名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋問題集 20171227

2017-12-27 | 大山将棋研究
後手番桐山先生の手を考えます。

第1問


攻めが細いので工夫が必要です。
A 65歩 B 64銀 C 85歩

第2問


ここも手筋で工夫の攻めです。
A 56歩 B 87歩 C 67歩

第3問


少し楽になって手筋の攻めです。
A 15歩 B 24桂 C 69飛

第4問


おとなしく指してはいけません。
A 68同飛成 B 39角 C 65香

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大山将棋研究(746);三間飛車に65歩急戦(桐山清澄)

2017-12-27 | 大山将棋研究
今日の棋譜20171227
昭和58年10月、桐山清澄先生と第42期名人挑戦者リーグです。

大山先生の先手三間飛車、桐山先生は急戦なのですがどうせめるのかなあと見ていたら、大山先生の方から大野流57銀です。

そこから先は大野源一先生とは全く違うのですが、金を上がり飛をまわって、後手の攻めを封じます。

先手番なので待っているばかりにもいかず、58飛で隙を作り、仕掛けさせました。当然なら55歩なのですが

36歩と突いて攻めさせます。対抗型での継ぎ歩は出てくることが少ないのですが

8筋を詰めさせたので桐山先生がポイントを上げました。

右桂を跳ねて竜を作り、大山先生はまたも我慢。

馬を作りにかかります。

桐山先生は銀を引いて、堅い形で軽く攻めていきます。56同飛に88竜から

玉も堅く、香得なので桐山先生が有利です。

55金に69竜は攻めのけん制ですがどうだったか。飛をぶつけられて

交換するのは損ですが、24桂で寄せを狙います。

大山先生は怪しく粘ります。

39角と強打されても

なんとか受かっています。

桂を外したら金を打たれて、これはピンチ。

44角~11角成も大きいですが、馬飛と取られて

駒損で後手を引いているようでは劣勢です。

56香と捨てて銀を打つのは勝負手ですが、竜を逃げてもらえないので攻め駒が足りません。(桐山先生としては33桂と逃げておくべきか。)

66角は攻防で

角を王手で移動し、手を戻しました。大山先生は最後のお願いで35桂と打って

取られて足りないはずですが、逃げてもらえたので詰めろ。31桂と受けたら・・・

まだ足りなさそうなのですが、桐山先生はどうしたのでしょう。自玉が詰まないと錯覚して大山先生の拾い勝ちです。

この頃は名称が違いますが、順位戦だとおかしなことが起こります。ずっと桐山先生が良いはずですが、怪しくなってくると焦るもので、恐怖心と戦うようになると判断が鈍るのです。ずっと悪いから半分諦めていた大山先生の方は怖くはないのですから、逆転することもあります。
棋譜だけ見ているとわかりにくいのですが、順位戦では不思議な逆転劇があります。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:桐山清澄8段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 8四歩(83)
3 7八飛(28)
4 8五歩(84)
5 7七角(88)
6 3四歩(33)
7 6六歩(67)
8 6二銀(71)
9 6八銀(79)
10 4二玉(51)
11 4八玉(59)
12 3二玉(42)
13 3八玉(48)
14 5二金(61)
15 5八金(69)
16 5四歩(53)
17 5六歩(57)
18 1四歩(13)
19 1六歩(17)
20 4二銀(31)
21 2八玉(38)
22 7四歩(73)
23 3八銀(39)
24 9四歩(93)
25 5七銀(68)
26 6四歩(63)
27 6七金(58)
28 7三桂(81)
29 8八飛(78)
30 9五歩(94)
31 4六銀(57)
32 5三銀(62)
33 5八飛(88)
34 6五歩(64)
35 3六歩(37)
36 8六歩(85)
37 同 歩(87)
38 6六歩(65)
39 同 金(67)
40 8五歩打
41 6七金(66)
42 7七角成(22)
43 同 金(67)
44 8六歩(85)
45 8八歩打
46 8七歩成(86)
47 同 歩(88)
48 6五桂(73)
49 6六金(77)
50 8七飛成(82)
51 8八歩打
52 8五龍(87)
53 5五歩(56)
54 同 歩(54)
55 7三角打
56 6四角打
57 同 角成(73)
58 同 銀(53)
59 5四角打
60 5三銀(64)
61 7二角成(54)
62 5六歩(55)
63 同 飛(58)
64 8八龍(85)
65 6四歩打
66 6二歩打
67 4五馬(72)
68 4四銀(53)
69 5四馬(45)
70 8九龍(88)
71 6五馬(54)
72 9九龍(89)
73 5五金(66)
74 6九龍(99)
75 6六飛(56)
76 同 龍(69)
77 同 馬(65)
78 6九飛打
79 6七飛打
80 同 飛成(69)
81 同 馬(66)
82 2四桂打
83 4四金(55)
84 3六桂(24)
85 1八玉(28)
86 4四歩(43)
87 3七銀(46)
88 6九飛打
89 6八飛打
90 3九角打
91 同 金(49)
92 同 飛成(69)
93 1七角打
94 5九龍(39)
95 3六銀(37)
96 5七金打
97 4四角(17)
98 6七金(57)
99 1一角成(44)
100 6八龍(59)
101 4四桂打
102 4三玉(32)
103 3九歩打
104 5九飛打
105 5六香打
106 同 飛成(59)
107 4五銀打
108 6六角打
109 2一馬(11)
110 3二香打
111 同 桂成(44)
112 1七香打
113 同 玉(18)
114 3九角成(66)
115 2八桂打
116 3二金(41)
117 3五桂打
118 3三玉(43)
119 2五香打
120 3八馬(39)
121 2三香成(25)
122 同 金(32)
123 同 桂成(35)
124 同 玉(33)
125 2二金打
126 投了
まで125手で先手の勝ち
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20171227今日の一手(その623);逃げる一手ではない;追記あり

