我らPalma Habanera、日本キューバ外交樹立80周年記念特別コンサート出演してまいりました。大好きなキューバでの公演!夢が一つ叶いました。
キューバで演奏するという事が決して容易でないのは今までの経験上よくよく知っていましたが、今回も想像を絶する問題にぶちあたり、それでもめげる事なく無事に全ての公演を終え、色々な意味で強くなって戻って参りました。
初日、Amadeo RoldanのSala Caturlaにてコンサート。リハが始まりましたがギター機材用の電源口が壊れているため修理してくれています(笑)
本番。東京でも共演しました名サックスプレーヤーCesar Lopez氏、師匠のLazaro Dagoberto、そして日本大使館よりの西林大使が(なんとバイオリンがかなりお上手なんです!)が参加してくれました!
スペイン語を話さないといけない事もあり多少テンパリ気味でしたがメンバーがいつものゆったりサウンドで支えてくれました。現地の人もとても喜んでくれて、「キューバ人より本当のキューバ音楽を演奏している」と涙してくれた人もいました。またあるバイオリニストには「我々がチャレンジするべき新しいスタイル。日本人のあななたちに先を越された」という嬉しいコメントも。
次の日は大使公邸に招待を受けましてお食事会。素敵な時間を過ごしました。
西林大使と!
師匠のファミリーと!
師匠Lazaroは私の成長を本当に本当に喜んでくれました。キューバで一流のメンバーを揃えるからいつかCDを作ろう、と言ってくれました。実現したい!
クリスマスはハバナのジャズスポット、Jazz Cafeにて演奏。この写真は我々の後に演奏したサックスのCesar氏のバンド、Habana Ensemble。サックス奏者を更に4名迎えてCD発売予定。CDも聞かせてもらいましたが素晴らしかった。
こちら首都ハバナから車で2時間程のカルデナス(マタンサス)。バイオリンが大活躍の音楽スタイル、ダンソンの聖地です。マタンサスの人間は文化レベルが高いそうです。共演したバンドのリーダーに「今日は音楽が大好きな人がくるから、どんなジャンルでも、あなたが演奏したいものをやってください!」と言われました。確かにコンサートはお客さんの反応がよく、盛り上がりました。
しかしながら、劇場(Teatro Cardenaz)の音楽機材が壊れており、音を出すまでに7時間待ちました(涙)
待っている間猫と遊ぶ大口さん。
待っている間猫と遊ぶ亮太郎くん。
表の手作りポスター。素敵でしょ!
ギャルがチェックしてます。
大儀見さんのジンベにうっとりする現地のパーカッショニスト。キューバでは手に入れる事が出来ません。
コンサートは大成功!テレビでも流れたようです。
次の日、ハバナに戻るバスにすっぽかされ大変な思いをしましたがなんとか無事にハバナに戻りました。この日はサックスのCesar氏が自宅でパーティーを企画してくれて、奥様せいこちゃんの美味しい手料理をご馳走になりました!
KlimaxのバンマスPilotoさん、Los Van VanのボーカルMajitoらが遊びにきてセッション。亮太郎のギター伴奏によるCesarの即席フラメンコ熱唱に全員爆笑、持っていかれました。いやはや、全身音楽人です、、(ちょっとコメディ入ってるけど)
写真手前はご子息。彼がまたいい具合のハーフで可愛いぃ。父ちゃん譲りのやんちゃ坊主!
あっという間の5日間。Palmaメンバーは次の日に帰国しました。
初日コンサートに来てくれたとある劇場の有名プロデューサーが、Palmaのキューバ国内ツアーを企画したいとのこと!実現するかはわかりませんが、私達の音楽に共感してくれて夢を熱く語ってくれました。
我々のテーマ、「夢は願えば叶う!」。音楽で国境を越えたい!暫くこのまま突っ走ろうと思います!
後半はキューバとがっつり向き合う時間が増え、随分色々な事を感じ、考えました。
そしてスタープレーヤー達との共演は本当に貴重な経験となりました。濃かったです、次回<Maracaバンド編>もお楽しみに♪