シーバス世を泳ぐ

旅行や美味しいもの、ときどき政治や経済などのお堅いネタ…思いのままに書き綴ります。

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千葉と大阪の未成年による集団暴行殺人事件

2007-02-28 12:15:46 | Weblog
今月17日と24日、女を巡る未成年者の凶悪事件が相次いだ。
千葉県香取市で17日、篠塚裕也(18・溶接工)が農業用ため池で他殺体で発見された事件で、塗装作業員の男(19)が、溶接工の男が運んだ自動車を焼いた器物損壊容疑で逮捕された。鉄パイプなどで集団暴行のうえ、農業用ため池に生きたまま投げ込み、証拠隠滅のため自動車を燃やしたとみられている。供述によれば、「殴り続けていたら動かなくなった。死んだと思い、土地勘のある貯水池に捨てようと皆で決めた」そうだ。原因は、女との交際を巡ってのトラブルだという。
大阪市旭区で24日、江口時斗(16・とび職)が淀川でバイクに結び付けられた遺体で見つかった事件で、会社員の男(16)ととび職の男(16)が死体遺棄容疑で逮捕された。会社員の男は、とび職の男らを誘い、江口を河川敷に呼び出して木刀で暴行を加え、バイクとともに淀川に沈めたとみられている。原因はやはり、女(14歳の女子中学生)との交際を巡ってのトラブルだという。
東西、同じような事件だ。間男が少々シメられるのは仕方がない。しかし、殺すまでやってはいけない。香取市の事件は、加害者と被害者は遊び仲間だそうだ。それを、瀕死になるまでボコボコにし、死んだと思うや池に投げ捨てる。そして、証拠隠滅のため運んだ車を燃やす。大阪の事件もおそらく、殺すつもりはなかったのだろう。しかし、死んでしまった。そこで、バイクを重り代わりに死体を沈め、犯行が発覚しないようにした。いずれの事件も、手加減を知らない幼稚さと、殺害後の狡賢さが同居している。そして、殺しても動転せず、冷静に目の前の事態を処理していることに私は驚く。毎日こうした凶悪事件の記事を書かねばならないことは、とても残念である。日本の社会は、完全に溶解してしまったのだろうか。
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実親・実子を焼き殺した極悪非道女

2007-02-27 12:15:41 | Weblog
-実の両親と、自分で生んだ子を焼き殺す-埼玉県熊谷市で1月29日、斉藤三郎さん(78・無職)方が全焼し、斉藤さんと妻の栄子さん(61)、孫の蓮ちゃん(5)の3人が焼死した火災で、斉藤さんの二女で蓮ちゃんの母親の綾(26・パート従業員)が、殺人及び現住建造物等放火容疑で逮捕された。綾は結婚後、実家である斉藤さん方の2階で暮らしていたが、数年前に夫と離婚した。その後、蓮ちゃんを家に残して夜遊びをし、金使いも荒かったため、母・栄子さんなどに行いを咎めらていたという。
ここのところ毎日のように殺人事件が報じられており、親子、夫婦、兄弟…誰が誰を殺してもあまり驚かなくなってしまった。むしろ最初に、生き残った身内を疑ってしまうほどだ。しかし、この事件は恐ろしい。人間、これほどまでに非道なことができるものだろうか。綾は、実の親と実の子3人が寝ていた部屋に灯油を撒いて火をつけ、自分は外に脱出して、あろうことか玄関に鍵をかけているのだ。施錠は、3人の脱出を防ぐためか、消防の救助を妨げるためであろう。この女、もはや人間ではない。ド外道や人非人という言葉では、とても言い表せない。死刑は間違いないところだが、地獄に落ちてもなお足らない。
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「使命と魂のリミット」( 東野圭吾著)

2007-02-27 07:35:57 | Weblog
帝都大学病院研修医・氷室夕紀は、内科・外科…といった部署での研修を終え、今、彼女の最終目標である心臓血管外科にいた。夕紀が心臓血管外科医を目指しているのは、中学生の時に父親を大動脈りゅう手術で亡くしたためだった。そして、現在夕紀を指導している西園教授こそが、父の手術を行った執刀医だったのである。しかし夕紀は、父の死は、西園の医療ミスのためだったのではないかと疑念を抱いていた。
そして、多忙な研修をこなしていたある日、夕紀は帝都大学病院宛ての脅迫文を発見する。「帝都大学病院の医療ミスを公表しなければ、病院を破壊する」という内容だった。病院側は単なる悪戯だと思っていたが、やがて2通目の脅迫文が見つかり、院内で小火騒ぎが起きる。犯人は、ある計画の準備を着々と進めていたのだった…。

