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たった1点で地域リーグ決勝進出を逃す悲劇

2012-07-30 23:44:56 | ライバル達の咆哮
7月28日~29日の週末、JFL入りを目指す全国の強豪チームに大きな動きがありました。
7月29日(日)北信越リーグは最終節を迎えました。勝ち点・勝利数・得失点差で全く同スコアで首位にならんでいたJapanサッカーカレッジとサウルコス福井でしたが、Japanサッカーカレッジがアルティスタ東御との対戦で痛恨の「1-1」の引き分け。一方サウルコス福井は、上田ジェンシャンを4-1で手堅く勝利。この結果サウルコス福井が、今年全国で初の地域リーグ決勝大会進出を決めました。

上の表の通り、「もし」Japanサッカーカレッジが、29日の試合で1失点せず1-0で終われば、サウルコス福井と同じ、「12勝1敗1分け、勝ち点37得失点差49」と並ぶところでした。さらに総得点の比較となるとJapanサッカーカレッジが1点上回る結果となり地域リーグ決勝進出はJapanサッカーカレッジとなっていたはずでした。たった1点で決まった天国と地獄。これが地域リーグの怖さです。厳しさです。勝ち点1、得失点1点の差でJFLへの道が開かれるかどうかが決まります。チーム全員が「勝ち点1の重み」「得失点差1の重み」をハラの底から理解して一試合、一試合に全精力集中して臨んだチームに勝利の女神は微笑みます。

SC相模原は、全社関東予選に敗れ、今関東リーグ1試合1試合に集中して地域リーグ決勝大会の参加権獲得に向けて取り組んでいます。昨日、相模原と同じく全社予選で敗退してしまった強豪チームが出てしまいました。それは昨年の関西王者・奈良クラブです。

現在、関西リーグ2位で首位アミティエSCを追う奈良クラブ。しかし残り3試合で勝ち点9差と、関西リーグ優勝の可能性は非常に厳しい状況にあるだけに、「全社経由地域リーグ決勝大会」の道は、何としても確保したかったところです。しかし奈良クラブの高いチーム力を持ってしても必勝の試合を落してしまいました。これが地域リーグです。

今日、家に帰ってオリンピック・サッカー「スペイン VS ホンジェラス」の録画を少し見ました。今大会、間違いなく個人&チーム能力・攻撃力と守備力の高さでNo.1と目されていたスペインが敗れ去りました。開始早々ホンジェラスに先制され、スペインの選手全員が、時間と共に冷静さを失っていきます。「このままだと世界王者が予選敗退」という恐怖のプレッシャーが脳裏を支配し、華麗なパスサッカーが影を潜め後半はイエローカードを連発して自滅してしまいました。サッカーは、自分達の実力が出し切れる精神状態を維持し続ける事が非常に大切です。机上の空論に踊らされる事なく、目の前の勝ち点1・得失点差1を全力で地道に積み上げる事こそ、自分にチームに余計な精神的負担をかけない最良の手段だと思います。
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