New ・ サワラちゃんの
加計呂麻島日記 & 貝殻採取
2017-05-03号
藤の花
桜の季節も桜前線に乗って北上中である。もう北海道に渡った頃だろうか。
藤の花房も地面に長く届けよとばかり伸びている。
山桜は吉野山や富士山の山麓にもみられる。
富士を仰ぎ見る桜並木
奄美の庭の花達 -01
全国が春爛漫である。 奄美も「ナニワイバラ」に次いで新しいバラが咲き始めた。
庭の隅には地の花が赤紫の花芽を付けている。見る見るうちに成長する。
奄美の庭の花達 -02
庭や畑に咲いたバラを手折って、玄関先に飾って見る。
ちょっとしたアクセントが付く。
今年の奄美は野菜の成長が思わしくない。
カラスに苗を大分ムシラレタ。最近、やっと大きな実が生った。
野菜の収穫・ピーマン
誰が食べるのか?・・パセリ
パセリを植えてみたが・・誰が食べるものなのか?
特集 ・1
朝鮮半島情勢のその後 (軍事面)
4月15日から急速に朝鮮半島は緊張感が高まって来た。
北朝鮮の革命記念日に関わる行事が最高潮に達して来た。
そして、軍事パレード(4/15)やそれに纏わるミサイル発射(4/16)などが有った。
またそれと並行して北朝鮮北部の山岳地帯で、核実験が行われる危険性も出た。
結局、バレーボールが実験場の敷地内で行われるという意味不明の結果に終わった。
日米空母部隊(カールビンソン)と戦闘機
それに対して米国は 原子力空母カールビンソンを主力とする艦隊を構成して、
シンガポールからオーストラリア近海、スンダ海峡を経由して4/25以降には南シナ海から、
西太平洋へと移動し、途中で海上自衛隊の護衛艦2隻と合流し合同訓練を行った。
日米空母部隊と戦闘機
場所の特定に報道機関からいろいろ情報が流れたが、4/30前後には対馬海峡付近達した。
現在は日本海で韓国海軍と合同演習を行い待機の状態である。何時まで続くかは分からない。
最短で5/09の大統領選挙から6ケ月先という話まである。
第七艦隊の空母レーガンは現在横須賀で定期修理をしている。原隊復帰は5月の上旬である。
空母レーガン
日米の艦船の展開図
以上のような日米の艦船・航空機が、朝鮮半島に展開している。
また朝鮮半島の周囲には潜水艦が50隻ほど展開しているとされている。
先日、日本列島の周辺で中国の宋型潜水艦(通常型)が発見された模様である。
中国潜水艦
米国の原子力潜水艦は北鮮の核基地から500Kmの海上に2隻展開している。
米国原子力潜水艦
軍事的な面から言えば 北鮮は完全に包囲され、将棋で言えば積みの段階である。
現在、北鮮と米韓軍はチキンレース状態だ。先に北鮮が手を出した場合には、
完全に抹殺されるような事態が起こる。当然、38度線を超えてミサイル、
砲弾が韓国領土内に着弾する危険性は非常に高い。
航空自衛隊は新型輸送機を有事の際に、韓国から邦人を避難させる手立てを準備している。
現在、韓国には推計6万に余とも言われている邦人が存在する。
唯、問題は有事の際に韓国が無条件で自衛隊機の離着陸等の行動を許すかという問題がある。
現在の日韓の間の政治的な軋轢の中ではなかなか難しいのが実情だ。
航空自衛隊輸送機
4/25に核事件の強行が有るかという危険性があったが、結果的には行われなかった。
その代り北鮮の海岸線に於いて戦車などによる一斉射撃が行われた。
北朝鮮軍の一斉射撃訓練 (01)
しかし、ある報道によると、下の写真は合成写真の疑いが出て来た。
自衛隊関係の専門家は3重に置かれた砲門の一斉射撃は危険性があるので、
実際このようなことは無ないと指摘している。
最近は写真技術のレベルが向上しているので、強ち嘘では有るまい。
注意深く見て欲しい。指摘通り不自然である。
実弾を発射することは危険な行為である。敵弾が命中したら大惨事になりかねない。
同じ写真を重ね合わせているようにみえる・・
北朝鮮軍の一斉射撃訓練 (02)
サイバー攻撃
4/29のミサイル発射失敗など立て続けに増えている。初めは北鮮の事故で有るとされていたが、
失敗率が88%という数字もある。これが事実としたら異常である。ミサイルは途中で事故を想定して自爆が出来る。
恣意的に自爆させたかあるいは別な事情かである。最近、サイバー説が出て来た。
予めミサイルの電子基板の上のチップに、細工をしておくのである。
そして、ミサイル発射数秒後に自爆装置が作動する仕掛けである。
チップは北朝鮮では製造は無理である。他国が細工したチップを知らずに輸入すると、
このような事故が多発するようになる。作動指示するのは他国の命令による。
これがサイバー攻撃なのだ。北朝鮮が対策を講じないと、何時までもこのような結果が起こる。
現在、中国や米国はそれを実際に行っているとされてる。
特集 ・2
朝鮮半島情勢のその後(政治面)
ご承知乗通り 米国連合軍は黄海、日本海周辺を完全に包囲した状態だ。戦闘機、爆撃機も地上配備を完了している。
軍事的には完全包囲状態である。大統領の命令が有れば北朝鮮の北部の核基地には、バンカーバスターという、