2017-12-27 | 今日の一手

20171227今日の一手

10月7日の名南将棋大会から、MさんとSさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
角と飛銀歩の交換で成銀を作っています。持ち歩があるので歩をカウントせず、銀が成銀になってもあまり効果はないのですが、ほぼ銀得ですから先手の大きな駒得です。
玉の堅さは同程度。穴熊は戦場から遠いという利点があるものなのですが、2筋が戦場になっています。
先手の攻め駒は持ち駒飛桂で2枚。74成銀は攻め駒とは言えません。
後手の攻め駒は49角26銀で2枚。22角も働きそうです。

総合すれば駒得の分だけ先手が良さそうです。

☆ 大局観として
後手は駒損ですが2筋に大きな拠点を作り、飛で角を取って打ち込みました。飛取りですから逃げたらどうなるかを確認します。
逃げて悪いとなれば取られても良いようにするか、手抜いて攻めるか。それら3つにわかれます。
よほどの攻め将棋なら手抜きから考えるかもしれませんが、穏やかな方から考えるのが普通でしょう。穴熊を指し慣れていれば手抜きから考えるのかなあ?

ほぼ銀得でも74成銀が中途半端、88金79銀も遊んでいます。(玉の囲いに関係せず、攻め駒にも数えられない駒が遊び駒です。形勢判断の3つの要素には含まれているので特別に考えなくてよいです。)駒得は味が悪いものなんですよね。
ただ後手の攻め駒がせいぜい3枚ですから受けることもできるはず。後手の金銀もバラバラですから攻めることもできます。両方あるのでかえって迷うかもしれませんね。方針を決めて考えましょう。


× 飛車を縦に逃げて38角成

では負けだというのはすぐに気が付きます。


△ 48飛など横に逃げるのが普通です。

どの位置に逃げても55角37歩38角成同飛28金

後手は駒損ですから攻めるしかないです。28同銀同歩成同玉27銀打39玉38銀成同玉27歩

穴熊から這い出て逃げ出せるかどうかということなのですが、最後の27歩が厄介で、28飛や19飛を狙われています。19銀と受けると66角48桂28飛

28同銀同歩成49玉57角成

68金と受けてまだ何とかなりそうに見えますが、後手は5,6筋に歩が利くのが大きく寄せ切られそうです。(68金47馬59玉67歩58金57歩というような手順です。)

27歩に48玉

と逃げ出して難しい図です。受けきれないのですが後手玉も万全ではないし。例えば56歩23銀42玉54歩66角59玉

ずっと難しいです。


× 飛にひもを付ける手を考えると、48金では

方向が違います。58角成同金49飛57角

両取りを受けられますが、55角46桂88角成同銀28金

で詰まされます。


△ 48飛打だと

58角成同飛69飛78金65飛成48角

と打って75成銀で助かります。

ということは後手としては65飛成ではなく49飛成の方で

48飛55角46桂

ずいぶん利かされて(37歩では同銀成でつぶれ)いますが、後手としても桂を取って強攻か、竜を逃げておくか、迷うところでしょう。先手駒得とはいえあまり思わしくないと思うのですが。


