メイセイオペラ死去。

地方競馬として初の中央競馬G1制覇を成し遂げたメイセイオペラが亡くなりました。22歳。
韓国で種牡馬生活をしていたそうですが、クラシックホースも輩出した優秀な種牡馬だったようです。

メイセイオペラといえば何と言っても1999年のフェブラリーステークス。1人気ワシントンカラーでメイセイオペラは2人気。バトルライン・メイショウモトナリそして桜花賞馬のキョウエイマーチも参戦。
確かに今見ても超一線級だったかはわかりませんが、後にも先にも地方競馬の馬でJRAのG1を勝った唯一の馬。それがメイセイオペラでした。

菅原勲騎手を全国区にした立役者でもあり、地方競馬の星でした。この年は帝王賞を含む5連勝で無敵でしたね。

私はまだ競馬に今ほど詳しくなかったですが、熱心にやっていた時期でもあり、パドックで「明正」の赤いメンコを見るたび嬉しい気持ちになったのを覚えています。
そうか、この頃から地方競馬が好きだったのかもしれません。

netkeibaに韓国済州島にメイセイオペラに会いに行った菅原勲調教師のインタビューがあります。
素晴らしい記事ですので、是非興味のある方はご一読を。

こちら

【下記写真と共にnetkeibaより転載】



この写真、泣けますね。
そして本当に菅原勲さんもメイセイオペラが好きで感謝しているんだろうなあというのがわかる記事です。

日本に戻したいというコメントもあり岩手競馬でも帰国の準備をしているさ中だったそうですので残念でしたが、メイセイオペラの偉大なる記録は後世にもずっと語り継がれることでしょう。
岩手競馬で献花台が出るそうです。
行けませんが、このブログで一人でも行ってくれたり皆が思い出せたらきっと喜んでくれるのでないでしょうか。

おとなしく純粋な瞳で、真面目に走りつ続けた怪物。
メイセイオペラ、安らかに眠れ。
そして、ありがとう。