最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

VMWare イメージファイルによるソフトウェアの配布 その2

2006年12月25日 00時37分00秒 | Weblog
Linux 上で VMWare などの仮想マシンのソフトを動作させて、さらにそこで Linux を動作させること(極端な場合では、Fedora Core 5 の上で Fedora Core 5 を動作させるなど)は一見あまり意味の無いこと(リソースの無駄使い)のような気がするが、実はディスクアクセスのほとんどないソフトウェアは仮想マシン上で実行しても速度は少ししか遅くならないし、クラッシュ時の全体に与える影響を考えるとむしろ気軽に使用しやすい所がある。
だからグリッドにおいて外部からアプリケーションの動的配布を行う場合には、むしろ仮想マシンのイメージファイルを送って各マシンで実行してもらった方がアプリケーションのインストールや環境設定の手間や正確さを考慮すると好ましい点が多い。実際にそのような方法で動的に外部からクラスタシステムを構築する研究も行われている。しかし Linux on Windows というのは安定性から心理的に抵抗を感じる人も多いので、Linux on Linux という話が出てくることになる。
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