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アンリ・バタイユ「青い鳥よ、晴天の色よ……」

青い鳥よ、晴天の色よ、
僕がわかるかい? しるしを見せておくれ、──
夜は僕たちに泣きじゃくるような様子をさせる
そして月はおまえを白鳥のようにまっしろにする……

青い鳥よ、晴天の色よ、
言ってくれ、おまえはあの召使の女を知っているか、
ぐらぐらする古い矢倉の
窓やよろい戸を
毎朝のように開けていたあの女を?……
そこには柳の木があって、おまえは毎年巣をつくっていた……
青い鳥よ、晴天の色よ。

青い鳥よ、晴天の色よ、
あの女にさよならを言っておくれ
おまえが歌っていたあの古い矢倉の
窓やよろい戸を
彼女が開けることはもう二度とないのだから……
ああ、おまえは毎年戻ってきてくれるのか!
青い鳥よ、晴天の色よ。
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