Sea Air Land Japan

空バカ日誌 ~情弱こそ真理~

10月12日YOKOSUKA

2015-10-12 19:38:46 | 自衛隊/米軍

昨日は横浜でいずも。

今日は横須賀でロナルド・レーガン。

二日連続で日米の航空母艦を見学する。

入場時間に制限が厳しいロナルド・レーガンに、無事に乗艦するには最低でも二時間前には行列に並んで置いた方が良いと考え、入場開始10時半だが、8時には入場場所である。三笠公園ゲートに並ぶ事にした。

 


三笠公園ゲート前には、既に長蛇の列が出来ていた。

だが、ロナルド・レーガンの大きさから考えれば、まだこの程度の行列であれば余裕で入場出来る。

列は続々と後方に伸び始め、もの凄い長蛇の列になったらしい。

行列は三笠公園を飛び出し、ついにはJR横須賀駅前に到達したとの情報も・・・

恐るべし。

 


なんとか持ち物検査も終えて、牛歩戦術のような前進から解放された。

横須賀基地に入場する事が出来たが、ゲートまで横須賀中央から歩いたが、ゲートから更に空母の停泊する岸壁まで歩く事になる。

やっと岸壁が見えてきた。第7艦隊旗艦のブルーリッジが停泊しているのが見えた。

 


空母の接岸バースに到着。

ロナルド・レーガン、でかい。

 


入場は降ろされたエレベーターを使う。

 


遠近感もあるが、人物との対比で空母の大きさが分かるだろうか。

いずもよりでかい。

 


F/A-18E/Fのエンジン。

 

 

空母ロナルド・レーガン

 


放水銃ではなく、機関砲。

 

 

ロナルド・レーガン エレベーター上昇

 


吃驚するほど昇降速度が速いエレベーターで飛行甲板へ。

 


広い。

これでも飛行甲板全部を開放していないのだが、大勢乗っているのに余裕がある。

 


カタパルト。

 


艦載機のノーズギアを引っかけるところ。

 


エンジンなどの装備を取り除いたF/A-18。

乗員救助訓練などに使われる訓練用置物。

 


艦首方向の甲板は開放されていない。

それでも大勢乗っている飛行甲板はまだ余裕がある。

 

 

 

空母ロナルド・レーガン

 

ロナルド・レーガン エレベーター下降体験

 


ロン。

 


ドロタン

 


GPS誘導爆弾、JDAM

 


空対地ミサイル、ヘルファイア。主にヘリ用。

 


空対地ミサイル、マーベリック。

 


安定翼とか無いけど、アクティブレーダー誘導空対空ミサイル、AMRAAM(アムラーム)。

 


GPS誘導滑空爆弾、JSOW。

爆弾上部後方に畳まれている板が開いて羽になり、長距離を滑空してGPSによって誘導され、指定された標的に落着する。

 


レーザー誘導爆弾、ペイブウェイ。

初期型は湾岸戦争でピンポイント爆撃を行って華々しいデビューを遂げた。

前半分の細い部分がレーザーを感知してレーザー反射光を辿る為の部分。後部の太い部分が爆弾。

大きさは近くに立つ海軍兵士(身長150cmくらい)と比較して貰いたい。

 


回れる所は全部回ったので、ロナルド・レーガンから退艦。

 


三笠公園に戻る。

入場開始30分後に、入場打ち切りが行われたとかで、行列はゲート前に数百人居ただけで、噂の大行列は見られなかった。

 


日本海沖海戦にて、帝政ロシアのバルチック艦隊と戦った旧日本帝国海軍の連合艦隊を指揮した東郷平八郎元帥の銅像。

軍神と崇められ、その発言力は死ぬまで大きく、大正・昭和の日本帝国海軍の組織や思想の硬直化を招き、太平洋戦争ひいては海軍の敗北に繋がった一因ともなったという評価もある。

この人が要らん事言わなければ、通常の兵科と、機関科の将校の差別化が早い時期に解消され、日本帝国海軍の機関科将校の待遇などが改善されたかも知れない・・・と、言われている。

また、耄碌してからも海軍の人事などに口出しして、「軍神の意向には逆らえない」空気があったのもまた、あかんかった。

東郷平八郎を尊敬したアメリカ海軍の提督で、後に太平洋戦争で日本を敗北させたチェスター・ウィリアム・ニミッツ海軍元帥は、終身名誉職でもある元帥の地位にあったが、後に海軍がゴタゴタした時に海軍の要職に復帰して欲しいと請われても、辞退したという点から見ても、老兵が後まで職場に影響力を持つとあまり良い事が無いと言うのは、あながち間違いではないのかも知れない。

 

さて、今月は明野と岐阜遠征が続くので、来週は大人しくしていよう。

遠征経費で食費が圧迫されてきた・・・

 


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