ゴーヤーの今!!
葉がこのように覆われています。
家全体で6か所あり、
今年はかなりすごしやすいです。
平成22年度 暮らしの教室・・・いわき市消費生活センター主催
通信販売の賢い利用法
矢代修一先生(社団邦人日本通信販売協会 消費者相談室 「通販110番」室長)
http://www.jadama.org/
が行われ参加しました。
最近のインターネットショッピング、ネットオークション、
どうやって守る個人情報等が特に印象の残りました。
現在の国民が知らなければいけない必需品の知識に思えます。
1) 通信販売の魅力と種類
自宅にいながら、気軽にショッピングができるのが通信販売です。
広告を見た消費者が、自分の意思で、商品・サービスなどの申し込みに
通信手段を用いて行う形の取引をいいます。
なかなか行けない全国のネイサンなども注文でき、
郵送や宅配便で重いものも玄関まで届けられ、
代金の支払いも多岐にわたり便利なものです。
2) 広告の見方便利な半面、
「通信販売」の仕組みをよく理解しないためにトラブルも生じています。
ルールとポイントを学び賢い消費者に。
主な注意点
①信頼できる会社を選ぶ
・・・販売業者名(正式な社名・住所・電話番号・販売責任者の名前)など。
②広告内容をよく読む
・販売価格・支払時期及びその方法
・商品の引き渡し時期(期間または期限)
・返品に関する表示
→通信販売には法律に基づいた
「クーリングオフ」の適応はないのでご注意!!
・返品できる期間
・返品に必要な手続き・
・ 返品に要する費用負担
・返品、交換に制限や条件がある場合などをよく確認。
3) 注文するときの注意点
①商品番号・色・サイズなど間違えないようにしっかり確認
②広告や注文用紙、注文時のメモなどは必ず残しておく
③届け先や配達希望日・時間帯が指定できる場合はきちんと伝える
4) 商品が届いたときの注意点
商品が届いたその日のうちに商品内容を確認する。
「おかしいな!?」の時は通販会社の「問い合わせ窓口」に連絡を。
特に通販会社が広告に記載した「返品・交換期間」を超えると解決が困難に。
よくあるトラブルの例
① 会社側に原因のあるトラブル
・注文した商品ではない
・数量が不足している・注文していない商品まで入っている
・破損、汚損
②自分に原因がある場合
・注文商品を間違えていた
・サイズを間違えていた
・イメージ、デザイン、色等が、思っていたものと異なる
・不要になった等
5) 支払いに関する注意点
①前払い
②代金引換
③後払い
④クレジットカード
6) テレビ・ショッピングの注意点テレビでは商品を映像と音声で説明するため、
その性能や効果について印刷媒体よりよりインパクトが、強く伝わるため、
購入者が、実際に使ってみると映像と違うトラブルになるケースもあるので
十分に確認を。
7) インターネット・ショッピングの注意点・・・今回詳しく説明されました。
インターネットショッピング(電子商取引)は、広告、宣伝、勧誘から
契約の成立までに様々な態様でマルチメディア技術が使われておりますので、
情報の提供が不十分であったり不正確であるとトラブルを招きますので、
「テレビ・ショッピングも関するガイドライン」とは別に
「通信販売業における電子商取引のガイドライン」を設け、
インターネット・ショッピング事業者が遵守すべき基本事項を定めて
適切な箇所に明瞭に表示すべきとしています。
表示の基準として:・販売主体についての表示・申し込みを受けるための
画面構成・個人情報保護・電子メールの送付
8) ネットオークションに関する注意点
・・最近盛んでパソコンだけでなく携帯からも利用。
注意点として:
・出品者の「評価」を確認する
・出品者に関し、出品する商品の特徴、傾向、得意分野の把握
・ブランド品に注意・・・真贋鑑定は事実上できない為
・格安品・・・裏事情がある可能性に注意
・次点詐欺・・・オークション外取引は慎重に
・新品・中古品の確認・新品であってもB級品の可能性
・終了間際の価格高騰に注意・・・意図的なつり上げに注意
・「場の提供者」における、「補償制度内容」がどのようになっているか確認
・リスクの少ない支払方法など工夫されているか確認
9) 通信販売における個人情報保護2005年4月1日より
「個人情報に関する法律」が全面施行でこの法律の規制を
受けるようになりました。
10) どうやって守る個人情報・・・消費者として
・個人情報は気軽にアンケートやプレゼント応募を通して収集されることが
多いの で 気軽に情報を提供しない。
・同窓会や所属サークルなどの名簿破棄は慎重に。
・悪質業者は収集した個人情報を、架空請求・振り込め詐欺などに悪用。
・インターネットではホームページにアクセスした場合、IPアドレスなどが、
相手のサイトへ伝わります。あわてて業者へ連絡を取ることは、
新たな個人情報を知らせることになるので避けること。
・送信者名・内容に心当たりがないメールに書かれたホームページアドレスには
むやみにアクセスやダウンロロードしないこと。
・事業者により個人情報が思わぬ使い方をされるときがあるので、
情報を提供するときは利用目的をしっかり確認しておくこと。
・利用する事業者は「JADMA」のマークや「オンラインマーク」を
表示していますか?
ちょっと変な事業者だなと思ったら、信用できる第三者に相談すること。
・その他の注意点
今までのガイドラインを遵守していない事業者
特に「販売主体」に関してあいまいな事業者
「インターネット掲示板」上で、評判の悪い事業者
アダルトサイトには絶対にアクセスしない
宣伝などの迷惑メールには返信せず受信トレイで即削除すること
万一のトラブルを想定、サイト名やURL、画面、利用規約などを
データーで保存(または印刷)しておくこと等が大切です。
11) 最後に困った時の主要な相談先
①社団法人 日本通信協会 消費者相談室/「通販110番」
TEL:03-5651-1122(月~金10:00~12:00、13:00~16:00)
②消費者ホットライン(全国の消費生活センター・国民生活センター)
TEL:0570-064-370(全国統一番号)等に相談を!!
新しい通信販売の知識を知ることが出来良かった。
矢代先生
ありがとうございました。