△ 56飛打だと

58角成なら前と同じ変化です。後手が38角成としたら、38同飛28金同銀同歩成同飛27歩

今までは玉で取って逃げ出していたところですが、飛で取って27歩を打たせ、26飛28歩成同飛

これはしてやったり、先手よしです。


△ 手抜きで攻める手を考えます。23歩

は入ります。58角成22歩成同玉は先手よし。角を逃げられて、得か損かよくわからないです。


○ 実戦は54歩で

これも58角成53歩成は先手よし。54同金に48飛打と受けて58角成同飛55角

と進行しました。王手を受けておけば難しいのですが、55同飛同金22歩

はあまり厳しくなくて、飛2枚を打たれて寄せられてしまいました。

戻って54歩に同金でしたから54同飛がありました。

38角成に34飛33角38飛

この48飛と逃げている変化に比べて金の丸儲けですから先手優勢です。

後手は54歩に挨拶しても仕方ない(52金53歩成とか44金82飛~とか)のです。38角成

と(少なくともどこかで)攻めるしかないです。つまり先手は48飛と逃げないで54歩の1手を儲けている計算です。38同飛28金同銀同歩成同玉27銀打39玉38銀成同玉

先手からは53歩成でほぼ詰めろ(詰めろで無くても王手で駒を抜く手がある)なので、後手も詰めろ以上の手が必要です。66角49金27歩46角

このあたりで後手からの詰めろが続かなくなります。36飛37銀から駒を交換する手を入れるかどうかはありますが、52金とか手を戻すことになり、攻め合いでも長い戦いになれば先手の駒得が生きてきます。

追記
ikecchiさんから鋭いコメントがありました。ありがとうございます。
54歩から52金53歩成同金でどうするか。何とかなるだろうと思っていたらかなり難しいです。

53同飛成では38角成で

先手の負けです。

58飛は簡単に移動できません。戻って23歩

しかなさそうです。23同玉は25飛で合駒がないから角を逃げます。
66角には33歩同玉45桂

3筋にも歩が利くので手が続きます。飛車打ちを避けて24玉ですが22歩成同角53飛成

これが25歩からの詰めろで先手の勝ち筋。

22歩成の時に39角成

と銀を取って、39同金58角成が詰めろですが、46角が詰めろ逃れ。25玉23飛36玉53桂不成

先手の勝ち筋です。

33歩に同角は53飛成で

38角成に22金同角同歩成同玉25飛

合駒が悪くて、23金合に同飛成からたたいて詰んでいます。

23歩に44角と逃げたら

金銀にひもが付きます。やはり33歩があって、33同角は前の変化と合流します。取れなくて42玉

が最善の逃げ方です。これには45桂がぴったりで、58角成くらいに22飛31玉53桂不成

でこれも寄っています。

最後は23歩に55角の王手。

55同飛38角成が詰めろですが、22歩成同玉25飛

金合いでは馬を取られます。31玉32歩に同金は61飛

で金合が仕方ないです。51歩同飛成41金同竜同玉38銀

これは先手優勢。

32歩に42玉とかわして

これには24角の王手。33桂の移動合では同角成同玉45桂

で詰み筋です。

24角に33金合いならば57角

と守っておいて、37銀成同桂同馬28歩

でなんとか先手が優勢です。

24角に52玉は

82飛62歩64桂同金53歩

と迫ってぴったり詰んでいます。

偶然の配置ですが、先手にとってうまくできていて勝ち筋でした。よって最初の結論は変わりません。ホッとしました。


× 82飛には62歩が受けの手筋。

62同飛成52金引ではまずく、24桂23玉81飛成51歩

手順に桂を取れるのですが、後手玉を攻めにくくしているので失敗です。後手に歩を打たせたので48飛から受けた時に有効ではあるのですが。


☆ まとめ

48飛と逃げるのはずいぶん攻められそうで、難しいのですが実戦なら負けやすいでしょう。

48飛打はやや悪いです。これは問題図での形勢が悪いとみて粘って指す手です。

かなり怖いのですが手抜きが利きます。これは58角成とされても先手玉から遠のくから。攻めようと思えば54歩で飛を使うのが自然。先手Hさんはいつも穴熊ではないですが、ここに目が行きました。でも54同金に同飛と取り返せなかった、というのが残念です。
54歩に38角成ならば、48飛と逃げる手に比べて1手得なのです。終盤で1手差がつけば大きすぎます。
「駒はあたりになっている時が一番働いている」と言います。これはほぼ正しい将棋格言です。飛取りを逃げない手から考えるようになったら中級者以上でしょう。好手が落ちているかもしれません。
54歩同金に飛を逃げる手(金を取る手)が正解だったというのは逆に盲点に入るのかも。面白い現象です。

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大山将棋問題集 20171226

2017-12-26 | 大山将棋研究
先手番加藤先生の手を考えます。

第1問


定跡書にはさらっとしか書いていないですが。
A 45歩 B 53角 C 41角

第2問


よく見れば。
A 37銀 B 53馬 C 37歩

第3問


馬取りですが逃げる一手ではないです。
A 64馬 B 43同馬 C 34飛

第4問


決めに行きましょう。
A 34角成 B 61角成 C 42銀

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大山将棋研究(745);四間飛車に棒銀(加藤一二三)