地下深くに届くミサイルが撃ち込まれ、あらゆるものが吹き飛ばされる。
38度線上の戦車や砲台もマザー爆弾で、吹き飛んでしまうであろう。
黄海周辺の原子力潜水艦からはトマホークが飛んで行く。
シリアでの59発のトマホークのような事態が、
また、朝鮮半島に再現されるのである。シリアの場合は態と精度を落としていたし、
予めロシアにも事前通告されていたので、大損害にならなかった。
しかし、今度はそんな事は起りえない。確実に命中させるであろう。
トマホーク
ジェームズ・マティス国防長官
現在の米国の主要政府スタッフは、 マティス国防長官、マクマスター大統領補佐官 、テラーソン国務長官である。
この3人がトランプ大統領を支えて、今回の軍事作戦を行っている。
マクマスター大統領補佐官
上記の二人は卓越したプロの軍人である。そして、マクスマスターは歴史学のPhDの資格を持っている。
過去の米国の軍事面での歴史を熟知してる。このことが今回遺憾なく発揮されている。
テラーソン国務長官
レックス・テラーソン国務長官 は元エクソンモービル会長で、ロシアの中枢とは昵懇の中である。
ロシアのラブロフ外相やプーチン大統領とも強い繫がりがある。
ロシアから勲章まで授与されているのである。日本とはまるで繫がり深さが違う。
金正恩書記長 金保衛部・部長
北朝鮮の中枢は不明な部分が多い。国民にも充分公開されている訳ではないが、
金正恩書記長と金保衛相が、今回の軍事作戦の中枢で有ろうと思う。詳細は筆者には分からない 。
5/03現在、米国人(北鮮の大学の会計学の教授)を拘束した。3人目である。姑息な事をしたものだ。
もう、追い詰められて人質の手しか残っていないようだ。
日露会談
4/27に日露会談が予定通りモスクワで行われた。主要内容は予め設定されていた北方領土にまつわる事項であったであろう。
しかし、今回はさらに北朝鮮問題に関わる米国大統領からの、ロシア大統領への意志の伝達も有ったと思われる。
その詳細は極秘であるから勿論公表はないだろう。
その後、5/02(米国時間)に 米国大統領とプーチン大統領との間で電話会談が有った。
恐らく安倍首相の訪露を見ての電話会談である。その結果、万宝峰号の5/08からの運航は中止となった。
これは日露会談の大きな成果である。将来を見越しての政治取引であったであろう。
これで北朝鮮の思惑は崩れた。ますます追い詰められて行ったのである。
国際政治は微妙で怖いものである。一瞬で大きく変化する。
台湾総統
今回の米国軍の軍事行動で大きな影響を受けたのは台湾である。先に米国は従来の中国一国制度から
少し変化を見せ始めた。オバマ時代とは大きく変わって来ている。台湾は独立した国家であるよ云うような認識である。
これは中華人民共和国=中国にして見れば核心的利益の侵害である。強硬に反対している。
台湾には武器輸出を約束。F-35などの最新鋭戦闘機などとされている。また、沖縄の軍事施設の台湾海峡付近への、
一部移設も検討されている。中国にとっては大変な脅威となる。大陸までは至近距離である。
習近平・国家主席
北朝鮮の行動に対して、米中会談の後中国の締め付けが段々きつくなって来た。
石炭の輸入停止と返却や石油輸送管の閉鎖の実施?である。
確かに北朝鮮ではガソリンの販売が外交官以外はSTOPしている模様だ。
買占めも行われている。防衛本能による対抗策かも・・・
中国からの石油はパラフインの含有量が多いので、一度コックを締めると石油が固まってしまい、
再開が不可能になるという情報がある。それがSTOPが簡単に出来ない理由のようだ。
高麗航空は減便の筈であったが、今度は増便に転じている。面白い不可思議な現象が出ている。
それはロシアの万宝峰号の運航に関連するのであろう。
米中関係はニクソン大統領の頃から、急速に外交政策が変わって来た。
今回の米中会談でどの程度また変化が出て来ているのかは、次回もう少し別な観点から書いてみたい。
韓国大統領選挙候補者
5/09には韓国の大統領選挙が行われる。文、安候補者に最終的には絞られ、
支持率は現在40%程度の文候補が有利との予想である。
何れにしても左派系の候補者で、当選後は北よりの外交政策を取るであろうと予想されている。
一番の問題はTHAADの設置の問題である。これは中国・ロシアが強硬に反対してる。
いずれ、この問題で大きく米韓がギクシャクして来る。
トランプ&金 会談
5/02の段階で飛び出して来たスクープだ。どこまで本当なのかは解らない。画餅かもしれない。
ここで見えて来る事は・・米国が軍事面の準備を完了し、国際金融経済的な対策を既に取り終えた上の、
余裕と北鮮に対する揺さぶりであろう。北鮮が応じるかは全く予想出来ない。
中国、ロシアが距離を置いたり、離反寸前で有れば暴発も考えられる。
そうなれば一発で北鮮は崩壊するであろう。
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