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地域リーグ決勝大会開幕まであと61日!

2012-09-16 06:29:52 | SC相模原・激闘の足跡
関東リーグの優勝がかかった、第16節アウェーでのFCコリア戦。FCコリアとは今年既に2度対戦し1勝1敗という結果が残っています。しかし、SC相模原が1勝したホーム麻溝公園競技場での試合も、後半押されっぱなしで内容的にはFCコリアの試合でした。2試合ともFCコリアが中盤でのパスワークで優位に立ち、SC相模原は完全に受けにまわってしまいました。こうした過去のSC相模原サッカーからこの日どのくらいレベルアップしてきたのか、がこの日の注目点の1つです。先発メンバーは以下の通りです。
FW:鈴木淳・森谷
MF:曽我部・将也・佐野・菅野
DF:小澤:ファビオ・奥山・天野
GK:佐藤

キックオフからの試合の入りは、双方ともに慎重に相手の出方を窺っている様子。FCコリアは4-3-3のフォーメーションは変わりませんが、アンカー(ディフェンスラインの中央すぐ前)の位置にDF黄(ファン)を入れ、SC相模原の攻撃をまずはしっかり零封しよう、という意思が伺えます。5分、SC相模原コーナーキックのチャンスから中央でファビオがヘッドで合わせますがコリアGKこれをキャッチ。7分菅野、8分将也ミドルとシュートを打ち攻撃のリズムをつかんだSC相模原は10分、コリアボールを奪った奥山が、DFラインからダイレクトにトップの菅野にクサビのパスを入れると、菅野がこれを足元に落とし、ペナルティエリアに向けて走り込んできた曽我部にパス。曽我部シュート!しかしボールはクロスバーに当たって跳ね返る・・。ゴールは決まらなかったものの、試合の流れを徐々にSC相模原が掌握しはじめます。

先取点は17分、SC相模原が得点します。敵陣右サイドでボールをキープした森谷が、バイタルエリア中央に待つ曽我部にパス。曽我部は1トラップしてボールを少し左に持ち出すとコースを狙ってシュート!ゴール左隅に向けて放たれたボールに、ゴールキーパー手を伸ばしますが届かない・・ゴーール。1-0。SC相模原がリードします。しかし21分、FCコリアはSC相模原DFライン裏へスルーパスを、走り込んだコリアFWに通します。コリアFWはドリブル、奥山のスライディングをかいくぐりGKと1対1、そしてシュート。これが決まって1-1。試合は振り出しに戻ります。

均衡を破ったのは28分SC相模原でした。敵陣ペナルティ・エリア左45度外側の位置でFKを得たSC相模原。これを10番佐野が、壁の隙間を狙って強いシュートを放ちます。このシュートをFCコリアGK李が1度はキャッチしたもののハンブル。このこぼれたボールをファビオが押し込む!ゴオオル!2-1。続いて31分、左サイドで森谷がポイントを作りコリアDFのプレッシャーを背負いながらペナルティエリア左に待つ曽我部にパス。曽我部DFを引きつけながら、ペナルティ・エリア中央に走り込んできた菅野にパス。菅野右足一閃!シュート!ゴオオル。3-1。3分間で一気に差を2点に広げSC相模原が再び試合の主導権を握りました。

この日の試合、全ての選手のいい面がよく出た試合だったと思いますが、その中で私が特に印象的だったのが、中盤での守備。鈴木淳・将也・佐野らが中盤で相手ボールのパス回しに対し、惜しむことなくボールを追いプレスをかけ続けていました。過去2試合、中盤でポゼッションを取られてしまった事により試合がFCコリアのペースになっていましたが、この日の試合ではこの「攻撃的な守備」で相手の中盤のパス回しをことごとくカット。そこからすぐに前線の森谷・曾我部・菅野に展開し得点の形を作っていました。4点目は40分、敵陣ペナルティエリア左外で曽我部がボールをキープし、シュート。しかしこのボールはゴールへは向かわず逆サイドに流れていきます。これをペナルティエリア右で菅野がキープ。そしてバイタルエリア中央に走り込んできた鈴木淳に菅野がマイナスのパス。鈴木淳シュート!ゴール。4-1。SC相模原が3点差をつけそのまま前半を終了します。

後半、交代メンバーはありません。後半も前半の勢いそのままSC相模原が、「攻撃的な守備」で中盤を制圧、形を作っていきます。後半5分、佐野の左コーナーキックを、またもやファビオ・ヘッド!しかしボールは惜しくもクロスバーにあたり跳ね返ります。このこぼれたボールを奥山シュート!しかしこれもゴール枠に収まらない。この後半の入りの時間帯でも鈴木淳は、前線~中盤を縦横無尽に走り回り相手のパスコースを消したり、パスの精度を落させたり、相手のパスを奪ったりと素晴らしいパフォーマンス。大柄ではないものの抜群のフィジカルの強さを感じさせます。

後半20分を過ぎると、前半飛ばした曽我部・菅野・鈴木淳らに疲れが見え始めます。しかし、FCコリアもSC相模原の攻撃に防戦一方でしたので、足が重たくなり始めます。SC相模原は29分、鈴木淳を下げて地頭薗を投入。するとその直後の30分、右サイドに流れた佐野の前にスルーパスが出て、佐野が敵陣右サイドに起点をつくります。そして中央走り込んできた森谷にラストパス。森谷シュート!しかしGKキャッチ、決まりません。35分、中央センターサークル付近でキープした佐野が、コリアDFラインの右裏のスペースにボールを入れると、これを天野が走り込んでキープ。天野中央に移動しシュート!しかしこれもGKキャッチ。得点になりません。

38分、SC相模原は森谷に変えてエウデルを投入。40分には奥山に代えて祐輔登場。41分、地頭薗が右サイドでボールを持つと、そのまま相手DFラインの前、バイタルエリアを右から左にドリブルを始め、シュートコースを探します。が、左サイドまで突きぬけドリブルし続けてもまだコースが見つかりません。すると左サイドで一回転してからようやくシュート。残念ながら決まりません。45分にはエウデルがDFライン裏に抜けGKと1対1かと思われましたが、コリアDFよく戻りエウデルのボールをカットします。ロスタイム、FCコリアのフリーキックのチャンス。これにFWがヘッドで合わせゴール!・・と思いきやオフサイドの判定でノ―ゴール。このあとすぐ試合終了のホイッスル。4-1。SC相模原が関東リーグの優勝を決めました。

試合終了後、普段の試合後と変わりなく体の手入れをし、淡々と後かたずけをする選手の皆さんの姿が印象的でした。そうです。関東リーグの優勝は、地域リーグ決勝大会出場の切符を得たに過ぎません。全国地域リーグのトップに立つにはまだまだレベルアップを重ねなければならないのです。福島ユナイテッドやFC今治といった「地域リーグ決勝大会出場候補チーム」がJ1・J2の強豪チームを下して天皇杯3回戦に勝ち進んでいます。こうしたチームと戦い「確実に勝利する」ためには、SC相模原も、もっともっとレベルアップが必要です。残された時間はあと2ヶ月=61日。まずは1日、そしてまた1日。日々の成長に手ごたえを感じながら、この61日間で最強の強さを手に入れて欲しいと思います。
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