男のいけばなと暮らし

いけばな小原流を通して「ほっ。」とできる日々を楽しんでいます。みなさんも心落ち着ける暮らしをはじめませんか。

秋の散り紅葉

2006-10-31 21:12:28 | Weblog
散り紅葉は、秋の山間の風趣をとらえたもので、山奥に紅葉して散り落ちた楓の葉が、水のまにまに流れて、今ここに浮きつ沈みつしているという、動的な、しかも文学的なイメージを表現しようとする「いけばな」なんですよ。
花材…苔つつじ/女郎花/竜胆/日蔭/紅葉<直立型>

新しい仲間

2006-10-30 22:36:24 | 研究会
今年最後の研究会に新しい仲間が加わっていましたw。
それも「男性」。
僕よりも10歳は若いんですが・・・。
初等科の男性の「花意匠/かたむけるかたち」です。
すごくキレイに入っていると思いませんか?
もちろん95点の札が上がっていました

見事95点!!

2006-10-30 22:11:38 | 研究会
男友達が「花意匠/かたむけるかたち」で見事95点を獲得していましたw。
日に日に上達していく成長ぶりに"ウカウカ"していられない思いです・・・。
良きライバルとしてお互いに頑張っていくぞぉ~!


中景描写にて生ける

2006-10-29 23:16:25 | 研究会
今日の午後からは専門教授者研究会w。
一年中用いられる木瓜を使っての「中景描写」での作品です。
遠くに注がれていた目をやや近くに向けて、大きく広がった景観から繋みになった低木の風情が主眼となる生け方。
花材の出生をふまえて限られた取り合わせと、定められた挿法によって景観美を表現する技法なんですよ

研究会の結果。

2006-10-29 22:51:07 | 研究会
今年最後の研究会の結果は90点という結果に・・・。
玉シダの使い方がポイントだったように思える。
色が鮮やかでキレイなんですが難しいんだよな!
「タ・マ・シ・ダ」って・・・(泣)
玉シダ…タマシダ科ネフロレピス属。
紀伊半島、伊豆半島にも自生するシダで、葉は長くて数十㎝にもなり1回羽状複葉で多数の羽片(小葉)がつき、切り花によく使われる品種です。
しかし、僕にとっては「曲者」なんだぁ~。

華精流いけばな展

2006-10-28 19:39:39 | Weblog
華精流家元の出身地にて「華精流いけばな展ー色・音・風ー」が開催され、他流派を拝見する事も勉強になるため足を運んでみましたw。
新鮮、健康、明朗の三位一体化を花の世界に取り入れるという事がテーマなんだとか・・・。
こちらの作品は家元の作品です。
流派こそ違いがあるものの、花と触れ合っている方の想いって同じなのかも知れませんね

頂きもので・・・。

2006-10-28 00:37:58 | 瓶花
庭にある「あけびを頂いたので生けてみましたw。
花材…アケビ②鶏頭②竜胆①
木通(アケビ)アケビ科アケビ属。
実が熟して割れたさまが人の「あくび」に似ている事から「アケビ」。
実がパックリ口を開けるように「明け実」→「アケビ」になったんだとか・・・。
白い中身は食べられ、漢字の「木通」は利尿作用のある"小水が通じるつるの木"からきているんだってw。
グルメブームによって酢の物やお浸し、和え物の具などの山菜として店頭に並んでいるんですよ!
しかし、いけばなの「アケビ」も実りを感じませんか?

研究会のお稽古

2006-10-26 23:14:58 | 花意匠
今週末に行われる研究会用のお稽古。
花材…石化エニシダ③バラ③玉シダ⑤
花型…花意匠/ひらくかたち
最も苦手とする花型"ひらくかたち"だけに、敬遠していて久しく生けていない。
果たしてどうなるのか不安がつのる。
石化エニシダ…マメ科エニシダ(金雀枝)という黄色い花の咲く植物の石化枝の事です。 花言葉=謙虚。
果たして結果はいかに

「小原流⑩」

2006-10-25 21:34:49 | イベント
兵庫県いけばな展「ふれあいの祭典 VOL.13」
自宅の庭に咲いていた「ヤツデ」を題材にされた作品w。
ユリの色合いもステキだと思いませんか?
こちらの先生は花屋さんで購入するのではなく、自宅で自然に育ったものを使われるのが素晴らしく、ステキな先生なんだよなぁ~。