橡の木の下で

俳句と共に

草稿03/08

2019-03-08 09:33:41 | 一日一句

縄文の遺構を濡らす芽出し雨

弥生や樹木に寿命なしと聞き

啓蟄の雨すべらかす百日紅

祝婚の若きを包む春の雨

軒寄せて春の花苗並べをり

日を浴ぶるうなじ恥ぢらふヒヤシンス

まだ寒き風をうかがふクロッカス

 亜紀子

 

 

 


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