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流れを引き戻した古賀の存在感~tonan前橋戦

2012-07-16 08:40:30 | SC相模原・激闘の足跡
今日のSC相模原 VS tonan前橋戦は、先週の全社・関東予選での敗退、そして明日天皇杯神奈川県予選をひかえ、2日2連戦となるため、どのような布陣でこの試合臨むのかに、注目が集まりましたが、曽我部をFWからボランチに戻し、代わってFWに鈴木淳を投入、左サイドハーフに古賀を入れてきました。先発メンバーは以下の通りです。
FW:森谷・鈴木淳
MF:古賀・曽我部・佐野・将也
DF:小澤・工藤・奥山・天野
GK:佐藤
この日、麻溝公園競技場は(いつもの)南から強い風が吹いており、前半SC相模原は風上、後半は風下でサッカーを展開しました。試合開始早々、鈴木淳がファースト・シュートを放ち、積極的に攻めていきますが、前半5分頃からtonan前橋ペースで試合が進んでいきます。

7分、tonan前橋はSC相模原陣内でFKを獲得すると、ドグラス(190cm)エマニュエル(188cm)の2人の高さを活かしたセットプレー3連発でSC相模原ゴールを脅かします。この3連発はSC相模原うまく凌ぎましたが、前半11分奥山が自陣バイタルエリア手前でファウルを取られ再度のtonanのFK。tonan氏家が入れたボールは、まっずぐドグラスの頭へ。ドグラス・ヘッド!決まってしまった。。0-1。tonan前橋は、堅い守備力が持ち味のチームですので、「重い1点にならなければよいが」と不安が頭をよぎります。

しかし、この後「点を取るぞ!」と自ら積極的に攻撃を組み立て、シュートを放っていったのは古賀でした。18分、相手GKのミスキックを鈴木淳が拾いショート・カウンター。このボールを森谷を経由してゴール前左45度を走って来た古賀にパス。古賀、GKと1対1の状況でシュート!しかしGKこれをパンチングで防ぎます。19分、右サイドのショートカウンターから今度も古賀がシュート、しかしゴール左をそれていきます。22分、またまた古賀が右サイドからロングシュート。これもゴール左をかすめますがゴールになりません。しかし、古賀が作る攻撃のリズムで周囲の選手の動きも活性化し、試合の流れは一気に相模原ペースへと移っていきます。

敵陣左サイドを中心に古賀が攻撃を活性化させると、上の画像の通り、相手選手が古賀のいる左に寄せてくるため、逆に右サイドは大きなスペースができます。このスペースを天野・将也が上手く使って同点弾が生まれました。39分、試合当初から高めの位置を取っていた天野が右サイドをドリブルで上がり、そこに将也がオーバーラップ、将也は敵陣右サイドをえぐると中央にクロス、このボールに鈴木淳が飛び込む!シュート!ゴオオオオル!1-1。「おお良くやった!」とばかり仲間にのしかかられ手荒な祝福をうける鈴木淳。実は、前半このゴールまで鈴木淳はtonan前橋DFドグラスとのマッチアップの分が悪くシュートまで行く機会が少なかったので、木村監督は、追いつくための一手として鈴木淳を地頭薗に交代する準備をしていました。しかし鈴木淳のこのゴールに監督も地頭薗も大喜び。鈴木淳はそのまま続投となります。

2点目は前半44分でした。相手ゴール正面バイタルエリアへの縦パスが通り、これを将也が相手DFを背負いながらキープ。サポートに入った古賀がこれを受け左に流すと、そこにまたまた鈴木淳。今度は狙い澄ましてゴール右奥にシュート!ゴーール!2-1。今度は鈴木淳ガッツポーズ。前半終了間際の最高の時間帯に決まった逆転弾に、スタジアムも大いに盛り上がりました。

後半、開始早々森谷がGKと1対1になるチャンスが2度ありましたがシュートが外れ得点になりません。一方tonanは後半風上に立つと積極的にミドルシュートを打ってきます。後半16分、tonan22番がミドルシュート、鋭い弾道はクロスバーを直撃してピッチに跳ね返ります。このボールをtonan6番氏家が拾いシュート、しかしこれもゴール枠のわずか上。相模原ピンチを凌ぎます。後半20分、鈴木淳にかわり松本を投入、SC相模原は試合を決める追加点を狙いに行きます。この松本の投入以降は、SC相模原がボールを支配し続け、SC相模原の攻勢の時間帯となります。

後半32分には、古賀に代わり地頭薗投入。3点目は37分でした。左サイドを小澤と将也が2人で崩すと、左サイド奥から将也がクロス、このボールにゴール左ポスト手前に走り込んできた地頭薗が合わせると、ボールのコースが変わりボールはゴールに吸い込まれます。ゴール!3-1。これで試合はほぼ相模原勝利に決しました。

後半20分に登場した松本も、2度3度と絶好のチャンスがありましたが、あと一歩のところでボールを捕らえきれず、惜しいシーンが続いていました。しかし地頭薗のゴールに刺戟された後半42分、将也から出たスルーパスに抜け出た松本がゴール左45度付近からGKと1対1になりシュート!ボールはゴールキーパーの股の下を抜けていく・・・ゴール!4-1。先週から鬱憤がたまっていた松本は大きく腕を広げてガッツポーズ(下の画像)。試合はこのまま終了。4-1でSC相模原が勝利しました。

この試合、たくさんの勝利の立役者が出ましたが、私が1人上げるとすると「古賀」です。前半0-1でリードされた場面で、古賀が左で起点をしっかりつくり、ゴールに向かうボールをどんどん中に入れる事により流れを引き戻しました。これにより右の天野&将也に余裕が生まれ、右からもいい攻撃の形を作ることができました。前半左に右に揺さぶられたtonan前橋DFは、後半30分過ぎると、やや足が止まり始め、フレッシュな地頭薗・松本の突破についていけませんでした。
しかし、来週も同じようにうまく行くとは限りません。tonan以上に守備的なヴェルフェ。精度の高い本田のカウンターで1回のチャンスをゴールに結び付けてしまう集中力の高さ、攻守の切り替えの早さ。今日の試合の勝利は一度忘れて、ヴェルフェに勝利するためのサッカーをこの一週間準備して欲しいと思います。地域リーグ決勝大会まであと6勝です。ガンバレ!SC相模原。
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