2017-12-26 | 大山将棋研究
今日の棋譜20171226
昭和58年10月、加藤一二三先生と第22期十段戦です。

大山先生の四間飛車に加藤先生は棒銀です。本格的に棒銀を採用し始めたころなのでしょう。

今回は大山先生は53角で受けます。今では当たり前のように見えますが、こういう実戦から定跡化されていったのです。

34歩同銀に45歩。こういうのを最初に考えた人(加藤先生)はすごいなあと思います。

後の話ですが、43金と備えて44歩に同金45歩43金までが盛んに指されました。これは初期なので44歩に同角。定跡書には

53角から馬を作って先手有利、とさらっと書かれていると思います。

でも後手からも27角から馬を作れるのです。(36角成では47歩同金45角成だったか。)

(44歩があるので45に馬を作りたかったのです。)44歩に47歩

28飛44金に37歩。あれ?馬が死んでいます。これは大山先生でもうっかりしそうですね。

馬を切って38歩では棒銀が十分にさばけたので、加藤先生有利です。

ここで43金には同馬同銀24飛なのかなあ?そこまでしないで馬を引く方が無難なのですが。

大山先生はそれを嫌って飛車を追ってから金を引きますが

加藤先生は飛車を切って角を打ち

角を切って一気に寄せに行きました。

攻め駒は3枚でしたがこれが詰めろなのです。99香も攻め駒として働くことになり

投了図。93桂には91銀不成か、受けはないです。

加藤先生の快勝譜ですが、まだ定跡化されていないころの話ですから。こういう将棋を指すと、加藤先生が「棒銀一筋」になるのもわかります。
定跡には64角成でせんてよし、と簡単にしか書いていないのですが、45に馬を作る順なら難しそう。あるいは64角成に44角で両取りというのも大丈夫かなあ(35歩同銀同銀同飛)、といろいろ調べてみるのもよいでしょう。定跡書を疑ってみるというのも勉強法です。私はよくやっていました。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:加藤一二三前名人
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 2六歩(27)
4 4四歩(43)
5 2五歩(26)
6 3三角(22)
7 4八銀(39)
8 3二銀(31)
9 5六歩(57)
10 4二飛(82)
11 6八玉(59)
12 6二玉(51)
13 7八玉(68)
14 7二玉(62)
15 5八金(49)
16 8二玉(72)
17 6八銀(79)
18 7二銀(71)
19 3六歩(37)
20 4三銀(32)
21 5七銀(68)
22 9四歩(93)
23 9六歩(97)
24 1四歩(13)
25 6八金(69)
26 5二金(41)
27 3七銀(48)
28 5四歩(53)
29 2六銀(37)
30 3二飛(42)
31 4六歩(47)
32 1二香(11)
33 3五歩(36)
34 4二角(33)
35 3八飛(28)
36 5三角(42)
37 1六歩(17)
38 6四歩(63)
39 3四歩(35)
40 同 銀(43)
41 4五歩(46)
42 4三金(52)
43 4四歩(45)
44 同 角(53)
45 同 角(88)
46 同 金(43)
47 5三角打
48 4三金(44)
49 6四角成(53)
50 2七角打
51 4八飛(38)
52 3六角成(27)
53 4四歩打
54 4七歩打
55 2八飛(48)
56 4四金(43)
57 3七歩打
58 2六馬(36)
59 同 飛(28)
60 3八歩打
61 2四歩(25)
62 同 歩(23)
63 5三馬(64)
64 4八歩成(47)
65 同 銀(57)
66 2五歩(24)
67 3六飛(26)
68 4三金(44)
69 3四飛(36)
70 同 金(43)
71 4三角打
72 3三飛(32)
73 6一角成(43)
74 同 銀(72)
75 7一銀打
76 9三玉(82)
77 9五歩(96)
78 同 歩(94)
79 9四歩打
80 同 玉(93)
81 8六馬(53)
82 8四銀打
83 8二銀(71)
84 投了
まで83手で先手の勝ち
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大山将棋問題集 20171225

2017-12-25 | 大山将棋研究
先手番大山先生の手を考えます。

第1問


居飛穴から強引に攻め込まれましたが、反撃筋は?
A 52角 B 87角 C 82角

第2問


難所ですが、大山先生は辛抱します。
A 63歩成 B 38金 C 78歩

第3問


ここは強気に。
A 14歩 B 38金 C 77桂

ここからは後手番小林先生の手を考えます。

第4問


穴熊に手がついて怖いですが、反撃します。
A 79角 B 54角 C 56歩

第5問


決め手がありました。
A 54角 B 58銀不成 C 36歩


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大山将棋研究(744);四間飛車に居飛車穴熊(小林健二)

