ノルウェーの旋律によるバラードのための変奏曲【４】

じゃあ…どうしたらイイんじゃろう？？

彼の時代から、遠い自分達。
彼の時代を、生きていない自分達。

どうやって彼の思いを理解していけばイイんじゃろう？
どうやって伝えていけばイイんじゃろう？

毎日毎日グリーグに問い掛ける日々。

でも…
一見、苦しい感じに見えるかもしれんのんじゃけど…
これが、そうでもなかった

なんか、楽しかった
調べる度に、謎もまた増えていくんじゃけど、
「もーしょうがないねー、グリーグ君ったら」
って感じに、楽しかった◎^∇^◎

問い掛けの日々が重なる度、徐々に曲の感じ方、弾き方(？)が変わってきた…らしい。
らしい…というのは、自分ではわからんかったのですが、師匠がおっしゃってました

そんな時、
この曲を、お寺で弾いてみませんか？
というお話しを頂いたのです。


続く



Mon“Design-NeT”

ノルウェーの旋律によるバラードのための変奏曲【３】

このやり方が、あっとるか、違っっとるかは、わからん。

でも、こうやって出来る限りグリーグと対話し、曲を仕上げていった。


ただ…
この曲に関しては、今までのようなわけにはいかんかったのです。

やってもやっても、もう一つ何かがシックリこん。

何かが足りん。

何が足りんのんじゃろう？

それを突き止める為に、色んなものを読んだり…
グリーグの他の曲にもヒントがあるかも…と、調べたり…

こうなったら、グリーグのお墓参りに行くか！と思ったけど、なんせ貧乏だったんで、そこまではちょっと…と、遠慮させてもらいました(笑)

ただ、その中でわかったことは、
まだまだまだまだ、
彼と本当の意味で、心が交わせてなかったということ。



続く


Mon“Design-NeT”