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中国 「新常態」の経済

2016-01-24 22:50:42 | 経済統計

中国は経済成長率が低下し、不動産の過剰投資等もうわさされ、株価も年初から大幅に下落しました。
巷ではこのまま「崩壊」へ突き進むという論調の息の荒い経済評論家もいますが、この本はそんな中国経済を冷静に分析した本です。
・中国はもはや雇用・投資の投入量拡大による経済拡大の時期を終え、これからはイノベーション(効率性拡大)の時代に入りつつある。
・投資主導から消費主導への経済へと移行している。労働力人口は雇用に吸収され、賃金は上昇しつつあり、「世界の工場」から巨大な消費地へと変貌を遂げつつある。環境問題も含め、量から質への転換期でもある。
・これまでの投資主導の成長の影に過剰投資の問題がリスク要因として存在する。
マスコミをにぎわす「中国経済崩壊」の話題は第三の論点に力をいれ(すぎ)た産物に思えます。(とにかく極論はめだつので)
筆者は香港出身の野村総研のエコノミストで中国経済をバランスよく分析し、明快な視点を与えてくれます。
この本からは中国政府が自国経済をよく理解していることも伺えます。あとは、金融リスクや環境問題等をうまく解決していけるかにかかっていそうです。
中国コケればみなコケる時代です。他国も協調してこの問題に対応しているのではないでしょうか。
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