シーバス世を泳ぐ

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村上世彰氏の話

2006-05-25 12:10:44 | Weblog
 シンガポールの地元新聞は、投資ファンド(通称村上ファンド)の拠点をシンガポールに移した村上世彰氏が労働許可証取得を既に申請し、将来的には永住許可も申請する可能性があると報じた。
 「検察のホリエモンの次の標的は村上だ。追及を逃れるための海外移転だ」との見方もあるが、所得税の最高税率は、日本の50%(地方税分含む)に対し、シンガポールは半分未満の21%、金持ちにとってこれはかなり魅力的だろう。
 村上氏は日本に嫌気がさしたのではないだろうか。小学生の頃から勉強のためとして、投資をしていた村上氏。通産省に入ってからも会議の席で「オブジェクション」と叫んで、上司に対してでも意見を述べていたと言う。出過ぎず引っ込み過ぎず、が役人村の掟だ。おそらく大人しくしていれば、トップクラスまで行けた才人だったのだろう。しかし、役人村とは、少し変わった蛙は受け入れない、外界の音も届かない、狭くて深い井戸なのである。
 阪神株の件もそうだ。おそらくそこに違法行為はないのではないか。だから殊更にタイガースを持ち出し「村上タイガースなんていやや」とファンに言わせて、村上は庶民の楽しみのタイガースを奪う悪い奴だとやり、世間の情けにすがる。昨日は星野仙一SDまでが会見を開き「村上氏が経営に乗り出したらSDを辞任する」「最悪の結果になっても一生をかけて闘う」と吠えた。たとえ村上氏が阪神経営を始めても、「村上タイガース」なんて自分の名前は付けないでしょう、欽ちゃん球団じゃないんだから(笑)。あ、でも顔は欽ちゃんに似てるけどね(爆)。
 村上氏は「モノ言う株主」を提唱している。長年企業間で株式を持合い、波風立たない株主総会を良しとする日本の企業風土では、急進的な考えを持つ村上氏のような人は簡単には受け入れられない。村上氏が活動の場を海外に移したのは正解だろう。阪神経営を始める時は、飛行機ではなく船で来てね。「村上水軍」って旗を立てて(笑)。
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1 コメント

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英雄は死語となりつつある国 (てつ)
2006-05-27 02:06:32
星野さん、企業パフォーマンスにまで駆り出されたんだね。世間の批判を操るのは大変だ。ファンが経営者(株主)に抗議する。この図式自体無意味なことかと。抗議をしたければ自分が株主になればよい。その株式を売買して商売している人を、やり方がどうだと批判するのは同じ土俵に立った人しか言えることではないのではなかろうか。海外へ移転したのはそれらの批判を交わす目的としては有効かもしれないね。なぜ好きな武将ナンバーワンが信長である日本人が、改革的な行動を起こす人をクローズアップして批判するのか?結論が出ていることへの印象と結論が見えないことへの不安という違いは大きくあるのだろうけど、そのクラスの英雄として評価される人物が出てくることは、日本社会ではもはや無いのかもしれない。

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