クレムスの街を離れるセレナーデ号。
船はデュルンシュタインへ向けて滑るように走る。
この辺りからバッハウ渓谷が始まる。
部屋で一休みしている間に天気が急回復、快晴になって来た。
1時間30分ほどでデュルンシュタインの街が見えてきた。
2時15分デュルンシュタインに到着。
船着場のすぐ前、ますますいい天気になって来た。
ここでの観光は二手に分かれる。
「シッカリ観光」コースは英国リチャード獅子心王が幽閉されていたケーリンガー城址へ。
山道を頑張って登るとそこに絶景が・・・
ブドウ畑とかわいい街、悠々と流れるドナウ川、天気も良くなり素晴らしい眺めであったそうです。
「ゆったりコース」はブドウ畑の中をミニトラムで巡ります。
日本のブドウ畑とまったく違います。
この辺りはオーストリアでも良質のワインが作られることで有名なようです。
ミニトラムはブドウ畑を観光、広い畑の中に数軒づつ固まって家がある。
畑の中には葡萄の房が沢山ぶら下がっている。
街の中のワイナリーで試飲して白ワインを買った。
日本へ帰ってから飲んだが凄く美味しかった。
今は機内に液体を持ち込めないのでその場で飲んでしまうしかない。
空が晴れてケーリンガー城址が日の光を受けてきれいに見える。
最後はトラムに乗って城門をくぐり旧市街を通って船に戻る。
夕食までの一時、部屋の下の船べりに黒鳥、白鳥が寄ってくる。
甲板に出るときれいな夕焼け、明日も快晴間違い無しだ。
夕食後8時30分から街中のワイン酒場に試飲に出かけた。
デュルンシュタイン教会の尖塔からケーリンガー城址までの山道がライトアップされている。
船から下りて坂道を10分ぐらい歩いた所にパブがあり我々総勢20余名が入れる1室がある。
他のテーブルには5~6名の地元の家族連れ一組と若いアベックがいた。
1杯目は旅行会社のおごり、2杯目以降は自腹。
中沢さんと一緒の席で白ワインを飲む、添乗員も一緒になって二人の馴れ初めから性格までいろいろ聞いた。
1時間ほど飲んで船に戻った。
空にはお月様が煌々と輝き思ったほど寒くない、写真の整理をして11時就寝。