あんな・こんな

観たり、聴いたり、感じたり・・・あんな・こんなを綴ります。

Memories of cinema 2011 5・7・8月

2023年10月11日 19時15分42秒 | 映画鑑賞

2011年映画鑑賞🎦のつづき( ^ω^)・・・

 

5月鑑賞🎦 1本目 Total-8本 テアトル梅田にて・・・『ダンシング・チャップリン』 
これは映画というより芸術?と言った方が相応しいかも知れません。 美しいものを創り、表現するための大切なものを観たぁ~って感じです💞☆彡 副題にBALLET DE ROLAND PETIT(ローラン・プティのバレエ)とありました。

5月鑑賞🎦 2本目 Total-9本 大阪ステーションシネマにて・・・『プリンセス・トヨトミ』 
完全な娯楽映画かな? でも、こんなことあったら面白いかな?な~んて思って、少し笑ってみたり、納得してみたり・・・ 
5代目大阪駅としてリニューアルオープンした大阪ステーションシティー!!!ノースゲートビル11階にオープンした、
「おNEW」の映画館での鑑賞でした。

 

7月鑑賞🎦 1本目 Total-10本 大阪ステーションシネマにて・・・『アンダルシア 女神の報復』 
懐かしい顔、戸田恵梨香扮する外交官。 前回の作品「アマルフィ 女神の報酬」では大活躍でしたが、この回では情報提供だけの出番でした。 
もう少し期待していたのですが・・・音楽も前回のサラ・ブライトマンの「Time to Say Goodbye」は素晴らしかった🎶 
ロケーションも大満足だったので、少し物足りなさを感じたかな? 彼女の歌声はホント♬ イイですねぇ~(^^♪ 話は飛びますがNHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲・第一部」のテーマ曲「Stand Alone」も良かったですぅ~ 
このドラマは大河ドラマより熱心に観た覚えがあります📺 秋山真之の海軍兵学校以来の親友広瀬が戦死した時にはもう大泣きでした。

完全に映画と離れてしまいましたけど・・・ 最近のテレビドラマが余りに面白くないので、つい名作ドラマのことを思い出してしまいました。 
松山市にある「坂の上の雲ミュージアム」にも行ってみたいと思いながら何年になるかしらぁ~ 四国は交通の便が良くないので、なかなか実現できていません(-_-メ) 早く行かなくっちゃ・・・🚉です。

7月鑑賞🎦 2本目 Total-11本 ブルク7にて・・・『デンデラ』 
浅丘ルリ子が実年齢の役をするので話題になりました。 今村昌平監督の「楢山節考」という映画がありましたが、捨てられたお婆さんのその後を描いたもので、今村監督の長男さんが撮ったものだそうです。 少し欲張り過ぎて何に焦点?を当てたいのか判りにくかったかな??? 
言いたいことは充分判るのですが・・・まとまりに欠けるかな?と言う印象でした。

 

7月鑑賞🎦 3本目 Total-12本 ブルク7にて・・・『大鹿村騒動記』 
監督:阪本順治 主演:原田芳雄 原田さんは病気療養中だったのですが、この映画の公開を見届けて亡くなられました。 残念なことでした。
映画の方は芸達者な役者さんたちが続々登場🎬 味のある演技が楽しいし流石だな~👏 
大鹿村は長野県に実在する村で、そこに「大鹿歌舞伎」というのがあって、300年以上の伝統を守り続けているそうです。 
それがこの映画の中心的存在になっていて、取り巻く人々の関係や事件!?などで進行します。 面白くて、可笑しくて、そして楽しい映画でした。 最後に流れる忌野清志郎の「太陽の当たる場所」はこの映画にピッタリでした♬ いつも思うことですが、映像と音楽って大切ですよね。 
演技は勿論ですが、それらが活きるかどうかに影響を与えているような気がします。

7月鑑賞🎦 4本目 Total-13本 大阪ステーションシネマにて・・・『コクリコ坂から ‐上を向いて歩こう-』
大人のためのアニメーションって感じかな? 風景や生活、人々など・・・ 「コクリコ荘」という下宿で、女性たちが生活を共にしている。 
そして、主人公の女の子が通う高校の部室が集まっている男子生徒の巣窟?が「カルテラタン」