本作は、東野圭悟氏の最新刊である。私は以前『容疑者Xの献身』の感想で、「もう東野作品は読みたくない。それは、他の作品を読んで失望したくないからだ」と書いた。しかし、それは杞憂だった。東野氏は、人の気持ちを描くのが、本当に上手い。本書も、その例外ではない。読者は、どの登場人物にも、自然と感情移入をしてしまうはずだ。
「人が社会で果たすべき使命と、人としての良心」 日本人が何処かへ置き忘れてきてしまった大切なものを、思い出させ、そして深く考えさせてくれる書であった。
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中村ノリ、ドラゴンズで再挑戦

2007-02-26 08:23:58 | Weblog
「野球小僧として初心に戻って、ユニフォームを着て野球ができる喜びを感じている」中日ドラゴンズの育成選手として正式契約に到った中村紀洋(33・前オリックス・バッファローズ)はそう言った。背番号は三桁の「205」、年俸は僅か400万円だ。
オリックスとの契約更改で、球団側から年俸2億円→9千万円の大幅減を提示され、公傷の扱いなどを巡って交渉がもつれた末の、トレード応諾球団無し→自由契約→中日テスト入団である。週刊誌では「ゴネ損」などと叩かれた。
中村獲得をほのめかすドラゴンズフロントに対して、落合博満監督は当初「ノリは要らない」と明言していた。しかしこれは、落合流の「愛の鞭」だったのではないかと私は思っている。なぜなら背番号205は、落合監督が「近鉄時代5番だったろ」と言って決めてくれたのだ。驕りを捨て初心に戻れ、落合監督はそう言っている。これに応えなければ男じゃないぞ、ノリ!
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武村元蔵相の長男ら大麻で再逮捕

2007-02-25 11:29:57 | Weblog
今月4日、万引き・散弾銃放置で逮捕された武村正義元蔵相の長男・武村俊一(元滋賀文化短期大学助教授・懲戒解雇)が、大麻所持容疑で再逮捕された。俊一は、ネット購入したキットで、自宅で大麻を栽培していたという。
さて私が、嫌いな政治家は?と尋ねられたなら、真っ先に武村の名を挙げる。細かいことはウィキペディアでも御覧願うが、宮澤内閣不信任案可決後に誕生した細川非自民連立政権で、武村は官房長官を務めた。調整役の職にもかかわらず、小沢との対立を自ら演出。そして、小沢と相談した細川が、消費税を7%とし福祉目的税化する「国民福祉税構想」を発表するや、武村は直ちに「過ちを改むるに憚ることなかれ」と述べ、細川内閣を崩壊させた。
細川を誑かした小沢が悪で、それを阻止した武村は善と言われた。見た目やイメージから、国民の多くがそう受け取ったのは無理もない。しかし、私はそうは考えていない。なぜなら、その後、介護保険制度が始まり、現在は40歳以上の人が保険料(という名の税)を払っている。そう遠くなく20歳まで引き下げられるはずだ。そして、少子高齢化が急速に進む中、消費税の福祉目的税化は、今でも提唱されている。つまり、武村の「過ちは…」は、自らがキャスティングボードを握るための発言なのである。それは、細川内閣崩壊後の武村の行動を見れば明らかだろう(ウィキペディア参照)。そして武村の大罪は、非自民政権を短命に終わらせたことである。これからは、万引き・散弾銃放置・大麻栽培のご立派なご子息とともに、ムーミン谷でひっそりと暮すがよい。
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値引きシールの法的解釈

