S.C.相模原サポーターブログ

SC相模原を楽しく応援するブログです

地域決勝大会では「鬼」となって戦おう!~横浜猛蹴戦

2010-11-15 22:08:15 | SC相模原・激闘の足跡
第44回関東社会人サッカー大会・決勝戦は、神奈川県サッカーにとって一番望んでいた「神奈川県第一代表 vs 神奈川県第二代表」の対決となりました。双方共に連戦での負傷・累積警告などでメンバーを大きく変えてきましたが、そもそも連戦で勝者となるのは「チーム力の高いチーム」。今こそリザーブ(控え)選手の実力が試される時です。今日の試合は、セオリー通り控え選手が実力を出し切ったチーム力の高いチームに勝利の女神は微笑みました。先発メンバーは以下の通りです。
FW:水野・森谷 MF:隼人・吉岡・健太・富井 DF:工藤・奥山・井上・大将 GK:佐藤
       
横浜猛蹴も、エース鳥毛が昨日の負傷で松葉づえ状態。変わって本来MFの藤原がFWに入ります。よって10月3日(日)神奈川県リーグ1部優勝決定戦を戦った時のメンバーからは、鳥毛・飯田・堀川らの主力がベンチというスタートになりました。キックオフ直後は、双方のボールの奪い合いが続きますが、8分奥山のミドルシュートで攻撃の号砲が鳴ると、SC相模原の長いポゼッションからの攻撃が繰り返されます。今日の相模原のポゼッションは、明かに相手の守備の隙を作りかつ狙い、そこにクサビ・クロス・スルーパスを通してゴールへ向かうパス回しで、得点の匂いが漂うような攻勢を続けます。しかし、得点を取るパターンを試合で実践できたのは横浜猛蹴でした。前半20分、右コーナーキックがゴール正面で競る大坪に。大坪はゴール正面左でフリーになっていたFW藤原に落とし、藤原がこれをシューート!ゴール。0-1。東京23FCがやって見せたセットプレーを見事に再現しました。東京23FC戦では、齋藤がリスクを感じ取って相手エースFW山本(恭)のシュートを防ごうとしましたが、今度は完全な「どフリー」。このプレーはYSCCも得意としており、エースFW松田の得点パターンの一つ。最初はファーサイドにポジションし、ニア&中央にボールがくると正面に回り込みこぼれ球をシュートしてきます。SC相模原が来週に向けて修正すべき点の一つでしょう。

私が、この試合で最も良かった時間帯だと思うのがこの後のSC相模原の攻撃です。1点リードされてようやく「戦士」として目覚め必死になって気迫のこもった攻撃を繰り返します。24分、パス回しから富井が中央に待つ水野にパス。水野足元に落として自らシュート。29分、奥山の攻撃参加。ドリブルで中央に上がると、森谷の巧みなオフザボールの動きで空いたスペースを使って水野にスルーパス。水野シュート。33分、大将右サイドを崩しクロス、水野ヘッド。36分、富井がDFライン左裏のスペースへボールを出すと吉岡がこれに追いつきシュート。40分、隼人ゴール正面からミドルシュート。・・・・しかし得点に至らず。ここで前半を終了します。

後半も、より全員ゴールに向かったポゼッション、崩し、チャンスメイク、シュートを繰り返します。猛蹴も1点リードしてからは、「セットプレー」と「カウンター」での攻撃に絞り、相模原の攻撃を徹底的に守る構えです。5分、ショートコーナーから水野シュート。10分健太からのパスをゴール正面で受けた吉岡シュート。14分、左の健太から右の水野へパス、水野また左の隼人にパス、隼人シュート。30分、吉岡に変わり木下in。残り15分、「何としても」の気持ちはついに32分に実を結びます。左サイド井上から隼人に縦パス。井上そのままオフザボールで中央に走り込むと、隼人のマークが外れ隼人フリーでクロス。中央に待つ森谷ヘッド!ゴオオオオオル!1-1。50分間攻め続けてようやく横浜猛蹴の守備網を崩しました。

こうなると横浜猛蹴も攻撃に出てきます。しかし43分、11番相澤が2枚目のイエローで退場。連戦で疲れている上に、10人でSC相模原相手に戦うとなると、横浜猛蹴は後ろ7人で守って、前3人でカウンターで攻めるしかありません。そして延長を凌ぎ切りPK戦に持ち込む。横浜猛蹴の勝利への向けてのやる事は明確です。延長前半、横浜猛蹴は必死に守ります。しかし延長5分、右コーナーキックをファーサイドの工藤へ。工藤斜めに走り込みジャンプしてヘッド!ゴーール!2-1。遂にSC相模原逆転しました。このシュートで工藤も体力を使い切り、CBは鷲田に交代します。また工藤ヘッドの前に大将が足がパンパンになり交代。水野が右サイドに入り野村がボランチの位置に入ります。守備陣形は、CB奥山・鷲田 ボランチ健太・野村と中央にフレッシュなディフェンダーが2人入り、SC相模原万全の逃げ切り体制ができました。

SC相模原は、延長後半10分間のやる事は明確です。これまで続けてきたポゼッションでボールをキープし相手を走らせさらに消耗させること。万一相手にボールが渡った時は、カウンターに対する対応を実践すること。そして時間を使い試合終了の笛を聞けばSC相模原の優勝です。しかし、ボールを回すパスに、あの同点を狙う時のような気迫がありません。疲れているせいか、リードしているためか、安易に相手陣内に蹴り込みボールを失います。このボールを拾った横浜猛蹴・大坪は、DFラインから空中高くロングボール(ロビング)を上げます。横浜猛蹴の前の3人は力を振り絞ってこのボールを追いかけます。しかしSC相模原DFは、このボールを処理するでもなく走り込んで来た横浜猛蹴の米山を止めるでもなく、キーパーに声を掛けるでもなく、走りながら見ていました。米山は、ゴール前フリーでこのボールを蹴りあげると、ボールはGK佐藤の頭の上を越えゴールネットに。2-2。同点。このまま結局引き分けPKに。PK戦5-6。SC相模原敗れました。

この試合のレッスンを、今週末の地域リーグ決勝大会に是非活かして欲しいと思います。守備のリスクマネジメントは、最悪を想定してその対策を打つこと。そして気迫。何としても相手を「0点」に抑える気迫。必死に攻撃してくる相手を押さえこむ気迫。DF陣はピッチ上で「鬼」となって敵の攻撃をはねのけてください。サポーターもGKの前に仁王像のような「鬼」がいるかどうか、来週地域リーグ決勝大会ではチェックしましょう。ここまで来たら最後は気持ちです。

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この経験を来週活かそう~ゲットゴール相模原第29号

2010-11-15 00:08:42 | マーケティング
今日は、西ヶ丘サッカー場に100人を超えるサポーターの皆様にご集合いただきありがとうございました。西ヶ丘サッカー場のような伝統のある設備の整った会場でSC相模原が試合をするとなんかよかったなぁ~、という感じがします。県3部・2部の頃,ひどいグラウンドで毎週戦っていた記憶があるので何故か安心するんですよね。今日は負けてしまって残念でしたが試合の成果は必ず来週からの地域リーグ決勝大会に活かされるはずです。来週、天下分け目のひたちなか。また多くのサポーターの皆さんの応援をお待ちしております。
今日会場で配布しましたゲットゴール!相模原第29号をアップしました。試合前の期待と不安の様子を思い浮かべてご覧いただければ幸いです。

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