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アンリ・バタイユ「青い鳥よ、晴天の色よ……」

青い鳥よ、晴天の色よ、 僕がわかるかい? しるしを見せておくれ、── 夜は僕たちに泣きじゃくるような様子をさせる そして月はおまえを白鳥のようにまっしろにする…… 青い鳥よ、晴天の色よ、 言ってくれ、おまえはあの召使の女を知っているか、 ぐらぐらする古い矢倉の 窓やよろい戸を 毎朝のように開けていたあの女を?…… そこには柳の木があって、おまえは毎年巣をつくっていた…… 青い鳥よ、晴天の色よ。 . . . 本文を読む
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エドガー・ポオ「音楽」

音楽がわれわれにはたらきかけて涙を流させるとき、その原因はよくわからないながら、たとえばグラヴィーナが考えたように、われわれは「感激のあまりに」泣くのではない。むしろいらいらした、腹立たしいような悲しみのあまりに泣くのであって、それというのも、われわれは死すべき人間として、それらの天上的な法悦の饗宴にあずかるだけの資格はいまだにもっていないので、音楽はそういった法悦のいわば暗示的な、形定まらぬ一瞥 . . . 本文を読む
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