2007-02-24 09:28:16 | Weblog
以前、さすらいの裁判傍聴人・阿蘇山大噴火氏について書いた。昨日のTBSラジオ・ストリーム「コラムの花道」(14時00分~20分)は、阿蘇山氏だった。私が仕事でクルマに乗りこんだのは14時15分だったので、もう終わりに近かったのだが、それでも氏の話に大笑いしてしまった。
紹介していたのは、スーパーマーケットでの万引きの刑事裁判。残念ながら、話の冒頭を聴いていないので、被告人の素性は知らない。爆笑エピソードの始まりは、検察官が万引き総額を「1016円」と説明した時だった。すると裁判官が「えー、ちょっと待ってください…今私が計算してみたら1046円なんですが」と計算間違いを指摘する。「そんなことありません。1016円です」「いえ、何度計算してみても1046円になります」と互いに譲らない。
ここまででも「そんなのどっちでもイイじゃん(笑)」と十分笑えたのだが、ここからが爆笑本番。
「あっ!」と気付いた検察官が、裁判官に諭す「裁判官は、30円の値引きシール分を引き忘れてるんですよ」。夕方になると、刺身や肉、惣菜などに貼られる例の「奥様お待たせしましたシール」(笑)のことだ。しかし裁判官もそれを見落としていたわけではなかった「いえ、値引きシール分は、レジを通る際に値引きされるものです。この場合は値引きされないことになります」。万引きだからレジを通っていない、だから30円は値引かれないというのだ(爆)。そして、この解釈を巡っても、「値引きされる」「いや、値引きはされない」と両者の攻防は続く。最終的には、検察官が「じゃあ1046円でイイです…」と折れて決着がついた。計算間違い指摘から、値引きシール論争に結論が出るまでに要した時間、何と15分。大爆笑である(爆)。
でも、値引きシールの法的解釈は、真剣に考えるとなかなか面白いかも。私の見解は…後でコメントにでも書きましょうかね?(笑)
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ベネッセ前社長 「私はコレ(小指)で会社を辞めました」

2007-02-23 12:17:20 | Weblog
昨日発売の一流週刊誌『週刊新潮』に、ベネッセ社長兼CEO(正確には既に「前」)・森本昌義(67)の女性スキャンダルが掲載された。私はまだ記事を読んでおらず、紙面広告で見ただけだが、その内容(↓)は「特命係長・只野仁」なみに過激なものだった。

部下の妻を「愛人」「社長室長」にした「進研ゼミ」社長
「子供400万人」を通信教育するベネッセ
「セクハラ社長」は人妻と「白昼の不倫キス」
もう受験生も「しまじろう」もビックリ!

うーん、中年サラリーマンの購買意欲(立読み意欲?)を掻き立てますな(笑)。まさに、週刊●●の連載エロ漫画の世界(爆)。そのうちベネッセは、『いぬのきもち』や『ねこのきもち』に続いて、『社長の愛人のきもち』を創刊するかもね(爆)。
余談はさておき、森本は昨年6月に社長兼CEOに就任したばかりだった。東大を出てソニーに入社、同社の取締役からアイワ社長に。その後ベネッセの顧問となり、同社社長兼CEOになった「華麗なる経歴」のエリートである。「英雄、色を好む」なのだろうが、さすがにこれは、妄想の域に留めておかなくてはいけない。
森本の「コレ(小指)で辞任」のせいで、一昨日(新潮の発売前日)、代表取締役会長・福武總一郎(61)が、社長兼CEOを兼務するというドタバタ騒動になった。しかし、「会長兼社長兼CEO」って名刺はカッコ悪いし、出しづらいだろうね。「前社長がコレ(小指)で急に辞めたもんで…」って書いてあるようなものだから (苦笑)。
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「おふくろさん」も泣いている?

2007-02-22 07:13:10 | Weblog
森進一の代表曲「おふくろさん」を巡り、森と老作詞家・川内康範が対立していた。昨年大晦日の紅白歌合戦で森が、オリジナルの歌い出しの前にイントロ風の独自歌詞を付け足して歌ったためだ。老作詞家は「もう俺の歌は歌わせん」と激怒しており、森も当初「もう『おふくろさん』は僕のもの」と譲る気配がなかったが、昨日一転「早めにお会いして謝罪したい」と修正した。
私はたまたま、森が歌う時に紅白を見ていた。曲目は「おふくろさん」のはずなのに、いつも心配掛けてばかりでダメな僕でした♪とか何とか歌い始めたので、「おっ!昌子に公開謝罪か?(笑)」と、オズマなど比べものにならないほどに驚いたが(爆)、そんなに悪くはなかった。しかも、コンサートでは随分と前からこの「プラスαおふくろさん」を歌っているとのこと。そんなに怒ることではないだろう(落ち目の森のために、共謀しての話題作りということも考えられるが)。
そういえば少し前に、松本零士と槇原敬之が、夢が裏切るとか裏切らないとかいう銀河鉄道999の台詞を槇原がパクったとモメていたなぁ。松本は「一言謝ってほしい」と言い、槇原は「たまたま似てしまっただけ」とやはり互いに譲らず、ついには槇原が「そんなこと言うなら『銀河鉄道999』自体、宮沢賢治のパクリじゃないか」と、誰もが言えなかったことを言ってしまった(爆)。そういえばこれ、結果はどうなったの?CMソングで流れてたくらいだから松本が折れたのか?
いずれにせよ、年寄りが口煩いのは世の常とはいえ、こういうのはセコ過ぎだろう。そんなだと、ボケたら檻に入れられちゃうぞ。あ、私も気を付けないとね(苦笑)。
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ぶるーくろす癒海館の入所者虐待

