最適化問題に対する超高速&安定計算

大規模最適化問題、グラフ探索、機械学習やデジタルツインなどの研究のお話が中心

UltraSPARC T2

2007年08月12日 01時16分36秒 | Weblog
90年代は Sun のワークステーションに大変お世話になった。Sun3 や Sun4 は見たことがある程度で SPARC Station 1 あたりから使用し始めたが、当時は PC-UNIX などほとんど無かったので、プログラム開発、数値実験、TeX の文書作成に至るまでほとんど SPARC Station だけでこなした。ただし DEC Alpha が出てくると数値実験は Alpha に移行した。その後は全てを PC Linux に以降していったので、それ以外はあまり使用しなくなった。 SUN も Ultra SPARC II ぐらいまでは使用していたが、正直それ以降のラインナップについては少ししか知らない。
そんなわけなので、SPARC = 速いというイメージは持っていないのだが、世界最速(Sun のページでは世界最速になっている)のプロセッサが登場ということになった。

米サン、新型MPUを開発・最大64プログラム同時処理

 【シリコンバレー=田中暁人】米サン・マイクロシステムズは7日、サーバーなどに使う新型MPU(超小型演算処理装置)を開発したと発表した。MPUの頭脳にあたるコア(中枢回路)を複数持つ「マルチコア型」で、1つのチップで最大64のプログラムを同時処理できる。自社製サーバーに搭載するほか、他社製品での採用も促し、MPU事業の拡大を狙う。
 新MPUは「ウルトラスパークT2」でコアを8個搭載。1コア当たり8つのプログラムを処理することが可能で、同時処理できるプログラム数が旧製品に比べ倍増する。1つのMPUに複数の機能を割り当てることで、消費電力削減や企業システム構築のコスト削減などにつながる。
 サンは新MPUを搭載する自社製サーバーを年内に全世界で出荷するほか、ネットワーク機器など幅広い機器への導入も目指す。将来はヒューレット・パッカード(HP)など、サーバー事業で競合するライバル企業へのMPU外販も検討するという。(23:01)
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