S.C.相模原サポーターブログ

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讃岐・長野に常時勝てるチームを目指して

2013-10-24 22:26:55 | SC相模原・激闘の足跡
それでは、カマタマ―レ讃岐との試合振り返ってみたいと思います。SC相模原のスタメンは
GK:森田
DF:広野・ウェズレイ・安藝・小澤
MF:菅野・佐野・健太・曽我部
FW:御給・森谷
一方カマタマ―レ讃岐のスタメンとフォーメーションは以下の通りです。

驚くのは、FW西野の右サイドバックへのコンバート。前期は、3トップの一角を占めていたのに得点6から伸び悩むといきなりDFにコンバートされてしまいました。讃岐は厳しいですね。ですので、攻撃の中心はアンドレアと木島の2人の個人技が中心となります。
また中盤の3人は、ともにボランチの動き。リスクマネジメントを第一に、チャンスと見るとアンドレア・木島にラストパスを出し形を作る堅実なプレーが印象に残りました。

キックオフからは、スタンドの大声援を受けて讃岐の流れ。逆にSC相模原は前半5分からの3連続CKで流れを少し引き戻します。前半の20分まで讃岐の木島は、右・左のサイドに流れ、SC相模原のサイドバックとの1対1を勝負、これを抜き去り中に入ってシュートを放ってきました。しかし小澤・広野ともに次第に木島の攻撃パターンに慣れ、時間を追うごとに守備が安定していきます。19分には讃岐のFKが相模原のゴールポストにあたりスタジアムは「あ~」相模原サポは「ホッ」。

前半20分からSC相模原は、縦の攻撃が連動し始めチャンスを作ってはシュートを打ち続けます。曽我部が菅野がシュート!しかし決まらない。前半30分、相手ゴール正面で放った佐野のシュートは、讃岐DFが手で止めます。「ハンド!PK!」を主張するSC相模原。しかし審判の判定は「ハンドだが、ペナルティエリアの30センチ外」。先制点の絶好のチャンスでしたが、このFKをSC相模原外してしまいチャンスを失います。しかしこの後もSC相模原の波状攻撃。森谷が、菅野がシュートを放ちますが決まりません。36分、森谷がDFライン裏を抜けだしGKと1対1に。森谷とGKが微妙に交錯する中で、相手GKは手で森谷の足をつかみ倒しましたがこれもノーファウル。「何でよ?」天を仰ぐ森谷。この日の決定的なチャンスは43分。菅野ドリブルから右森谷がフリーとなり森谷が右サイド少し角度の無い位置からシュート!しかし決まらない。前半を0-0で終了します。

私は、今回も含め3回のSC相模原とカマタマ―レ讃岐との対戦を全て見ていますが、全ての試合前半は「相模原がいいチャンスを何度も作るけれども決まらない」の繰り返しです。私はこの日の最大の敗因は「前半数多くのチャンスを決め切る精度がなかった事」だと思います。天皇杯J2のJEF千葉が讃岐に5-0で完勝していますが、前半17分と23分にゴールを決めています。讃岐の北野監督のサッカーは2010年就任当初からずっと変わらず、リアクション・サッカー。SC相模原が、この讃岐のサッカーに勝ち続けるようになるためには、前線の選手が個人技・組織プレーともに、もっと攻撃の精度を上げる必要があると思います。

後半カマタマ―レ讃岐はアンドレアが高めの位置でプレーする機会が多くなり「得点を取りに来たな」という感じでした。考えてみてください。讃岐は首位長野との勝ち点差は1。この差を乗り越え優勝すればJ2自動昇格なのです。逆に引き分ければ、長野との勝ち点差が3に開いてしまいます。得失点差から考えればカマタマ―レ讃岐は「引き分けは負けと同じ」なのです。ですので讃岐の選手たちも必死なのは良く分かりました。しかしSC相模原も讃岐の攻撃を切り返し菅野が曽我部がシュートを放ちますが、決まらない。そして後半20分、中央左サイドで広野の接触プレーがレッドカードを取られます。

今回も含めこれまでの3回のカマタマ―レ讃岐との試合で、SC相模原は全て退場者を出しています。そして試合の流れが変わる。SC相模原は森谷に変えて桝田を入れましたが、DFラインの変更後のフォーメーションと動き方をウェズレイが理解していないように見えました。そこを木島が突いていきます。前半25分、左サイドに開いた木島が角度の無いところからループシュート。森田必死のジャンプ。しかしボールは無情にもSC相模原のゴールネットを揺らします。

28分、追いかけるSC相模原は2人を同時に入れ替えます。健太に代わり将也。小澤に代わり吉村。新フォーメーションは、安藝・桝田・ウェズレイの3バック。曽我部がFWの位置に上がり御給と2トップ。まさに「絶対1点を返すぞ!」フォーメーションを木村監督は指示しました。が、代わって入った将也がこの日は精彩なくミスを連発。御給も足が止まりポスト役として機能しません。この状態を見て木村監督は後半40分を過ぎると、ウェズレイをトップに上げてのパワープレーを指示します。GK・DFからどんどんウェズレイ・御給を目がけてボールを入れますが得点になりません。ロスタイム4分、讃岐は遅延行為でイエローカードをもらいながらも時間を使い逃げ切りをはかります。そして試合終了。SC相模原0-1で敗れました。

「讃岐・長野」と何回当たっても勝てるチーム作り。毎年、間違いなく天皇杯全国大会に出場できるチーム作り。SC相模原もまだまだ個人・チーム全体での強化の継続が必要です。以下の表を見てください。

昨年・今年のJFL上位5チームにまだ1度も勝てていません。その意味で残り5試合は、チーム・選手個々人としての『プライド』を賭けた戦いになります。来年、運よくJ3に上がれたとしたら、この5チームと同じレベルのクラブと年間15試合をこなす訳ですから、はっきり言えばこの直接対決の勝敗で新J3でのSC相模原の順位が決まるのです。「讃岐・長野」との試合で常時勝利できるチームになるためには、どうしたらいいのか。その「重大な意味」を考えれば考えるほど チームにとって残り5試合は非常に大切な試合だ、と私は思います。
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