ポチの女房

専業主婦のつぶやき

おひさま 第35回

2011-05-13 22:44:22 | おひさま
育子と真知子の独立記念日。
メインは、どちらかといえば、真知子と陽子のお便所での立てこもりでした。
時間は、短かったものの育子の家を出て列車に乗るまでの姿は、心をうつものがありました。
結論を先にいってしまうと、育子の独立は成功し、真知子は独立することができませんでした。二人が背負っているものの大きさの違いでしょうか。

真知子の父・剛三は、陽子の家に真知子がいると確信してやってきました。なぜわかったのだろうということは、おいといて。
剛三と良一が、須藤家の前で、もみあいます。

きょうのツボ
「あんたが、帝王だろうが閻魔大王だろうが、そんなことは関係ない、ここは私の家だ、と良一が言ったところ。」
閻魔大王には、はまりました。
きょうのツボ2
「剛三が、須藤家の玄関で靴をちゃんとそろえて、失礼すると言ったところ。」
急いでいるはずなのに、滑稽な仕草です。
シリアスな場面なのに、こういうところでホットさせるのが、このドラマの良いところだと思います。

剛三対真知子&陽子、そして育子。
育子が戦っているという想いが、二人に剛三と戦う勇気を与えたのだと思います。
真知子は、「出ていきません。私はあの人と結婚したくありません。結婚はしません。自分の人生は自分で決めたいんです。私にだって気持ちはあるんです。」と父に初めての反抗でしょう。
立てこもっているとき、陽子は春樹の気持ちを真知子に伝えます。とても喜ぶ真知子。このタイミングで話した意味は、何なのでしょうか。いずれ、真知子が意に沿わない結婚をしたときのより所になるように?
結局、真知子は連れ出されてしまいます。父の胸で泣く陽子。

育子から電報。「ワレ キシウ サクセンニ セイコウセリ シヨクンラノ ケントウヲ イノル」と書かれていました。二人には何より嬉しい電報だったことでしょう。

明日は、陽子の旅立ちかな。