Sayuring Bar

もっと優しくなる。
笑顔で毎日を過ごしたいな。

怖かった。

2011-03-25 14:16:00 | Weblog
3月11日は忘れない。
忘れられない。








私は家に居た。
2時46分、TVから流れる地震速報の音。
私はとっさに窓を開けた。



揺れだした家。
揺れが大きく、物が落ち、TVが消え、神棚や戸棚からも色んなものが落ちてきた。

泣き叫んだ。
家が崩れて死ぬと思った。
怖くて、お母さんと叫んでた。
揺れは収まるどころか強くなるばかり。

このまま誰にも会わないまま死ぬんだなと思った。


ずっと泣き叫んだ。




すごく長かった。


段々と収まり、立ち上がって外を見たら、みーちゃんの顔が見えた。
みーちゃん!!

目が潤んだ。


みーちゃんが、

「大きい余震来るから外出ておいで!」

ものの数秒で余震がきた。

震えがとまらない。
ただ怖くて、みーちゃんにしがみついてた。


ずっと揺れてた。


携帯も繋がらず、みんなは無事なのか不安で仕方なかった。




母からメールが来た。
お母無事だ!
母はちょうどRKKへ行ってたのでなんともなかった。

私は家に居たくなくてRKKに行こうとみーちゃんに言い。歩いて向かった。

歩いてる中、ガスの漏れる臭いや、たくさんの車が立ち往生してたり、人がたくさん歩いてた。


RKKに行ったら、誰も居なかった。
家に戻ろうと歩き始めたら雪が降り始めた。

店は閉まり、電気もつかない。
歩いてても余震がきてるのはわかった。


家に着くと母が外で待ってた。


夕方になり、玄関先でストーブをつけ、暖を取った。

真っ暗な外。電気がないから星がキレイだった。


父帰宅。
ストーブより車に居た方がいいと、車の中でTVを見てた。

一番上の姉が避難したとメールが届き、
パパと連絡がつかないとの事。
まずは探しにいくことになり、若林の小学校へ。

行った先で姉パパ発見。
姉が見つからない。
連絡もつかず、とりあえず探してみるということで別れた。


家に着き、とりあえず寝ようと家に入り、物をよけて、布団を敷いて雑魚寝。


眠れるはずはなく、おきてた。
余震に反応し起き上がってしまう。


気づいたら夜明けだった。


「変わらず朝は来るんだね」

みーちゃんが言った。

太陽が昇る。
朝がきた。


父はとりあえず会社へ。
私たちは食べれるものを食べた。



そこから片付けに入った。
割れたガラスを拾い、神棚を片付けた。
ガラスで手を切った。


ワンセグでTVをみると、目にした光景がすごかった。
宮城ではなかった。


津波が襲った。
変わり果てた宮城が映ってた。



続きはまた明日・・・