昨年末に購入した コルト ライトニング。
専用の ホルスター をネット検索したところ、weylandISKWというセミオーダーメイドのサイトを見つけました。
それも、一般的な ウエスタンホルスター ではなく、オールドウエストの雰囲気が漂う 「スリム ジム ホルスター」 です。
注文後、2週間程で到着。
さて、この スリム ジム ホルスター 、南北戦争以後 西部開拓時代の一般的な ホルスター であるのですが、我々が思い浮べる ウエスタンホルスター のイメージとは かなり違っています。
我々がもっているイメージは、そのほとんどがテレビや映画の中に出てきた西部劇映画用ホルスターに由来しています。
これは1920年代後半に起こった西部劇映画ブームからの影響と推測されます。
これらの映画プロデューサー達が銃を より効果的・印象的に見せる為、ホルスター のカットを大きくしたり、ベルト部 や ホルスター部に飾り等を数多く付ける等 オーバーデコレートした事により、それまでの伝統的な ウエスタンホルスター のイメージに変化が訪れます。
それが決定的となったのが1950年代後半からの「ローンレンジャー」「ローハイド」「ララミー牧場」などのTV西部劇の台頭でした。
いわゆる ハリウッドタイプ・ホルスター (早撃ち用ホルスター)の登場です。
これにより、ウエスタンホルスター は、「ハリウッドタイプ・ホルスター」が主流になってしまいました。
しかし、前述したように 実際は 銃をベルトに装着する目的だけの この スリム ジム ホルスター が西部開拓時代に一般的に使用されたホルスターです。
14年程前に購入したコルト M1851 NAVY と スリム ジム ホルスター。
スリム ジム ホルスターの比較。
お気に入りが、又一つ増えました。