腰を据えて弾く時間がなかなかとれないのが悩みだが、とにかく手を動かしたくて、ギターを引っ張り出した。
全然指が動かなくなっていたが、徐々に思い出してきた。が、自分でも感心するくらい酷い動きである。
そんな最悪の音でも、向かいに座る奥玉が大船を漕いでいた。スラックキー、おそるべし。
「(弾けないのに)マーチンをお持ちで、いいですねえ」と言われるが、
そもそもオジー・コタニの曲を弾きたくてギターを買ったので、これ以外の選択はありえなかった。
「腐ってもマーチン」という諺があるが、弾けなくてもマーチン、ということで無理して指名買いしたのが7~8年前。
オジー(オズボーンではない)のギターは昔のOO-17なのだが、当時購入可能な新品でそれに近いモデルはOO-15であった。
それにしても1日は短い。あれこれやっている間にあっという間に終わってしまう。
睡眠時間というのは実にもったいなくやっかいだ。これさえなければ、1日がもっと有効になる。
オジーの様な枯れた音を目指してみたものの、このペースでは自分の方が先に枯れてしまいそうである。