筥崎宮のお膝元、馬出の”筥崎とろろ”

筥崎とろろ
住所　福岡市東区馬出5-12-9
電話　092-651-2153
時間　10:30～14:30　17:00～21:30
休み　月曜日（祝日営業）

同僚にこちらのお店を紹介したら私も久々に食べたくなった！　

　　　　　　　　　　　　　　

筥崎宮前の古い商店や町家が軒を連ねる旧唐津街道を九大病院方面へと下ると控えめに軒の下で揺れる萌木色の暖簾ととろろ飯と書かれた黒板が目印。
車で通るとこの道の狭さに閉口することもあるけれど往時の唐津街道の風情が残るこの辺りの風景は大好き♪
最近は区画整理で新しい道路ができ風景も少しずつ変わってきて歩いていると迷子になっちゃいそ～。

　　　

ここ筥崎とろろへたどりつくまでにも唐津街道を新しい道路が横切りちょっとだけ今が顔をのぞかせる。
こちらのお店も周りの風景に溶け込んでるようでその実新しいお店。
5～6年前に突然現れ、なぜ馬出に”とろろ”なんだ～？って^^
その時好奇心で入って以来たま～にここのとろろ飯、食べたくなるんだよね～♪

唐津街道がまだ賑わっていたであろう頃にタイムスリップでもしたかのような店内。
入り口の土間に置かれた甕は蹲踞を模したものか流れ落ちる水音は小川のせせらぎのように心地よく癒してくれる♪
そういった意味ではこちらも街中にあるヒーリングスポットなんだよネ！

　　　　　　　　　　　　　　

ここにきたら筥とろ丼1000円と思ったんだけど連れのお腹を満足させるために（おかわりできるから）筥とろ御膳1500円。

天然の自然芋を皮付きのまんますり下ろしたというとろろは皮つきだからか天然だからか出される頃にはカフェオレ色。
泡だってふわふわ、そしてとろっとろ～からずるっずる～。
そしてナゼか柑橘系のようなさわやかでフレッシュな香りにほんのり甘く優しい大地の味。
やっぱりここのとろろは絶品だあ♪

でもタンつき筥とろ御膳はやっぱりこの値段を考えると高め！
薄く～てもっとおいしいタンが食べれるお店ありそうだし、お腹の足しにはなんないし。
ひと切れたべて後は連れのお腹に。

　　　 　

司馬遼太郎の”街道をゆく”のように今では途中とぎれとぎれとなりながらもつながっている唐津街道をたどって往時をしのびながら西へというのもいつか試してみたい！
そ～んな過去への旅情へ誘ってくれるこの界隈の風景がいつまで変わらずにいてくれたらな♪