スコッチダイアリー

盛岡の小さなショットバー「スコッチハウス」のサトコママの日記帳です。

スコシア祭り

2008年06月15日 | Weblog
今回の話題の主はシガーの虜K氏の愛弟子O氏であります。(長いので以下O氏)

弟25回テイスティング会のあと恒例のフリータイムでBARニートのマスターがグレンスコシアを頼みました。するとO氏が「それを僕にも」。それならとグレンスコシアトールボトル(12年もの)→グレンスコシア1973→グレンスコシア1999(6年もの)という流れで出してみました。おまけがモルト協会のロッホローモンドとバルブレア1964年。

グレンスコシア12年は以前テイスティング会で出したものですがO氏によるとその時おいしい!と思ったことがずうっと心にひっかかっていたのだそう。

「それまで樽の甘さかアイラの塩っぽさしかウイスキーに求めていなかったんですよ。だからグレンスコシアを飲んでおいしいと思ったのは何故なのか自分でも知りたかったんです。今日飲んで樽で熟成した白ワインみたいな味だなあと感じて、自分の世界が一段階あがりました。なんだか上からぱあっと光がさしてきたみたいです。」最後にO氏は「今日はスコシア祭りでした」と締めくくったのでした。

そういえば「ラガブリン21年の会」の時も参加者のおひとり(盛岡屈指のコーヒー店のマスターにして年季のはいったワイン飲み)が、ラガブリンの30年を気に入って味を確かめるように何度も飲んでいました。

「樽で熟成した白ワインのようなウイスキー」というカテゴリーは確かに存在します。それに気づかせてくれた「スコシア祭り」でした。

付記 O氏の師匠シガーの虜K氏は喉の調子がイマイチで欠席されました。一日も早い回復をお祈り申しあげます。

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