晋ちゃんの気ままな散歩道

あっちこっち横道にそれたり休んだりしながら気ままに散歩しています。

本屋大賞

2014-04-24 10:49:00 | 時事

春秋からも一つ。

昭和11年太宰治は芥川賞選考委員の佐藤春夫に「私に芥川賞を取らせて下さい、私を助けて下さい」と懇願の手紙を出したが賞金500円はもらえず、次に川端康成にも頼んだが駄目だったと書いてあった。

今年の第11回本屋大賞に和田竜の「村上海賊の娘」全国479書店、605人の投票で選ばれたそうだ。
編集者が候補作品を挙げ、エライ先生方が料亭にこもって品定めする直木賞、芥川賞よりも明朗で公正とも思えるが、直木賞、芥川賞、その他の文学賞は作家を目指す人の一つの目標であり、それなりに意義がある。

本屋大賞は、作者意図、目標は別にして、沢山のお客さんが買って行って欲しいという本屋の店員さんの印象(もちろん読んでいるとは思うが)で選ばれた。

私は昨年の大賞「海賊とよばれた男」は上下とも読んだ。
今年の候補3位「島はぼくらと」その他何冊か読んでいるが、いずれも図書館で借りて読んだので本屋大賞の対象ではない。

「村上海賊・・・」は受賞後40万部増刷されたそうだ。
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