2017-12-25 | 大山将棋研究
今日の棋譜20171225
昭和58年10月、小林健二先生と第23期王将戦です。

大山先生の四間飛車に小林先生は居飛車穴熊です。若いころは居飛車党でした。44歩の形の居飛車穴熊が初期のころ(升田大山の名人戦)の形で、44銀がこの時代の流行で、藤井システムが出てからは44歩のほうが主流、と時代は繰り返しています。

この図先手側が神谷明廣さんの好きな形でした。名南将棋大会は15年ですが、始めたのが神谷さんです。亡くなったのが12年前になりますね。懐かしいです。

大山先生は銀冠に組み替えようとします。この瞬間が危ないのがいつものこと。ここから55歩同銀86歩同歩75歩同歩に

55角と切る攻め筋があります。だれが発見したんでしょうね。

角銀交換でも先手陣がバラバラですから、ずいぶん小林先生がうまくやったようですが

大山先生は自陣角を打ち

64歩と突きだせば金取り、銀を上がられて何かありそうなのですが、63歩成に65桂、というのも難しそう。

78歩も大山先生らしい辛抱です。ここから数手はどちらからも選択肢が多いです。小林先生は76歩から飛車を使い

大山先生は端に手を付けます。金銀2枚の穴熊なので手がつけば早いです。

銀を出られて両取り。65同角同桂38金が普通の進行か。87角66銀43角成とか。本譜は75角で

飛車は取っても大山先生は大きな駒損です。一気に寄せるつもりだったのでしょうが、54角と打たれて嫌な感じです。

15歩は継続の攻め。小林先生は駒得だからと銀を捨てて

角を打って銀を打って、どんどん攻めていきます。これが案外に受けにくいです。駒損になっても一手で先手玉がしっかりするなら良いのですが、それがなくて

銀を打って飛車を取らせて、さらに金を上がって後手を引く、これでは悪いのですが代わりの手が見つかりません。まあこの図でも結構難しく、大山先生らしい選択肢だという気はします。後手玉は13桂成同桂14歩で結構危険ですから。

若いころの小林先生は勢いよく切り込んで

あれ?大山先生に合駒する持ち駒がありません。59飛に28角は打たないほうが(18香で間に合わせられないか)よかったのかも。

金の移動合いは切られて

この図は寄せ合い一手負けなのです。47銀不成が詰めろだから

13桂成から75角は桂を打たれて意味がなかったか。66同角でも先手玉が危険です。13桂成同桂を入れずに75角なら46竜でしょうか。やはり足らなさそう。

投了図。

角銀交換で飛車をさばく筋は何度か見るのですが、互いの陣形次第です。振り飛車が27銀の瞬間なら条件が良いのですが、居飛穴の43金も浮き駒でした。すぐに決まらないなら駒得の大山先生のペースだと思いましたが。74手目65銀への対応を、角2枚で飛車を取って寄せに行った、というのが間違いでしょう。薄い穴熊で簡単に寄りそうだし、76の銀も働きがない、やりたくなるのはわかるのですが。金銀が乱れていても気にしない(後で埋めてしまえばよい)大山先生の強気が裏目に出ました。私たちアマチュアなら38金と締まっておきたいですよね。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大山十五世名人
後手:小林健二7段
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 6六歩(67)
4 6二銀(71)
5 7八銀(79)
6 8四歩(83)
7 6八飛(28)
8 4二玉(51)
9 4八玉(59)
10 3二玉(42)
11 3八玉(48)
12 5四歩(53)
13 2八玉(38)
14 3三角(22)
15 6七銀(78)
16 5三銀(62)
17 3八銀(39)
18 2二玉(32)
19 5六銀(67)
20 4四歩(43)
21 4六歩(47)
22 5二金(61)
23 5八金(69)
24 4三金(52)
25 3六歩(37)
26 1二香(11)
27 1六歩(17)
28 1一玉(22)
29 2六歩(27)
30 2二銀(31)
31 3七桂(29)
32 3一金(41)
33 1五歩(16)
34 8五歩(84)
35 7七角(88)
36 7四歩(73)
37 6五歩(66)
38 5一角(33)
39 2七銀(38)
40 9四歩(93)
41 9六歩(97)
42 7三角(51)
43 4七金(58)
44 5五歩(54)
45 同 銀(56)
46 8六歩(85)
47 同 歩(87)
48 7五歩(74)
49 同 歩(76)
50 5五角(73)
51 同 角(77)
52 8六飛(82)
53 8八歩打
54 7六飛(86)
55 7七角(55)
56 7三桂(81)
57 8七角打
58 7五飛(76)
59 6四歩(65)
60 5四銀(53)
61 7八歩打
62 3五歩(34)
63 同 歩(36)
64 7六歩打
65 6六角(77)
66 6五飛(75)
67 7六角(87)
68 6四飛(65)
69 1四歩(15)
70 同 歩(13)
71 1三歩打
72 同 香(12)
73 2五桂(37)
74 6五銀(54)
75 7五角(66)
76 7六銀(65)
77 6四角(75)
78 同 歩(63)
79 7一飛打
80 5四角打
81 1五歩打
82 6七銀成(76)
83 同 飛(68)
84 7六角打
85 6九飛(67)
86 5八銀打
87 3八銀打
88 6九銀(58)
89 4八金(49)
90 3七歩打
91 同 金(48)
92 2七角成(54)
93 同 玉(28)
94 5九飛打
95 2八角打
96 5四角(76)
97 4五歩(46)
98 同 角(54)
99 3六金(47)
100 同 角(45)
101 同 金(37)
102 5七飛成(59)
103 4七歩打
104 5八銀(69)
105 1三桂成(25)
106 同 桂(21)
107 7五角打
108 6六桂打
109 4六金(36)
110 2九銀打
111 3九香打
112 3八銀(29)
113 同 香(39)
114 4七銀(58)
115 投了
まで114手で後手の勝ち

