最適化問題に対する超高速&安定計算

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温暖化と資源消費

2005年09月24日 20時31分41秒 | Weblog
ハリケーン”ニタ”は、予想以下とは大変な被害を出しているようだ。もし台風&ハリケーン&サイクロンの多数発生が地球温暖化と関係があるのならば、原油価格高騰は石油使用量の減少に繋がるので、温暖化抑制に働くかもしれない。実際に日本は二度の石油ショックが国全体の省エネ化の動機になったわけであるし、現在石油の消費量が激増している某国を含めて省エネ化の促進に繋がれば良いことだ。
日本も相当脱石油には成功しつつあるが、依然として資源小国であることには変わりはない。日本近海(ちょうど東海、東南海地震の震源域あたり)には大量のメタンハイドレード(水分子の結晶構造の中にメタン分子が取り込まれた氷状の固体物質)が存在することが知られている。その埋蔵量は現在の日本の天然ガスの約100年分の使用量にも相当すると言われている。現在のこれらの採掘に向けた様々なプロジェクトが計画されているが、同時に東海、東南海、南海の三連動地震などで大量のメタン噴出が危惧されており、その場合には地球温暖化をさらに加速させてしまう可能性がある。反対に海底下1,000メートル位の安定した石油、ガスの掘削後にCO2を液化した物を注入すると液化したCO2はある状態でハイドレード化するので地球温暖化対策としても期待されている。
バミューダ海域における海難&航空事故も、メタンハイドレードの噴出が原因ではないかという説もある
東海地震(あるいは連動地震)、第二次関東大震災(あるいは富士山噴火との連動)などが発生した場合には、日本崩壊だけなく世界恐慌の引き金になるだろう。我々も緊張感を維持していかねばならない。
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