昨日の途中図です。
34銀同金同飛以下は後手よしになったので、先手も玉を囲ってみます。18香51銀19玉42銀右28銀
後手は45歩39金84飛とすれば穏やかな展開です( 評価値は0付近) が、後手玉は堅いので動くほうが良いでしょう。86歩同歩74歩39金75歩
75同歩76歩59角45歩
後手は飛角をさばいていきます。34銀同金同飛46歩同歩55角
この図の評価値は-328の後手有利です。先手は先に動いたのですが、それから玉を固めてもだめなようです。
戻って
86歩同歩74歩には、39金ではなくて46歩
ちょっと攻め味を作っておきます。75歩同歩76歩の時に
角をどこに逃げるかで分岐するのですが、すでにこの図の評価値は-307の後手有利です。66角には86飛88歩34歩
34歩のところで、高見先生の解説では77歩成同角76飛ですが互角にしかなりません。さて26銀と引くと64歩
65歩~45歩同歩55角のさばきがあります。
なので
34同銀と取りたいところですが、同金同飛65銀
角が逃げると88飛成です。87金と返して同飛成同歩66銀同歩25角
両取りなので33飛成しかないですが、33同銀59金左79飛・・・後手有利です。
分岐に戻って
59角には45歩同歩55角
37角同角成同飛には、解説の86飛では難しいので88角
44歩の筋に備えておくほうが良いです。66角同角成同歩55角
46角同角同銀33角
この筋に角を打っておき、66角や86飛や88歩を楽しみにして後手有利です。
途中の
37角では44歩同金37角の変化にも解説がありますが、86飛よりも37同角成同飛36歩
36同飛45金38飛55角
これも角を打っておく方が良いようです。66角にも同角同歩55角、後手玉を安全にしておいてから86飛などをねらいます。
最後の変化は
68角ですが、45歩同歩55角44歩これは54金とかわして98香99角成
解説では99角成のところを77歩成同角同角成同桂47角・・・ですが、わざわざ先手の角をさばかせることはないでしょう。
58金左が最善で、後手はいろいろあるところですが33歩
先に3,4筋を守っておくのが良いようです。これで後手有利がはっきりして、34歩同歩同銀には44馬と受けて指します。
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