未明のインレイ

未明シリーズ、第２弾・・・って、なんだそりゃ。



Rさんのウクレレ、ヘッドのインレイを製作します。図案はフラガール。
フラを勉強されているRさんのこだわりが凝縮されているだけあって、小さくとも雰囲気いっぱいのデザインになりました。
具体的な作業としては、貝素材に図案のコピーを貼付けて糸鋸で切り抜いて合わせ込み、木部に埋め込むという内容・・・
と、まあ、言うは易し、横山やすし、であります。




これは髪の部分。既に貝を切り抜いてあります。こんなにちっちゃいのね。




こちらはスカートです。ここにはパウアを使います。ギコギコ。




切り抜きつつ、鋸歯や精密ヤスリを駆使して細かなディテールを入れていきます。




今回からインレイ用に採用した糸鋸、ジュエリー・ソーです。そう！
GROBETというスイス製のフレームですが、これがまたカッチリ出来ていて抜群の操作感です。
ブレードにはエクストラ・ファイン（極細）を使ってみましたが、抜群の切れ味。でも油断したら折れちゃいました。




さ、とりあえず、どんな感じに切れているかご覧下さい。髪にブラックM.O.P、顔にはホワイトM.O.Pを使いました。




で、この様に組合わさるのであります。鋸歯の切れ味のお陰でヤスリでの合わせ込みはそれほど大変ではありませんでした。




いやしかし、慣れないせいでアッという間に時間が過ぎてしまいます。しかも目がショボショボ。
無理は禁物ですので、足の部分の製作は次回に持ち越しです。
まだ途中ですが、うん、我ながらいい感じかなー。




こあひめ本体はここから下界の模様を見下ろしておられます。