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奇跡のリンゴ ★★★★★★

2013-06-18 19:07:52 | 映画

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2013年 阿部サダヲ 菅野美穂 山崎 務

ストーリー 1975年、秋則(阿部サダヲ)は青森県弘前市で妻の美栄子(菅野美穂)と共にリンゴを栽培していた。彼は、年に十数回にわたり散布する農薬が原因で皮膚に異常をきたしてしまい、寝込むこともある妻の体を心配して無農薬でリンゴを育てることを心に誓う。だが、農薬を使わないリンゴ栽培はその当時「神の領域」ともいわれ、実現するのは絶対無理だと思われており……。

泣けました~~~。評判通り。最近、ドラマを見ることが少なくなってしまって感情の起伏もそれほどない生活をしていた!と気づき、ギャッツビーとコレとどちらを見るか迷いましたが、映画館に着いた時間に始まったこの作品に思わず決定。日本人らしい映画でしたよ。2時間だともったいない。短すぎます。1クールのドラマにでも十分通用すると思ったんだけど。ほとんど不可能と誰もが思っていたリンゴの無農薬栽培のきっかけは妻への愛でした。何気なく食べているあのリンゴの裏には途方もない農家の努力の結晶なんです。思い出しても泣けてくる。安全なリンゴをつうるということとリンゴを安全に栽培するは大きな違い。秋則の妻を守りたい気持ちから始めた事だったんだけど、失敗の連続。何千年とかけて品種改良されて甘いおいしいリンゴになってる今のリンゴはか弱い乙女で10種類以上の農薬が必要だったなんて。それを実現するために農薬の代わりにあらゆる食品を試すんだけど、それが途方もない作業。害虫が死ぬほど発生して周りの農家にも迷惑をかけるし、無収入になったため、家やトラック、バイクなどすべて抵当に入れたりで電気も電話も止めらてね、、。何度も泣けるところがあるんです。美栄子がいい人すぎるでしょ。本当に。子供の話もねええ。涙涙。

ネタバレは控えて。気になったことを。無農薬栽培を続けて10年くらいたってたと思うけど、主役の二人が全く老けてないどころか、髪型も一緒ってどうなんよ?子供だけ多くなってるだけでさ。美栄子さんがねええ、いい人なんだけど、農家の嫁って感じではなかったなあ。何となく。阿部サダヲはさすがですが、もう少し痩せたほうがよかったよねえ。すっご~~い貧乏生活だけど、悲壮感というかそういう意味での生活館はでてなかったんです。それでも最後はね~~~、、わかってもいても涙がワンワン出てきたわ。ほかの人もみんな泣いてました。恋愛映画で相手が死ぬネタで泣かそうとする映画も結構あるけど、この映画は後味がいいんですよ。ハッピーエンドですからね。あのお父さんで子供たちがあんないい子のなるのも不思議かも。子供に大人の大変さがわかるかしら。無農薬にこだわるより、もっとおいしいもの食べたいとか、貧乏暮しに矛盾を感じそうなんだけどさ。時間がないせいかはしおられてる要素が結構あって、もったいないなあって思ったわ。おじいちゃんにも泣かされるんだけどなんかあっけなくてもったいないんですよ。これも。あの手にあったリンゴにもやっぱり涙涙。

気になったので調べてみました。この木村さん、世界で初めてリンゴの無農薬栽培を成功させたとか、もっと有名になってもいいんじゃないかしら。最終的にその方法に気づいたのも全く今的は逆の発想だったんです。10年もかかってしまって。リンゴだけじゃなく、農家の人の無農薬にこだわる姿勢って本当に頭が下がります。無農薬で作ったリンゴって全然違うらしい。今年の冬のリンゴの味はいつもと違う気がします。見てよかったです。2時間ドラマみたいなものだからテレビで見ればいいと思っていましたが、あのリンゴ畑は映画館で見たほうがいいですよ。本当にきれいでした。


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