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20171225今日の一手(その622);大駒は近づけて受けよ

2017-12-25 | 今日の一手

20171225今日の一手

10月7日の名南将棋大会から、HさんとSさんの対局です。形勢判断と次の一手を考えてください。


一昨日の一手の回答

☆ 形勢判断をします。
金桂と飛歩4の交換です。歩4枚でも1枚と同じくらいの評価で、損得なしに近いでしょう。
玉の堅さは後手のほうが堅いです。
先手の攻め駒は68角と持ち駒飛角で3枚。
後手の攻め駒は26飛89金と持ち駒桂で3枚。

総合すれば互角かやや後手もちか。

☆ 大局観として
89桂馬を取られたところで駒割りは互角です。持ち歩が多いのは心強いですが使えるところは7筋だけ。89金はそっぽのようですが、79金はほぼ同角なので遊んでいません。マイナス要素が多いようですが、後手陣に手がついてしまえば持ち駒の飛角が生きてくるので形勢はよくなるかも。
後手からみると56飛とか65桂があって、79金同角とあわせて、攻め駒4枚で攻める手が残っています。当面はそれを受けることを考えなければいけないようです。どう受けましょうか。


△ 実戦は74歩で

桂馬を取られたからと強気に取り返しに行きました。79金同角56飛

57歩にも76飛があるとはいえ、57角はまずい受けでしょう。65桂48銀57桂成同銀49銀

まだ完全につぶれているわけではありませんが、どんどん攻められて劣勢です。

74歩と打ったのですから、79金に73歩成

と踏み込むしかないのです。56飛57歩76飛に72と

77歩は打ちたいですが、と金を払われた時に79金を取りにくいです。ここも銀を取るしかない。78飛成86角打69金59銀

攻め込まれている分だけ分が悪いですが、61と がまわってくるまで我慢できるか、という展開です。


△ 56飛を許さないのが普通の受けで、46歩が一番素直でしょう。
これで収まればよいのですが、54桂の時には47金か。

後手は歩切れですが、46桂同金38歩

がありますね。36金や35角を利かせるか(飛を切って二枚換えにされるか)はあるのですが、38同銀28飛成47玉79金同角58銀48玉

67銀成49角66成銀18金

なんとか耐えているような感じですが成駒を作られて歩も入手されました。

これよりは47玉

のほうが良いかも。46桂同角同飛同玉24角

合駒はしても仕方ないので、36玉79角成に74歩65桂73歩成同銀81飛

金銀と飛の二枚換えですが攻める番が回ってきました。先手玉がどれだけもつかなのですが、勝負にはなるでしょう。


○ 36歩の受けは

歩を渡すのですが、36同飛に45角と打ち、26飛27歩25飛37桂22飛74歩

45角を追われなければ攻める手が回ってきます。桂を跳ねさせるのも怖いですが、73歩成同銀63角成も相当です。


× 46角打だと

角を出る方は79金で困るので打ってみます。54桂があって、35角56飛57歩76飛

54桂を打たせたものの35角も働いているとはいえず後手よしか。

54桂に73角成と切ると

73同銀81飛52玉91飛成79金36香

香を手に入れて攻防で守るというのが狙いではあります。でも69角も痛そうです。

そんなに余裕はなくて、91飛成の前に36桂

くらいでしょうか。でも局面が落ち着けば駒損で悪そうです。


△ 36角なら

44桂に35角22飛45角

2枚の角を追われそうでも案外その手段がないですね。これで74歩がまわってくるかどうか。


△ 75飛は

65桂のほうを受けました。(6段目に打つのは79金同角から銀を打って狙われる感じで少し悪い)
74歩を狙いにしています。79金同角56飛57歩54飛74歩84銀

銀を打たれたら桂馬を逃げられるので難しい形勢です。飛を打った効果はあまりないように思えます。

