風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

1651)房総ワンデイハイク 香取市小見川(6景目 腹切様)

2013年06月20日 | 千葉彷徨
 新聞に、今年上半期のヒット商品番付が載っていました。そのうち西大関の「コンビニコーヒー」は缶に比べれば割高と感じながらもよく利用していますが、そんなことより今年がもう半分終わることの方が驚きでした。この半年間、私は何をしてきたのでしょう?と思いました。



 本日は前回に引き続き、善光寺からの1枚です。善光寺には「腹切り様」という石碑があります。現世で叶わなかった愛の物語をお披露目します。

 時は約250年前の江戸時代安永年間、小見川の豪商だった回船問屋の平塚屋に弥生という1人娘がいました。非常に器量の良い娘でしたが、病にかかってしまいました。不治の病と言われましたが源之進という医学生が2年に渡って治療した結果、元気になりました。

 治療という時間を経て2人は相思相愛となりましたが、奉行の倅が横恋慕、2人は裂かれてしまいました。源之進は平塚家の墓前で割腹自殺をし、ひと足遅れて弥生は喉を突いて命を絶ちました。折り重なった2人の死に顔は安らかで、あの世で晴れて夫婦になりました。

 この墓は「腹切様」と呼ばれ、縁結びや厄除けのご利益があるとされています。


(腹切様 -香取市小見川 2013/05/05-)

 このような叶わぬ相思相愛の物語はあちこちにあるのでしょう。現世でこのような事が起こったら全国的な話題になりそうです。

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