1月25日、MATTさん主催オハナ・ウクレレ・パーティ(@浦和Goodies Cafe')へ参加させて頂きました。
仲間内のパーティですので、何の事やら分からない読者の方もいらっしゃるでしょうが・・・すごく楽しいのです、これが。
月イチのこのパーティでは毎回、違う方がメインステージに上がって演奏を聴かせてくれるのです。
今回のメインステージを努められたiisanはこのパーティで5回目のステージ、即ち「iisanの世界・5」です。
写真中央でウクレレを構えていらっしゃる方がiisanです。
iisanの持ち味は、歌謡曲、演歌、民謡、童謡などの昭和の名曲の数々にウクレレとウクレレを取り巻く人間模様を素材とした歌詞をのせて歌う替歌にあります。ウクレレ弾きならば誰もが共感出来る喜怒哀楽を名曲のメロディで飄々と歌い上げる・・・、この世界の面白さを知ってしまうと、どんどん次の歌を聴きたくなってきます。なんといっても、替歌の歌詞のセンスが鋭いのですね。こうして、どんどん歌い続けて早5回目のステージ、しかも1ステージあたり50曲!です。すごい事です。
大役を終えて晴れやかでございます。楽しいステージをありがとうございました!
さてこのパーティには私の最新作である総ローズウッド製コンサート・ウクレレ「Rose Roser Rosest」通称RRRを持ち込みました。
私のへっぽこ奏法ではどの様な音なのか、いまひとつ伝わらなかったかもしれません。
ここに写っている方々以外にも数人の方が試奏してくださいました。
しかし、きっと、周囲の喧噪に埋没してウクレレの音がよく聴こえなかったのではと拝察いたします。
・・・いえ、周囲の音が大きいのではなく、ウクレレ自体の音が小さいのです。
しかし、これは当初予想通りです。コンサートとしてはギョッとする様な重量に、板厚もかなりありますので。
試奏してくださった皆さんは、おそらく拍子抜けされた事でしょう。
これはウクレレではない。タンスである。
・・・で、私が問題視しているのは、音質面での目標を達成出来なかった事です。
製作開始時のブログにはずらずらと目標を並べ立ててありますが、その中の一つに「突き抜ける音」というのがあります。ワサビの様な、とも書きました。要するに、中高音域での気持ち良い抜けを感じる音を造りたかったのですが、どちらかというと倍音の出る「甘い系」を予感させる音に出来上がったのでした。
当然、甘い音はウクレレとして魅力的ですので、決して失敗作ではないと自負しております。しかし、目指した音は、これとは違う・・・のです。ですから、その意味においては、失敗だったのです。
ですから、もう1回、最初から造り直します。もちろん、全てインディアン・ローズウッドで。RRR・2号機という事になります。
ただ、いつ製作開始するかは明言出来ません。先にご注文下さった方々の製作分を進める為です。いつまでもダラダラと個人的プロジェクトに時間を割くつもりもございませんので。ま、近い将来ということで・・・。
で、RRR・1号機ですが、もしも結果が気に入らないのならば引き受けますよ!というお話を頂戴しています。
お譲りしても、よかですか・・・。
鉛のような重量を想像していたので(笑)、そーいう意味では意外にマトモでした。(なんだそりゃ)
しかし、弾きやすさ、仕上げ、質感はさすが並みじゃないレベルで素晴らしかったです!
色々弦を換えて弾いてみたいな~と思いました。
弦を変えてみたいですね。
New Martin 弦は中高音が突き抜けますよ。
同じフロロでもこんなに違うのか、と思う程です。
相当ハイレベルです。但し年齢が・・・
今回は昭和20~30年の歌を加えるほど
知ってる曲が残り少なくなってきました。
RYMもどんどん素晴らしくなってますね。
ハモリもバッチリ、フラもセクスィー!
意外にまともな重さでも、やっぱり重いすねー。610グラムだし。
演奏中に一度だけ、ヘッドがカクンと落ちましたし。汗。
EXライトの鉄弦にするのも楽しそうですが・・・飛ぶなー、きっと!
マーチン・フロロ、突き抜けますか!試してみなきゃー。
個人的に欲しいのは、緑色のケロロカーボン弦・・・ ウソです。
浦和、ぜひ参加しましょう!
すぐ満席になってしまうので予約が必須ではありますけど。
これまで積み重ねて来た曲に新曲も加え、めくるめくiisanの世界でした。
正しく、継続は力なりを体現されていらしたと感じ入りました。
ひとしきり笑った後でホロリとくる替歌、いいですね。
元の曲の魅力も再発見出来たり。
ぜひ、これからも続けてください!