最初の狙いから外れますが、79金に同飛だと65桂に46歩

で受けることになります。(これは76飛と打った時に合流する変化)
77銀同角同桂成同飛54桂

で46桂を狙われるし、88角もあるし、でやはりこれも思わしくない感じです。


△ 48玉は王手を避けた手で

右が壁なのでおかしな感じはするのですが、79金同角56飛には66金

で頑張れます。54飛46角74飛75歩84飛54歩

5筋の歩が切れたので54歩で反撃、54同歩に86角という感じです。まあまあでしょうか。

後手は銀を取る前に56飛

のほうでしょうか。57歩76飛77歩75飛78銀88金69銀85飛

飛の侵入は防ぎにくく、歩を打つ筋がないので反撃がわからないです。とすれば後手よしか。


× 48銀は壁をなおして守りを強化していますが

79金同角56飛57歩76飛

飛車成りを受けにくいです。(この変化はそのほかの手一般に共通です。)


○ 最後は78銀で

銀を逃げておきます。88金には79歩くらいしかないですが、56飛57歩54飛

今度は無条件で飛を成られることはないです。ゆっくり指して右の壁を直していけば十分に戦えます。


☆ まとめ
私は横歩取りの将棋が苦手ということもあり、これまであまり取り上げていないですが、名南将棋大会でも時々出てきます。どこから戦いが始まるかわからないけれど、気が付いてみると形勢に差がついている感じがしています。
問題図に至る前は後手がずいぶん荒っぽく攻めているなあと思っていたのですが、問題図では後手もちかも。(原因は先手が88の銀を79に引いてしまったからみたいなのですが。)
攻めている方は一方的に勝ちやすいので、受けている側は反撃がまわってくる順を考えねばなりません。

単純に74歩では後手の攻め駒が4枚になって殺到されます。それでも踏み込めば一手違いでしたが。

56飛を単純に受けることは難しいです。歩切れの相手に歩を渡すのは嫌な感じではありますが、歩をエサにして36歩同飛45角というのが有力です。大駒は近づけて受けよで、先手を取って56の歩を守る45角が攻防の手でした。
36歩は突いてもよいけれど、46歩は突きたくない、というのは中住まい独特です。


56歩を取られてもよいように受けるというのはかなり難しそうなのですが、78銀が一番良いのか、という結論です。

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大山将棋問題集 20171224

2017-12-24 | 大山将棋研究
後手番大山先生の手を考えます。

第1問


この構想を知っておきましょう。
A 83金 B 64歩 C 33角

第2問


返し技がありました。
A 95同香 B 75香 C 77歩成

第3問


1本は筋です。
A 77同と B 86と C 58歩

第4問


優勢なので強く応じます。
A 67と B 83桂 C 54飛

第5問


味の良い手がありました。
A 77飛成 B 13角 C 25桂
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大山将棋研究(743);石田流に棒金(大内延介)

2017-12-24 | 大山将棋研究
今日の棋譜20171224
昭和58年10月、大内延介先生と第16回連盟杯争奪戦です。

大内先生の三間飛車で

96歩を生かして8筋は端角で受け

石田流本組に手損なく組もうとしました。大山先生は棒金で対抗します。97角76飛が早かったので63銀を省略して金を進められました。

棒金の進出が早いので大内先生は角飛を戻ります。これで4手損。

75の位も消えたのでずいぶん手損をしています。大山先生の金は1手損、飛で2手損ですからトータルは先手の3手損くらい。居飛車は手得を生かして65歩とするのが普通ですが、

