名南将棋大会ブログ 名古屋

名南将棋大会告知や結果のほか、
将棋が強くなるための記事を書きます。
まずは将棋上達法則を見てください。

大山将棋問題集20210906

2021-09-06 | 大山将棋研究

先手番大山先生の手を考えます。

第1問

 

作戦勝ちにもっていくためには?

A 35歩  B 46角  C 37銀

 

第2問

 

ここは気持ちよく。

A 24歩  B 37桂  C 73角成

 

第3問

 

どう指しても良いのですが。

A 54銀  B 73角成  C 55歩

 

第4問

 

さっぱり指しましたが、ここから手を作ります。

A 72角  B 45桂  C 65歩

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大山将棋研究(2097);相矢倉(関根茂)

2021-09-06 | 大山将棋研究

今日の棋譜20210906

昭和35年7月、関根茂先生と第1期王位戦です。

大山先生の先手で矢倉です。タイトル戦でもないのに矢倉を選ぶのは珍しいです。

64歩と56歩の対抗で

関根先生は袖飛車で7筋の歩を交換します。

私が子供のころ、近所のおじいちゃん(田舎の村ですが、有段者でした)と相矢倉を指していました。私が後手の側で、7筋の歩を切って74銀型の理想形を作る、おじいちゃんのほうは46歩~47銀~37桂の形が好きでした。すると私が作戦勝ちになるわけで、勝ち越していたはず。あれ?ということは小学生か中学生のころに有段者だったのか。当時は初段でも数が少ないのでずいぶん強かったはずですが。

大山先生は76歩を打たず、46角でけん制します。これは先手が指しやすいようで、角の働きが違います。

61飛に65歩、角の筋を使って攻めていきます。

関根先生は銀を引いて桂を跳ねます。手損ですから、これがうまくいくかどうかで優劣が決まります。

64歩同銀66歩、ここで攻めが無ければいけません。85桂88銀65歩、同歩同銀66歩同銀同銀同角同金同飛が良いかどうかですが、ちょっと無理をしている感じはあります。ならば先の42銀では44銀としておく方が良かったのか、とさかのぼるわけですが。まあ無理でも攻める方が若者らしい(関根先生は30歳)と思います。保留して31玉はあったのかも。

63金の自重でしたから、大山先生は35歩から動きます。

右銀も攻めに使えます。

銀は45に出て34歩を打たせ、

46角に関根先生の31角がおかしいのでしょう、突きたくはなくても44歩36銀としておかねばならなかったわけで、35歩同歩34歩

22銀35角という図は、単に31角34歩22銀としたのと同じ図です。大山先生の作戦勝ちが拡大していきます。

76歩68銀75銀に77歩の合わせ。

77同歩成同銀に33歩の合わせ。これは33同歩成同銀34歩となっても先手が問題ないはずですが。

大山先生は取らずに76歩64銀79玉と囲います。

関根先生は作戦負けなので玉の移動です。2,3筋には囲えないので当然ですが、72までもっていっても堅くはないから、これからどう指したものか。

大山先生は2筋の歩を切り

玉を矢倉に入ります。玉の堅さや飛角銀の働きに差がありますから、駒得でなくても有利と言ってよいでしょう。

44銀46角53角37桂、後手の動きに合わせて右桂を使うことができます。36歩には45桂なので、

33歩でしたが45銀

35銀に角を引いても悪くないですが、54銀なんて言う手がありました。角銀の総交換(46銀53銀成同金46歩)でも十分ですし、

54同金73角成でも良いです。55歩の突き出しが気持ちよいので、後手は64角ですが、

同馬同金はちょっと意外でした。72馬37角成54馬28馬でも良いはずですが。さてこの図は先手の駒損ですが、

65歩63金(65同金は74角)64桂、攻めに困らないならばこれでも先手が良いです。62玉には83角71飛72桂成同飛同角成52飛で王手金取り。

42玉72桂成は駒得のようなものです。

41飛に82角は64歩をねらっています。

関根先生は34歩~33玉でひと粘りしたいのですが

73角成44金46歩、これは45歩から金を取られます。

36銀に45桂、この桂に働かれてはだめです。

45同金同歩24歩

52と31飛44歩、この歩を取れば42歩から飛を取られそう。

ということで手抜いて反撃です。

29飛58銀57金打、67銀成には46金ですか。まあ形つくりで投了でした。

 

