澤田商店 青畳のブログ

きれい・たたみ
きれい・ふすま

母とお蕎麦を食べに

2014年06月30日 | 日記
母がお付き合い頂いている雑誌「かがり火」の発行者様のご紹介で岐阜の
とあるお蕎麦屋さんと知り合いになりました。
岐阜まで食べに行こう!と言っていたのですが肝心の母が少し体調を崩して
なかなか実現していませんでした。

お医者様に診てもらっても特に悪いところは見つからないのですが、
しんどい・・と口癖のように言う毎日。
歳のせいなのかすっかり気弱になってしまいました。

それがようやく暖かくなって少し気力も戻ったようで、車で行けば大丈夫!
と誘って思い切って行ってきました。
名古屋で上の息子も合流して5人で岐阜県加茂郡までドライブ。


名古屋からほぼ1時間で到着。
ナビの言う通り田舎の細い道を入って行くと、突然、そば畑に囲まれた隠れ家のようなお店が現れます。
素敵な佇まいで一同感激~!
ちょうど満開のそばの白い花がやわらかく輝いていて、素晴らしい景色でした。


    

    そばの花
    

    お店の全景
    

とってもやさしいお蕎麦で、3種類のお蕎麦とそば茶漬けのコースでおなか一杯!
お出汁の味が絶品で蕎麦湯で割って飲んでも塩辛すぎることがなく後味もさっぱり。

ほぼお蕎麦メニューだけで一品とか天ぷらはあまりありませんが、コースで食べればいろんなお蕎麦を食べられておもしろそうです。
もちろんお酒やお蕎麦に合うワインも置いてありました。
車で走っていてたまたま見つけられるようなお店ではないのに次々にお客様も来られて忙しそうでした。
お世話になりありがとうございました。


帰りは犬山城に寄り道。

    
    
    

    木曽川を望む
    

    城内
    


今回の日帰り旅行はなにより母がすごく喜んでくれて、母を元気づけるという当初の目的が完璧に果たせたと思います。
家族でワイワイ言いながら行けたのも良かったんでしょうね。




お蕎麦屋さんはこちら   
そばの里 深萱ふ~ど 岐阜県加茂郡坂祝町深萱482
定休日 月・火
   



熊野古道 語り部

2014年06月25日 | 日記
去年熊野古道でクラス会をやりました。

その時に現地で案内してくれた友人は語り部をやっております。

このたび晴れて新聞の一面デビュー!



    朝日新聞大阪版の夕刊記事
    


指さしポーズをカッコ良く決めてます~ 

まじめな彼は英語ガイドの勉強もして、とても頑張っております。

世界遺産熊野古道が「蟻の熊野詣」と言われた時代のように

ますます賑わうといいですね。






三休橋筋のガス灯

2014年06月20日 | 日記
大阪船場の中央を南北に走る三休橋筋にガス灯が設置されました。

大阪ガスと「うずの会」(堺屋太一さん代表)が合わせて50基を寄贈されたそうです。

通りかかったので写真を撮ってみました。

レトロな姿が街の雰囲気にマッチして、とても良い感じですね。


    今橋の南あたり
    

    浪花教会のあたり
    

    ぼろスマホではこれが限度・・
    


火が灯っているところはこちらでご覧になってください。
http://semba.keizai.biz/photoflash/150/ (船場経済新聞さんの記事)


ガス灯と言えば、ガスビルの玄関にも確かありましたよね? 暖かくてやさしい光のイメージ・・。

三休橋筋は中之島の中央公会堂から道頓堀まで続く船場の中心と言っても良いような道路です。

周辺の道に比べると広くて歩道も整備されていて大変歩きやすく、お散歩コースにぴったり。

古い洋風建築も多く、地元の方たちが頑張って歴史ある街並みを守っておられるようで素晴らしいですね!




宇治十帖

2014年06月03日 | 日記
二日目の朝。
お天気は最高~!雨女の心配は外れてくれました。

再び京阪淀屋橋で10時に待ち合わせ、特急電車に乗り込みました。
中書島で宇治線に乗り換え宇治で降ります。ほぼ1時間で到着。

中学生の頃以来久しぶりの宇治!
駅舎も新しくおしゃれで時の流れを感じます。

すぐに宇治橋を渡ります。
日本三古橋の一つだそうです。

    宇治川をバックに紫式部像
    


大改装されてきれいになった平等院に到着。
チケット売り場には行列が!

    入場して中から門を撮ったところ。
    

さすがに世界遺産、境内は観光客で大賑わいです。

    阿字池から鳳凰堂を望む
    

ここで修学旅行のバスガイドさんの説明を盗み聞きしたところによると、左右の翼廊と中心部の中堂は
つながっていなくてバランス良く見せる為に配置されているとのこと。なるほどー。
ちなみに現在屋根の上にある鳳凰はレプリカだそうです。

    何とか正面から撮ろうとしましたが、十円玉のような全体写真は無理でした。
    

鳳翔館には本物の鳳凰や鳳凰堂の内部の極彩色が再現されていて、鳳凰堂内部の壁を飾る楽器を奏でながら天を舞う雲中供養菩薩像も間近で見られます。

    鳳翔館出口の近くに梵鐘。
    

梵鐘は60円切手のデザインになっていたそうです。そういえば鐘の絵でしたね。
全面に天女、獅子の浮彫が施されていて美しい鐘です。
天下の三名鐘の一つとされていて、音の三井寺、銘の神護寺、姿形の平等院と言われているそうです。

せっかく来たのだから鳳凰堂内に入ってみようと拝観を申し込みました。2時間待ち!
待ち時間の間に源氏物語ミュージアムへ!

    橘橋
    

    朝霧橋
    

    朝霧橋から宇治神社を望みながら対岸へ。
     
    
    橘橋のたもとにある浮舟と匂の宮の像。
    

ミュージアムでは宇治十帖を中心に展示され、映像展示室では橋姫と浮舟の二つの物語(短編映画)を見ることができます。
姫たちの愛憎の世界にどっぷりと浸ったのも束の間、平等院へ戻る時間となりました。

宇治上神社、宇治神社を経由して、二つの橋を渡って再び平等院鳳凰堂へ。

    翼廊への入り口。
    

内部は本尊の阿弥陀如来が鎮座されており、その周りの壁には楽器を奏でながら舞う52体の
雲中供養菩薩が阿弥陀如来様を取り囲むように配置されています。

係りの方が丁寧に説明してくださいます。拝観料は300円。

ありがたい阿弥陀様なのに、なぜか手を合わせる人はいないのですよ。
私は隅からそっと拝ませてもらいました。

お蕎麦とお茶屋さんの抹茶ソフト白玉あんこ入りを食べて、お腹も満足して二日間の京都の旅は終了。
鞍馬~貴船、四条、宇治・・・知ってるようで知らない京都。
見逃したところもいっぱいあり、またゆっくり歩いてみたいですね。