「カルチェラタン」とは、いわば「学生街」と呼ばれるものだと知ってこの古い建物の意味がよく判りました。 
「カルチェラタン」の取り壊しか保存かで、学生たちの議論の対象になっています。 
その中で「古いものを壊すことは過去の記憶を捨てることと同じじゃないのか!?」 「人が生きて死んでいった記憶をないがしろにすることじゃないのか!?」 「新しいものばかりに飛びついて歴史を顧みない君たちに未来などあるか!?」と今の私たちに突きつけられているような台詞です。 便利すぎる、過保護すぎる、何処かで何かを失くしてしまった気がする、そんな私たちに・・・
当時の私のブログを読み返して書きました。

いつぞや、京都文化博物館で「鈴木敏夫とジブリ展」を観てきたので、このアニメに携わった人たちの思いが伝わってきます。 
「鈴木敏夫とジブリ展」についてはInstagramにUPしていますので興味のある方はご覧になってみてください。

 

8月鑑賞🎦 1本目 Total-14本  テアトル梅田にて・・・『一枚のハガキ』 
99歳の新藤兼人監督の作品でした。 100人の兵士の中から上官のひいたクジで戦地に赴く者、戦地へ行くことを免れ生き残った者、どちらの家族、家庭にも不幸が・・・ そして、人間関係には悲しいような浅ましいような駆け引きなども見え隠れしていたように思います。 
そんな時代だったのでしょうか?戦後とは・・・ 所々滑稽さもあって少しは気が抜けましたが、いつでもどこでも弱者が悲しく苦しい思いをするのですね。 反面人間の逞しさも覗かせています。 もし自分が死んだら、家に残した妻からのハガキを読んだが返事を書けなかったことを伝えて欲しいと託された「くじ引き」で生き残った男。 戦争に翻弄されたハガキの主に戦友の遺言?を伝えに行き・・・
諸々の結果、苦労の証のような古い住み家が焼け落ちその跡に広がる麦畑は、生き抜いて行こうとする妻とハガキを届けた男の未来が表現されているようでした。 一枚のハガキが繋いだ絆として・・・ 人間って案外しぶといかも!?ですね。 生きて行かなければならないのですから! 
でも、周りに迷惑はかけたくありません!!

~戦争が終わって僕らは産まれた♪ 戦争を知らずに僕らは育った♪~ 「戦争を知らない子供たち」の一人である私・・・ 裕福ではなかったけれど、苦労という苦労を知らずにここまで来くることができました。 出会った人たちに感謝!感謝!です。 けれども現在流れているニュースには切ない思いでいっぱいです。 自然との闘いもどうすればよいのでしょうか(>_<)

7月鑑賞🎦番外編 Total-15本(番外編を含む)  京都文化博物館フィルムシアターにて・・・『ぼんち』 
先日別のInstagramにご紹介した京都文化博物館フィルムシアターでの映画でした。 1960年の作品だそうですから半世紀前の作品です。 市川雷蔵の映画が上映されるというので出かけたのでした。 雷蔵は37歳という若さでこの世を去ってしまわれたのですね。 顔良し、声良し、姿良し、勿論!演技も・・・ 美人薄命とはよく聞きますが、美男も薄命ですか? 確か佐田啓二(中井貴一のお父さん)も短命でしたものね。 
番外編のご紹介でした🎦

8月鑑賞🎦2本目 Total-16本 アポロシネマにて・・・『シャンハイ』原題:SHANGHAI  米中合作映画 
ミステリアスな事件の中に男女の愛情も見受けられるものでした。 日本軍の描写については??? なので、意見を述べることは控えます。 
Ken Watanabe(渡辺謙)は、この頃はすっかりハリウッドスター!? ラストサムライでもトム・クルーズより存在感があったような・・・ 
切られ役で有名な福本清三さんも「サイレント侍」としてセリフが無いのに存在感がありました。 
今作品に戻りますと、渡辺演じる軍人タナカがラストでは一人の男タナカとして描かれていたので、日本人としては???ここで救われた感じがしました。


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