相矢倉の64歩63銀型での袖飛車は苦戦しています。理想形を作りやすいのですが、手数がかかりますからね。大山先生が好きなように攻めて、前局のうっ憤を晴らした一局でした。

 

#KIF version=2.0 encoding=Shift_JIS
# ---- Kifu for Windows V7 V7.46 棋譜ファイル ----
開始日時:1960/07/05
手合割:平手  
先手:大山名人
後手:関根茂6段
手数----指手--
   1 7六歩(77)  
   2 8四歩(83)  
   3 6八銀(79)  
   4 3四歩(33)  
   5 7七銀(68)  
   6 6二銀(71)  
   7 4八銀(39)  
   8 6四歩(63)  
   9 2六歩(27)  
  10 4二銀(31)  
  11 3六歩(37)  
  12 6三銀(62)  
  13 7八金(69)  
  14 3二金(41)  
  15 6九玉(59)  
  16 4一玉(51)  
  17 5八金(49)  
  18 5二金(61)  
  19 5六歩(57)  
  20 7四歩(73)  
  21 2五歩(26)  
  22 3三銀(42)  
  23 7九角(88)  
  24 7二飛(82)  
  25 6六歩(67)  
  26 7五歩(74)  
  27 同 歩(76)  
  28 同 飛(72)  
  29 6七金(58)  
  30 7一飛(75)  
  31 4六角(79)  
  32 6一飛(71)  
  33 6五歩(66)  
  34 4二銀(33)  
  35 5七銀(48)  
  36 7三桂(81)  
  37 6四歩(65)  
  38 同 銀(63)  
  39 6六歩打    
  40 6三金(52)  
  41 3五歩(36)  
  42 同 歩(34)  
  43 同 角(46)  
  44 3三銀(42)  
  45 4六銀(57)  
  46 5四歩(53)  
  47 4五銀(46)  
  48 3四歩打    
  49 4六角(35)  
  50 3一角(22)  
  51 3五歩打    
  52 同 歩(34)  
  53 3四歩打    
  54 2二銀(33)  
  55 3五角(46)  
  56 7六歩打    
  57 6八銀(77)  
  58 7五銀(64)  
  59 7七歩打    
  60 同 歩成(76)
  61 同 銀(68)  
  62 3三歩打    
  63 7六歩打    
  64 6四銀(75)  
  65 7九玉(69)  
  66 3四歩(33)  
  67 同 銀(45)  
  68 5二玉(41)  
  69 2四歩(25)  
  70 同 歩(23)  
  71 同 角(35)  
  72 2三歩打    
  73 3五角(24)  
  74 5三銀(64)  
  75 8八玉(79)  
  76 4四銀(53)  
  77 4六角(35)  
  78 5三角(31)  
  79 3七桂(29)  
  80 3三歩打    
  81 4五銀(34)  
  82 3五銀(44)  
  83 5四銀(45)  
  84 同 金(63)  
  85 7三角成(46)
  86 6四角(53)  
  87 同 馬(73)  
  88 同 金(54)  
  89 6五歩(66)  
  90 6三金(64)  
  91 6四桂打    
  92 4二玉(52)  
  93 7二桂成(64)
  94 4一飛(61)  
  95 8二角打    
  96 3四歩(33)  
  97 6四歩(65)  
  98 5四金(63)  
  99 6三歩成(64)
 100 3三玉(42)  
 101 7三角成(82)
 102 4四金(54)  
 103 4六歩(47)  
 104 3六銀(35)  
 105 4五桂(37)  
 106 同 金(44)  
 107 同 歩(46)  
 108 2四歩(23)  
 109 5二と(63)  
 110 3一飛(41)  
 111 4四歩(45)  
 112 3五歩(34)  
 113 6三馬(73)  
 114 4六角打    
 115 2九飛(28)  
 116 5八銀打    
 117 5七金打    
 118 投了        
まで117手で先手の勝ち

 

 

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