名南将棋大会ブログ 名古屋

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SS2-4 先手三間飛車に3歩突き捨て急戦(3)

2023-11-30 | 基本定跡の研究

これまで調べたように、94歩96歩と突き合う形は後手良しとして良いのですが、

後で86歩を突くと同角が嫌だからと、後手は86歩を先にする変化を選べます。このタイミングならば86同角66角77銀22角は後手良しです。なお95歩同歩86歩も同歩となりそう(86同角77銀22角はまだ先手が指しにくい)で、同じ形に合流します。86同歩に限定出来て、95歩同歩75歩67銀

67銀のところで75同歩は95香同香76歩以下後手良し、というのは最初に調べた形です。攻め続けるならば65歩しかなくて、75歩66歩76銀

これが受けの形です。67歩成22角成同玉67銀

ここは44角と66歩に岐れるのですが、66歩には77角

33角、44角、44銀もあるけれど、後手としては44歩が最善で66銀(AIは58銀76角87角成66飛を勧める) 67角88飛76角成

定跡本では57金95香同香65歩

65同銀同馬66金64馬85歩

これは後手が指しにくいと書いてあるのですが、AIによると46馬86飛79馬

評価値は-274の後手良しです。

なので先手は85歩ではなくて45歩

評価値は0近辺の互角です。

それ以外にも多くの変化があるのですが、

この図で66歩は評価値的にもほぼ互角です。なので44角のほうになるのですが、その先が長いので明日に回しましょう。

 


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