大山先生は中央の位を取ってゆっくり指しました。これなら手得は解消していきます。

大内先生の方から仕掛けました。端攻め全集を書いている先生ですからこだわりがあるのでしょう。

居飛車が81桂の形ならばすぐに破れるわけでもないです。大山先生はゆっくり7筋から動き

大内先生は5筋から。

銀を追って22角の筋が止まったので端攻め再開です。

ところが香を打たれて、歩切れでは受けにくいです。これはうっかりしたか。

銀を捨てて香を取り返そうというのですが、瞬間は銀香損です。

86歩に挨拶しきれず、と金を作られて

駒損の上、こんなところに香を打つようでは苦しいです。

成香を払えるわけですが

大山先生は桂を打って飛車の取り合いに持ち込みます。

両取りで と金を取られましたが

普通に飛を打っていけばよいでしょう。大内先生も自陣飛車を打って懸命に守りますが

先手を取り切れず金に逃げられます。

大山先生の端角は壁を解消してとても味が良く

香を入手して46を狙えば受けにくいです。大内先生はここで24桂を打ち

31金はハッとする手筋ですが

詰み筋はなく、受けに回るのでは逆転しません。大山先生の銀打が決め手でした。

桂香だけなのですが手は続き

駒を取れれば寄ります。

投了図。

三間飛車から端角を急いで石田流にする手順はたまに見かけますが、プロの将棋ではうまくいったのを見たことがないです。居飛車快勝は内藤国雄先生の勝局集(内藤大内戦ではなかったかと)でもみたことがあります。63銀型を作らずに棒金というのはそれに対する優秀な対策なのですね。
序盤の知識として仕入れておきましょう。
中盤からは大内先生に無理な動きが多く、大山先生に良い手が続きました。

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.31 棋譜ファイル ----
手合割:平手  
先手:大内延介8段
後手:大山十五世名人
手数----指手--
1 7六歩(77)
2 3四歩(33)
3 9六歩(97)
4 8四歩(83)
5 6六歩(67)
6 6二銀(71)
7 6八銀(79)
8 5四歩(53)
9 6七銀(68)
10 4二玉(51)
11 7八飛(28)
12 8五歩(84)
13 9七角(88)
14 3二玉(42)
15 7五歩(76)
16 4二銀(31)
17 7六飛(78)
18 7二金(61)
19 4八玉(59)
20 8三金(72)
21 3八玉(48)
22 8四金(83)
23 5八金(69)
24 9四歩(93)
25 8八角(97)
26 7二飛(82)
27 7八飛(76)
28 7四歩(73)
29 同 歩(75)
30 同 金(84)
31 7六歩打
32 8二飛(72)
33 7七角(88)
34 6四歩(63)
35 2八玉(38)
36 5三銀(42)
37 3八銀(39)
38 4二金(41)
39 9八香(99)
40 1四歩(13)
41 1六歩(17)
42 5五歩(54)
43 4六歩(47)
44 5四銀(53)
45 3六歩(37)
46 6五歩(64)
47 同 歩(66)
48 同 金(74)
49 6六歩打
50 6四金(65)
51 9五歩(96)
52 同 歩(94)
53 同 香(98)
54 9三歩打
55 9八飛(78)
56 5三銀(62)
57 4七金(58)
58 8四飛(82)
59 3七桂(29)
60 7五歩打
61 5九角(77)
62 7四飛(84)
63 5六歩(57)
64 7六歩(75)
65 5五歩(56)
66 同 銀(54)
67 5六歩打
68 4四銀(55)
69 9三香成(95)
70 同 香(91)
71 9四歩打
72 同 香(93)
73 9五歩打
74 7五香打
75 7六銀(67)
76 同 香(75)
77 7七歩打
78 8六歩(85)
79 9四歩(95)
80 8七歩成(86)
81 9五飛(98)
82 7七香成(76)
83 6五歩(66)
84 6三金(64)
85 7五香打
86 8四飛(74)
87 4五歩(46)
88 3三銀(44)
89 7七桂(89)
90 5八歩打
91 同 金(49)
92 7七と(87)
93 8五歩打
94 8三桂打
95 8四歩(85)
96 9五桂(83)
97 6四香打
98 5四金(63)
99 5五歩(56)
100 同 金(54)
101 7七角(59)
102 7八飛打
103 6八金(58)
104 7九飛成(78)
105 4九飛打
106 同 龍(79)
107 同 銀(38)
108 7九飛打
109 4八金(47)
110 4六金(55)
111 8二飛打
112 3七金(46)
113 同 玉(28)
114 1三角(22)
115 8一飛成(82)
116 2五桂打
117 4七玉(37)
118 5五歩打
119 5七歩打
120 6七歩打
121 同 金(68)
122 6四銀(53)
123 2四桂打
124 同 角(13)
125 3一金打
126 2二玉(32)
127 2一金(31)
128 1三玉(22)
129 4六桂打
130 3七銀打
131 6四歩(65)
132 4六銀(37)
133 5八玉(47)
134 6五桂打
135 6八角(77)
136 7八飛成(79)
137 6六銀打
138 7六桂打
139 1五歩(16)
140 6八桂成(76)
141 同 金(67)
142 5七桂成(65)
143 投了
まで142手で後手の勝ち



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