。昨夜は御誂え向きに鱈ちり鍋。さて一口…やや甘めだが美味い。そしてまた、鱈ちり鍋によく合う。宮坂酒造のHPによれば、「ハンバーグやタンシチューなどこくのある洋風料理。炭火焼にも」良いそうだ。
 最近お気に入りの臥龍梅(過去記事参照)は超えなかったが、なかなかの酒だった。高天といい、諏訪のお酒もレベルが高い。1月末から発売し期間限定品のようなので、興味のある方はお早めに。
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ロイズのポテチクランチチョコレート

2010-02-19 08:28:21 | Weblog
 義妹(弟の嫁)から貰ったバレンタインデーの義理チョコ。ロイズの生チョコは好物だが、チョコレートチップスは苦手。しかし、このポテチクランチチョコレートはとても美味かった。1箱(何個入っているだろう?)を一気食い(笑)。ただし、難点が一つあり、とても硬い…。歯や顎の弱い人は、袋内で砕いてから開封し、少しずつ食べることを勧める。
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1ヶ月の“ヶ”

2010-02-17 12:48:01 | Weblog
 「1ヶ月の「か」はなぜ“ヶ”なの?」 先日、小5の息子から尋ねられた。子供の質問と言うのはシンプルだがドキッとするものが多い。「1ヶ月はなぜ30日と31日があるの?」というのもあった(過去記事参照)。私は、「1“箇”月が正しいけど、箇は画数が多いから、省略して、竹冠の片方だけを書くようになったのが定着したんじゃないかな」と推測回答を出した。しかし、子供の質問には正確に答えなければならない。こういう時、インターネットは便利である。早速、調べてみた。
 まず、「いっかげつ」には、「1か月」「1カ月」「1ヵ月」「1ケ月」「1ヶ月」「1箇月」「1個月」くらいの書き方がある。では、どれが正解なのか。国立国語研究所によれば、基本的にはどれを使っても構わないらしい(笑)。ただ、役所が出す公用文では、算用数字のあとはひらがなの“か”を、漢数字のあとは漢字の“箇”を用いているとのこと。ちなみに、法律は日数表記が多いが、刑法では「三月」というように間に何も入れない。
 では、なぜ“ヶ”が「か」なのか。まず“ヶ”はカタカナの“ケ”ではない(あえて“ヶ” “ケ”と表記したが大文字・小文字の違いではない・笑)。“ヶ”は“箇”の省略形で、“箇”→“个”→“ヶ”と変化した。たまたまカタカナの“ケ”に似ているというだけで、カタカナの“ケ”は「介」が元で、別の字なのだそうだ。加えて言えば、「1ヶ月」「1ヵ月」と“ヶ”と“ヵ”と小文字で書くのは、本来は誤用とのこと。しかし、「1ケ月」より「1ヶ月」の方がバランスが良い気がする…と、こんな感じで一般的には小文字が定着したのだろう。もちろん「1个月」でも間違いではないそうだが、これでは何かの暗号のようで訳が分からないな(苦笑)。私の推測回答である「竹冠の片方」ではなかったが、“ヶ”=“箇”は合っていたので、一応親の面目は保てて何より何より(笑)。
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高木屋老舗の草だんご

2010-02-15 19:51:45 | Weblog
 母親が帝釈天に行くというので、高木屋老舗の『名物 草だんご』を土産に頼んだ。高木屋は、男はつらいよの「くるまや」のモデル。高木屋の近くに「とらや」という、いかにも寅さんに所縁のありそうな団子屋があるが、こちらは、男はつらいよが始まった後に同名に改名したらしい。
 高木屋の草だんごは、添加物を一切使用しないため、消費期限は当日限り。よもぎの味が効いていて、とても美味い。寅さんファンの私としては、帝釈天に行き、ぜひ店内で食べてみたいものだ。一緒に買ってきた鶯庵やぶ忠の『豆板』という落花生の菓子も美味かった。こちらは、明日の職場おやつにしよう(笑)。
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名古屋マリオットアソシアホテル 総評