2007-02-21 20:01:45 | Weblog
毎日新聞が昨日1面トップで報じた、浦安市の無届有料老人ホーム「ぶるーくろす癒海館」の入所者虐待とされている写真はインパクトが大きかった。早くもその夜には、告発した元職員が顔切りでカメラインタビューが報じられ、元職員は携帯電話で撮った写真を見せながら、いかに施設が人手不足なのかを熱く語っていた。率直な感想として、元職員の興奮ぶりは尋常ではなく、義憤というよりも、施設に個人的な恨みがあるのではないかと感じた。
しかし報道で見るかぎり、ぶるーくろす癒海館の所業は度を超している。重度の認知症高齢者の場合、時には拘束が必要なこともあろうが(私の祖父がそうだったからよく解る)、根本的な運営思想が誤っているとしか考えられない。
ぶるーくろす癒海館は「ぶるーくろす健康開発協会」が運営しており、その医療管理を医療法人社団「ぶるーくろす」が行っている。しかし、前者の社長と後者の理事長は同一人物(中原健次郎)である。私は、(医)ぶるーくろすのHPを見て驚いた。上手く言えないが、ぶるーくろすが地球の中心なのである。この私が引いてしまったほどだ(苦笑)。多くの人が「ちょっと普通じゃないな…」と感じをるだろう。特に、埼玉県と同県入間市に対する憎悪の記述は凄まじい。
そして、延々と書かれている自画自賛と行政批判の中に、次の一文を見つけた。「拘束(ベッドに患者を縛り付ける)とか、午後5時過ぎには病室の扉をロックして患者を廊下にも出さない、或いは消灯してテレビ・本も見せない、と言った状況が起きている。患者にとっては地獄(?)である」だそうだ。言っていることと、やっていることが全く違う。さて、ご立派な思想・信条をお持ちの中原医師は、いったい何とご説明なさるだろうか。
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「活断層」( 堺屋太一著)

2007-02-20 19:51:56 | Weblog
桐野陽一は、財閥系大手総合商社東京本社のエリート商社マン。ある日、沖縄の離島の村・豊那味村の村長と村議会議長が、桐野を訪ねてやって来る。自然以外何もない村に、何らかの開発計画誘致を望んでののことだった。
数ヵ月後桐野のところに、大規模な石油備蓄基地(CTS)建設計画の話が舞い込んできた。研究を進めるうち、豊那味村が条件に最適であると気付いた桐野は、豊那味村へのCTS誘致を進める。
最新技術を導入して建設される安全・無害なCTSは、農漁業以外に産業の無い離島の村に雇用を生むだけでなく、各種税による莫大な恩恵に与れることもあって、村挙げての大歓迎を受ける。様々な行政許認可も、村の完全協力ですんなりと下り、計画は順調に進んでいた。
ところがある日を境に、あれほど協力的・友好的だった村民の態度に変化が現われ始める。その波は徐々に大きくなり、終には全国的なCTS建設反対運動に発展した。村や村民に対して、常に誠心誠意対応してきた桐野は思い悩む。しかし、その背後には、巧妙な罠が仕掛けられていたのだった…。

私は、堺屋氏の書は、評論・小説ともにほとんど読んでいる。私の知的好奇心を目覚めさせ、読書好きにしてくれたのが、氏の著作「日本とは何か」だった。
堺屋氏は元通産省の官僚で、大阪万博を企画・運営した中心人物。そして本書は、通産官僚時代の堺屋氏が実際に見聞きした事実を元にした1970年初頭の話である。しかも、今から25年前もに書かれた作品のため、携帯電話やパソコンを駆使する商社マンの姿はない。しかし、古くさく時代遅れな小説という印象を受けないのが不思議だ。
本書でも所々に見られる堺屋氏独特の「歴史授業的記述」は、好みの別れるところだろうが、本書はたいへん興味深い。そこはやはり、実話を元にしていることの強みだ。また、地方自治体政治家の節操の無さ、マスコミ報道の偏重ぶりが、とてもよく描かれている。あまり書くと本書の核心に触れてしまうので控えるが、「そういうことが実際、世の中にあった(ある)のか」と驚かされる書であった。
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