2010-02-14 15:30:30 | Weblog
 初名古屋の宿には、栄の東急、金山の全日空と悩んだ末に、名古屋駅直上の名古屋マリオットアソシアホテルを選んだ。客室は最下階でも20階で、最高階は49階である。私が泊まったのは中の上、39階のスタンダードツイン。北側(オフィスタワー側)以外は全て夜景がよく見えるとのことだったが、繁華街側(東側)にはスタンダードツインは配されていないという。西側は電車ホーム側なので電車や放送の音が気になったが、東側に勝るとも劣らない夜景だというので、西側高層階をリクエストした。ちなみに、オフィスタワー側は景色が見えない代わりに、シャワーブースが付いた広い部屋(デラックスツインと同等)だそうだ。しかし、せっかく遊びに来ているというのに、他人と言えども働く姿を眺めたくはない(苦笑)。
 ホテルのフロントは15階にある。駅直結だから、雨の日でも濡れることはない。ホテルの入口は、京都グランヴィアのように分かりやすくない。新幹線の改札を出て逆サイドの桜通口へ向かい、高島屋の脇を曲がる。近鉄名古屋駅に下りていく目の前に小さな看板が出ていて、15階のフロントへ上がる3基のエレベーターがある。1階にはホテルマンは居らず、2階の車寄せと手荷物預かり所(こちらは広い)に数人が配されている。チェックアウトの際、15階のフロントで預けた荷物を2階で受け取れるのは便利だが、1階で受け取れるとさらにありがたい。
 部屋はスタンダードでも十分に広く、内装や調度品も立派に見える。ベッドは硬くて私好み。なかなか寝心地がよかった。水周りは、バス・トイレ・洗面が1室だが、それほど狭くは感じない(広くはない)。洗面とバスの間に袖壁があるので使い勝手はよいのだが、バスの上に照明がないため暗い。アメニティーやタオルは十分に用意されている(ウォッシュタオルがないのは残念)。パジャマはワンピースで、バスローブは用意されていない。
 夜景は素晴らしかった。初日こそ、雨で靄がかかり駅前付近しか見えなかったが、天気の回復した2日目の夕方から夜は、夕焼けから夜景まで、素晴らしい景色を楽しむことができた。フロント前から東側を眺めたが、東西ともに同レベル。むしろ東側は、部屋によってはミッドランドスクエアが邪魔をして見づらいかもしれない(西側は高層建物が全くない)。39階でこれほどなのだから、49階というのはどんな夜景を見ることができるのだろうか。ただし案の定、電車のガタゴト音は気になった(放送音は聞こえなかった)。神経の細やかな人は、少し奮発して東側の部屋にした方がよいだろう。
 ブッフェの朝食は、初日(金曜の朝)は美味かった。しかし2日目は、全体的に質が落ちていた。置いてあるメニューは同じなのだが、果物など前日よりも小さくカットしてある。パンの味も悪い。最初は私のコンディションが悪いのかと思ったが、連れも同様の感想だった。宿泊客の多い土日の朝は、量も質も落とすのだろうか。スタッフの質も明らかに悪かった。
 サービスは、今回は食器を頼むことはなかったし評価できない。一度、伊勢への近鉄線急行の時刻を尋ねたが、「特急でも2時間かかりますよ」と特急を勧められた。しかし途中で、「あ、急行でも1時間40分くらいですね」と訂正していた。前述したが、チェックアウトの際に、荷物を預かってもらえるかと尋ねた時、「こちらでお預かりして、2階でお荷物をお受け取り頂くこともできます」と答えたのは普通のことだろう。
 名古屋マリオットアソシアホテルは便利だった。真下には高島屋があり、目の前には名鉄デパートがある(松坂屋は使えない)。エスカ等の地下街も直結だから便利だ。JRはもちろん、地下鉄・近鉄・名鉄も通っているから交通至便。特に伊勢参りに利用した近鉄線は、1階のホテル出口の目の前に乗り場(地下へ下りる)がある。繁華街・栄にある東急に泊まったことはないが、駅周辺で十分に事は足りるし、交通の便がよい方がアドバンテージが大きい。また名古屋を訪れることがあれば、迷わずに、名古屋マリオットアソシアホテルを選ぶだろう。

※外観や部屋の写真は過去記事をご覧ください。
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伊勢参りを終えて

2010-02-14 14:23:14 | Weblog
 私は予てより、伊勢神宮に行ってみたかった。昨年の夏に平泉の中尊寺金色堂を訪れたので、次は伊勢神宮だと考えていた。その後押しをしたのが、当ブログで紹介した『一個人2月号』。神社と日本神話について、その概略を紹介した記事を読んで、ますます行きたい気持ちが高まったのである。それは出雲大社にも繋がるのだが、出雲は雪の心配がない時期に行くことにしよう。
 都市としての伊勢市にはパワーを感じない。駅周辺は、伊勢市も宇治山田も寂れている。だが、最近の言い方をすれば、神社のパワーは凄い。私は、新興だろうが何だろうが、宗教というものは基本は同じだと思っているが、歴史がその宗教を正当化してくれる。簡単に言えば、宗教も商売も早い者勝ちなのだ(苦笑)。しかし、伊勢神宮は皇大神宮(内宮)・豊受大神宮(外宮)ともに荘厳な雰囲気だった。清水寺や銀閣寺といった京都の古刹とも違う独特の雰囲気を持つ。これで私が信心深くなったということはないが(笑)、若い人も一度は訪れることをお勧めする。ちなみに生まれて初めて御守りというものを買った(写真)。本厄の今年、神の親分の御守りなら効果があることだろう。
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名古屋 総評

2010-02-14 14:00:02 | Weblog
【名古屋メシ】
 私らしく食事のことから書こう(笑)。初日の『あつた蓬莱軒』のひつまぶしは美味かった。鰻の焼き方、タレの味、パーフェクトである。そのまま1/4、薬味1/4は最高。お茶漬けはイマイチで、1/ 4ではなく1/8の量にして正解だった。残りを、そのままと薬味で美味しく食べることができた。一緒に頼んだ熱田神宮奉納酒・草薙も、初めは「薄いな…」と思ったが、ひつまぶしをアテに飲むと絶妙だった。この飲み方が正しいのだろう。それに引き換え、『矢場とん』のわらじカツは全然駄目。肉は薄く、油も悪い。肝心の味噌も中途半端な濃さで不味い。こんなものは観光客だけで、名古屋人は食べないのではないだろうか。高島屋の地下で買った手羽先は冷めても美味しく、ビールに合った。最終日にエスカで食べた『山本屋本店』の味噌煮込うどんも美味かった。麺はとても硬かったが、汁とのバランスでこの硬さが最適なのだろう。『コメダ珈琲』のシロノワールも良かった。名古屋は、大阪よりも美味しいものが多いと思う。

【名古屋観光】
 名古屋で観光できるのは、名古屋城と熱田神宮くらい。私も利用したメーグルという観光スポットを周る循環バスは便利だが本数が少なく、実際には名古屋城くらいしか用はないので、地下鉄を利用したほうがよいだろう。JRセントラルタワーズやミッドランドスクエアといった駅周辺のランドマークビルは、東京のそれと同内容で新鮮味はない。今回の私のように、伊勢参りの宿に利用するくらいで丁度良いだろう。ただ、名古屋人は全体的にマナーが良く、どこかの関西地区のような不快な思いをすることはなかった(笑)。地下鉄が発達しているので、どこへ行くにも移動に不自由はないだろう。
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